それにしても「マイナポータルに追加したら良いと思う事」なのだ。

　“マイナポータル”という、政府が運営するオンラインサービスがある。子育てや介護をはじめとする行政手続がワンストップでできたり、行政機関からのお知らせを確認できたりする。利用するには、基本的に、マイナンバーカードが必要になる。ここで扱う情報はかなりプライベートな物なので、セキュリティががしっかりしており、ログイン時にはマイナンバーカードが必要だし、ログイン時にはログインアナウンスが設定したメールを通じて行われたり、ログインや利用内容、ログアウト履歴も自動的にされていくようになているし、履歴も簡単に確認する事ができるようになっている。
　そんな上手く活用できれば便利なマイナポータルなんだけど、筆者は初心者で、でも初心者なりにもっと便利になるアイデアが思い浮かんだので、多分政府も利用を向上させる意見/アイデアは大いに求めている事だろうから、アイデアを提供しようと思ったのだ。
　で、そのアイデアとは、『利用履歴にグローバルIPアドレスも記載する』というものだ。グローバルIPアドレスとは、インターネットに接続する端末が個々に持つ識別番号で、これをネットで調べると利用者がいるおおよその場所がわかるのだ。これがわかる意味は、不正アクセスを判別しやすくなる点にあり、変な場所からの利用があったかどうかがすぐわかる。
　実はインターネットで接続している相手方には、こちらの色々な情報が伝わっていて、グローバルIPアドレスもその一つで、他にはホスト名（契約しているプロバイダ名がわかる的な物）、OSやブラウザのバージョン等々がある。実は、利用履歴にホスト名もあった方がより確実だとは思ったのだけど、基本的に自分しか見ない情報とはいえ、そこまで記載されているとちょっと監視されている感が強いので、提案しなかった。ま、どうせほぼ確実に政府側のサーバーのログには、それら含めた取得できるだけの情報全てが残っている事だろうから、確認請求した際には教えてくれるシステムになっていれば良いと思う。
　とまあ、通常の利用向上ではないけれど、いざという時に便利な機能の追加を提案したいと思うので、提案書をまとめ・・・行政は重箱の隅をつつくのが大好きなようなのでその辺に気を配りながら、提案書をまとめようと思うので、今日は眠れないのだ。