それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「AIが描くCGの是非論争に加わってみる」なのだ。

2023-06-23 19:59:36 | Weblog
 AIが描くグラドル写真集「AIグラビアアイドル・さつきあい」が発売され、早々に販売中止になった。どうも出版社に相当の抗議が寄せられたようで、結果それに屈してしまったようだ。
 この顛末に「当然だ」と思っているアンチAI派の意見の中で、かなりよく、というか毎回見かけるのが「AIはネットのデータで勝手に学習して、そこから“答え”を出しているだけだから、それは端的に言えばパクりで、それで商売するなんてまかりならん!」みたいな意見だ。これに対しての意見で納得したのは「パクリパクリって言うけど、パクリ元を示された事って一度も見た事無い」って物。確かに、と思った。
 筆者的には、上記のようなAIアンチ派の意見には全く賛同できない。というのも、じゃああなたは、人間は、全くの独学で、何の影響も受けずに“答え”を出しているのですか?・・・と。あれこれを見たり聞いたり読んだり遊んだりと、何かしらの経験を蓄積した上で、必要に応じて一定の形式に沿った“答え”を出しているのではないですか?・・・って言うか、絶対そうでしょ。こう考えたら、AIのCGを否定するのはどうなのかと・・・というわけなのだ。
 「AIアートはどこかで見たような印象で、オリジナリティが感じらなれない」という意見もよく見る。人間だって、模倣や型通りの教育から入って、あれこれ経験しているうちに個性が形成される。というか、完璧に模倣する力が無く、色々な影響が大なり小なり混じり合うから、“個性”という形に落ち着くのだ。AIの凄い所は、完璧に純粋に模倣し、量産できる所でもある。人間は、到底かなわない。また、現時点のAIにオリジナリティが感じられなかったとしても、人間が経験からも個性が生まれるように、AIも更に経験させていって、「今までに無いタッチで」って注文つければ、オリジナリティも生まれる事だろう。ま、それが“素敵”であるかどうかは分からないけど。ま、AIアートの素晴らしさは、AIが死んだ後に評価されるのかもしれないね。ゴッホとかみたいに。
 パソコンが普及しだしてCGが誰でも結構手軽に描ける(作れる)ようになった頃。CG、つまりデジタルアートに対して、アナログアートの人達は「良いと思わない」みたいな否定的な事を言う人が多かった記憶がある。映画のCG合成は、昔も今も、「CGだから、画に迫力が感じられない」と言う人が大勢いる。でも、CGは無くなる事なく、むしろ使われる場が広がっている。なら、AIの描くCGだって、今後は、否定派はいなくならないだろうけど、肯定派、上手く使う人の方が増えて“日常”になっていくんじゃないかしら?
 そう言えばいつだったか、有名作家のある絵画の一部が失われてしまって、AIで他の作品を学習して欠損した部分を予想して補完する・・・そんなプロジェクトがあったはずだ。確かNHKで観たと思う。で、確か、海外の専門家の人も、番組上は、結果に対して絶賛していたと思う。ただ、筆者的には何か懐疑的に観た記憶がある・・・ような気がする。
 ・・・と、AIの描くCGについてあれこれ考えていると、考えは尽きず、今日は寝る事ができないかもしれない。
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それにしても「マイナンバーカードの今と未来を考えてみた」なのだ。

2023-06-13 17:57:03 | Weblog
 マイナンバーカードに関するトラブルが、ちょいちょいニュースになる今日この頃。多分、全ては運営側に問題があると思われる。システム作りや発行、作業に携わる人達がきちんとマイナンバーカードについて理解し、今やっている事が何のための仕事なのか理解していれば、大概の事は防げていたのだろう。ま、行政の現代社会の会社としての意識の低さが招いた結果・・・なのかもしれない。
 で、ちょいちょい発生するニュースについて色々なコメントがネットに溢れている中、「マイナンバーカードの必要性が感じられない(から必要無い)」という声が、毎回多々見られる。けど、筆者はこれについては意見がある。
 例えば免許証だって、毎日車を運転していて毎日免許証を所持していても、別にしょっちゅう使うものではないだろう。車を運転しない人なら尚更だ。マイナンバーカードも、人によってはほとんど使う事がない物。だけど、特定の事をする時、いざという時に必要な物・・・という事なのだろう。現在は利用が始まったばかりの必須時代への過渡期で、「マイナンバーカードは持っていなくても平気」なんて事が平然と言えるぬるいタイミングでしかない・・・と思えるのだ。
 多分マイナンバーカードは、今後色んな機能を兼ね備えて、一人一人が所持必須な物になるのだろう。でも、いきなりそこへ切り替えなかった政府には、賞賛を贈りたい。だって、いきなり切り替えていたら、もっと重大なトラブルが多発して大混乱が発生していたに違いないから。現在、微々たる運用でもトラブル連発している事が証拠だ。
 経済で「日本の会社の意思決定は遅すぎる!」と、世界から言われがちらしい。会社だけじゃなく、日本は行政も立法も司法も世の中の流れより動きが遅い。ただ、昨今の世界情勢から「独裁政権の方が意思決定・行動は早いけど、民主主義の方が決定した事柄は信頼性が高く、間違いが少ない」みたいな事が言われている・・・けど、日本の場合はどうなんだろう。民主主義な事は確実だけど、決定した事柄の信頼性は・・・?
 それと、もしかしたらだけど、マイナンバーカードは「必要性が感じられない」という多くの声に応えて、将来は何をするにも必要になるかもね。現在の社員証みたく、どこそこへ行くためのゲートを開けるために、何それを買うために、マイナンバーカードを逐一スキャンする事になり、行動データは全て保存され、万が一の時は参照されてしまう・・・そんな時代。その代わり、落とさないように、体内に所持できるようにして、あ、カードだと大きいのでマイクロチップにして、必要に応じてバーコードとかで手の甲とか首筋とかに表示できて・・・。そんなサイバー時代。ああ、マイナンバーカードは夢が広がるなぁ・・・なんて考えていたら今日は眠るのが遅くなるかもしれない。
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それにしても「マイナンバーカードの今と未来を考えてみた」なのだ。

2023-06-13 17:57:03 | Weblog
 マイナンバーカードに関するトラブルが、ちょいちょいニュースになる今日この頃。多分、全ては運営側に問題があると思われる。システム作りや発行、作業に携わる人達がきちんとマイナンバーカードについて理解し、今やっている事が何のための仕事なのか理解していれば、大概の事は防げていたのだろう。ま、行政の現代社会の会社としての意識の低さが招いた結果・・・なのかもしれない。
 で、ちょいちょい発生するニュースについて色々なコメントがネットに溢れている中、「マイナンバーカードの必要性が感じられない(から必要無い)」という声が、毎回多々見られる。けど、筆者はこれについては意見がある。
 例えば免許証だって、毎日車を運転していて毎日免許証を所持していても、別にしょっちゅう使うものではないだろう。車を運転しない人なら尚更だ。マイナンバーカードも、人によってはほとんど使う事がない物。だけど、特定の事をする時、いざという時に必要な物・・・という事なのだろう。現在は利用が始まったばかりの必須時代への過渡期で、「マイナンバーカードは持っていなくても平気」なんて事が平然と言えるぬるいタイミングでしかない・・・と思えるのだ。
 多分マイナンバーカードは、今後色んな機能を兼ね備えて、一人一人が所持必須な物になるのだろう。でも、いきなりそこへ切り替えなかった政府には、賞賛を贈りたい。だって、いきなり切り替えていたら、もっと重大なトラブルが多発して大混乱が発生していたに違いないから。現在、微々たる運用でもトラブル連発している事が証拠だ。
 経済で「日本の会社の意思決定は遅すぎる!」と、世界から言われがちらしい。会社だけじゃなく、日本は行政も立法も司法も世の中の流れより動きが遅い。ただ、昨今の世界情勢から「独裁政権の方が意思決定・行動は早いけど、民主主義の方が決定した事柄は信頼性が高く、間違いが少ない」みたいな事が言われている・・・けど、日本の場合はどうなんだろう。民主主義な事は確実だけど、決定した事柄の信頼性は・・・?
 それと、もしかしたらだけど、マイナンバーカードは「必要性が感じられない」という多くの声に応えて、将来は何をするにも必要になるかもね。現在の社員証みたく、どこそこへ行くためのゲートを開けるために、何それを買うために、マイナンバーカードを逐一スキャンする事になり、行動データは全て保存され、万が一の時は参照されてしまう・・・そんな時代。その代わり、落とさないように、体内に所持できるようにして、あ、カードだと大きいのでマイクロチップにして、必要に応じてバーコードとかで手の甲とか首筋とかに表示できて・・・。そんなサイバー時代。ああ、マイナンバーカードは夢が広がるなぁ・・・なんて考えていたら今日は眠るのが遅くなるかもしれない。
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