それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「ワールドカップの放送権料について」なのだ。

2023-11-23 15:48:46 | Weblog
 サッカーのワールドカップ2次予選の日本対シリア戦があったけど、日本でのテレビ等の放送が一切無かった。理由は、シリアサイドの代理店が放映権を法外な値段で日本に売りつけようとしたけど、日本はそれを突っぱねて放送無しを選んだためだ。
 この放送無し事案は、試合当日前後大きな話題となり、結果放送無しになった件でJFAの田嶋会長は謝罪とお気持ち表明などあったけど、ネットの反応は「英断!」「ぼったくりに屈するな!」「今後の大きな試金石だ!」と、概ね好意的に受け入れられていた。で、日本での放送はなかったけど、何やかんやでネットを通じて試合を観る事は結構簡単にでき、深夜帯に関わらず、少なくとも10万人はリアルタイムで試合を観ていたようだ。
 また、聞く所によると、次の北朝鮮戦も、ホームの北朝鮮は話がまとまらなかったシリア戦以上の値段をふっかけようとしているとか。きな臭国家とかの場合、莫大な放送権料が戦争資金に回され、なんなら日本方面に飛ばすミサイルになる可能性は極めて高い・・・という声もちらほら。
 この事案を受け、結構多くの人がネタにしているようなので、筆者もいっちょかみしようと思い立ち、ちょっと目先を変えられればという事で、ポイントを「2026年開催予定の次のワールドカップテレビ放送」にしようと思ったのだ。
 筆者的には、次回は日本戦のみ+αの購入程度で良いと思う。もし自由が効くなら、日本戦の予選の3試合と、本戦の初戦から3回戦までと決勝の4試合の計7試合をマスト購入にして、後は状況次第で。これが割高過ぎるなら、割安セットを検討する。ワールドカップ本大会の日本向け放送権料は、1998年フランス大会が5.5億円。2022年カタール大会では350億円だったそうな。という事は、次回は500億円程度だろうか?ま、何にしても日本向けの値段は、他のどの国よりずば抜けて高いと聞く。前回ですら、高すぎて手が出ないとギリギリだったので、次回はもう本気で手が出ないと思われる。
 次回は全部で104試合予定されていると聞く。で、出場枠拡大の効果で、FIFAランキングが50位代は当たり前、80位以上も本大会予選に参加できるかもしれない。となると、全試合放送も大変だけど、それとは別に、予選も本戦初戦も実力差からぬるい試合が連発するかもしれない。
 テレビ放送によるファン獲得の目線的には、現状で日本戦以外を90分フルタイムをリアルタイムで観ようと思うライトなファンは、例えゴールデンタイムであっても、ほぼ0だろう。しかも、次回はアメリカ辺りで開催されるので、時差的に、多分全試合深夜頃となる事だろう。となるとライトなファンは一切観ないと言っても過言じゃないだろう。で、今回のシリア戦の例もあるように、熱心なファンは何とかして観る。もしかしたら、次回もFIFAが公式で全試合をネット中継して、無料で視聴できるかもしれない。
 あと、Jリーグの2050年までの目標的にも、“放送権料ぼったっくり撲滅”も加えた方が良いだろう。ま、多分一番効果的なのは、日本のサッカー関係者がFIFAの会長になる事に違いない。そこで「日本なめなよ?」と改革するのだ。
 そんなこんなで、ワールドカップ関連の放送権料は、男子だけじゃなく女子側もふっかけられているようなので、どうなっていくのか楽しみで、とりあえず、話題に上がるのは当分先なので、今日はぐっすり寝ようと思うのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

それにしても「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023の感想と展望」なのだ。

2023-11-20 17:36:15 | Weblog
 アジアプロ野球チャンピオンシップ2023が開催され、日本が優勝した。おめでとうございます。ただ、半年前のWBC優勝ほど盛り上がっていない気がする。で、それに関係あるかどうか分からないけど、頑張った選手や監督達をくさすつもりは何ら無いけど、大会についてはちょっと思う所がある。
 大会のルール的に、若手の育成が目的の一つなのだろう。でも、野球の世界では、アメリカと世界のトップを取り合う位置にいる日本なのだから、日本プロ野球の成長のためには、優勝よりももっと別の経験を積ませるよう仕組むべきだ、と思うのだ。
 で、どうするかなんだけど、まずは『大会開催地を日本以外にする』。アウェーでは、慣れない事の連続で肉体や精神が削られ、いつもの実力を発揮するのは難しい。日本プロ野球の選手は、他の競技に比べると、かなりぬるい環境にあると思う。基本、海外に出ないし、国内でも、練習場所や食事や移動手段は基本的にチームが用意してくれるし、道具はチームやスポンサーが用意してくれると聞く。大谷翔平とかみたいな100%野球に打ち込んでいる人ではない殆どの選手は、自分が遊ぶ事以外に殆ど出費しなくて良い環境。自チームのイベントのトークショーでは、フランクさを通り越しただらけ感漂う姿勢を見せる人もちらほら。多分、他の競技の選手達は、やっかみも含めて、相当白い目で見ていると思うのだ。というわけで、精神をもっと鍛えて色々と強くなるるために、国外試合をやるべきだろ思うのだ。
 次に、出場国。若手はそこまでではないかもしれないけど、日本はプロ野球界の世界のトップを争う位置にいる存在なのだから、アジアの国々では格が落ち、勝って当たり前感が漂う。なので、『アメリカ、メキシコ、キューバと大会を組む』。試合場所は、海外ならどこでも構わない。これなら、強いチームばかりなので、相当気合いを入れないと勝てないだろう。ま、アメリカはあいかわらずマイナーリーグからの選手ばかりになるかもだけど、日本にとっては貴重な経験になるに違いない。それに、密かにメジャーを目指している選手も沢山いるだろうから、良い経験になる。もしかしたら、そこで向こうのスカウトの目に留まるかもしれない。もしかしたら、アメリカで野球の認識が高まって、WBCとかの国際大会にメジャーの選手がしっかり出るようになるかもしれない。
 ま、何にしても、筆者の考えは海外での試合になるので、NPBは興業が減るって理由で反対する可能性が高いと思える。とはいえ、来年以降の事は知らないけど、毎年やっている大会でもないので、この大会はたま~の小銭稼ぎと考えて、基本、というか無くて当たり前の意識で、完全選手育成第一で挑んでみてはどうだろうか?名前も、『ワールドプロ野球チャンピオンシップ』と変えて。・・・という事をNPBに提案してみようと思うので、提案書まとめのために今日は寝てなんていられないのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

それにしても「誰が為のAIガイドライン」なのだ。

2023-11-13 19:56:18 | Weblog
 政府が、AIガイドラインなる10原則を作ろうとしている。中身は「人間中心」をモットーに、あれこれ詰め込まれようとしているようなんだけど、まとめると「AIは使い方によっては危険だから、作る人も使う人も気を付けてね」という感じだ。
 ま、なんて言うか、こんな物の作成に何十人?何百人?も集って、何百時間?何千時間?も費やしているんだろうけど、「無駄な事しているなぁ」て印象だ。だって、これを決めたとして何が良くなるんだろう?罰則が無いのだから、基本無視されるでしょ。今年から始まった、自転車利用者のヘルメット着用は“努力義務”だけど、どれだけの人が従ってどれだけの効果を上げたの?
 大体、罰則付きにした所で、海外勢にどう対応するの?メーカーもサーバーも海外にあり、Web上で使用するツールをどこまで規制できるの?LINEが、日本国内にサーバーを置かなければならない決まりを破っていた時も、ろくにチェックもできてなかったし、ろくに罰も与えていなかったし、データが中国・韓国から見られ放題だった件も、どうせ未だに真に潰せてないでしょ。
 罰則付きにしないなら、そちらに力を割くのはもう最小にして、現在国民が不利益を被っている、被る可能性が高い事例がいくつもあるんだから、そちらを早々に規制していただきたい。例えば、社外秘情報の窃盗・リーク、転売、虐待を受ける児童の保護、外国人の日本の土地の大量保有とかとか。与党の人達の言い分を聞いていると、人権を蔑ろにしない事を強く意識するあまり、悪意をのさばらせる世の中になってしまっている。この辺、外国では厳しく対応しているようだよ?
 ChatGPTが流行った頃、首相とメーカーの社長がAIについて対談をして、対談後の会見で、社長はAIを使った未来を語ったけど、首相は規制について語った。筆者は、これを見た時、即座にひどく落胆した。「見ようとしている世界が違う・・・」と。政治家が夢ばっかり語ったり、支援者が喜ぶことばかり実行しようとするのも困るけど、伸びしろをぶった切る事から始めるのはどうなんだろ?
 というわけで、筆者的には政府に、未来を語るAIを密かに開発していて欲しい。基本ニュートラルな視点で、忌憚ない考えをドンドン発信するような物であって欲しい。そんな世界を夢見て、今日は眠る事にしよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

それにしても「サッカーワールドカップに得するFIFAランキングとは」なのだ。

2023-11-03 12:23:42 | Weblog
 サッカーで、2034年開催予定のワールドカップが、サウジアラビアになりそうだというニュースを見た。開催に手を挙げていたのは、サウジアラビアとオーストラリアを主とした連合(マレーシア、シンガポール、インドネシアの計4カ国)で、オーストラリア連合が手を下げた結果だとか。
 このニュースにサッカーファンは悲喜こもごものようだけど、サッカーに詳しくない筆者的には別の部分が気になったのだ。それは2030年開催が、スペインとポルトガル、モロッコの共催国にウルグアイとアルゼンチン、パラグアイを加えた異例の広域開催に決定していたという事だ。場所によっては予選が終わったら本戦のために飛行機移動が必須であり、試合後の疲労回復どころか、長距離移動で疲れて、なんなら時差ボケもかかるかもしれないという、とことん選手に厳しい状況が想像できた。
 そして、2034年開催に関するニュースを見た時は、筆者は「日本はFIFAランキング15位以内にならないと厳しいかも」と思った。ワールドカップは、大会に48チームが出場し、予選は3カ国毎のグループで16個に分かれて総当たり戦を行い、その上位2チームが決勝トーナメントに進出する。で、このグループ分けは、現状通りの抽選方式であれば、開催国+FIFAランキング上位から並べた16チーム×3セットがポット毎に分けられ、それぞれのポットから1チームずつ引いて、A~Pの16グループが決まる事だろう。このポットの2、3セット目だと強敵に当たりやすくなる。なので、ポット1に入るべくFIFAランキングを15位以内まであげておきたい・・・と思ったのだ。
 でも、開催国が6カ国だと、FIFAランキング10位以内が必要となり、まあ現実的な数字ではない。ってか、今後開催国が連合を組むのは、求められる開催条件的に、ほぼほぼ避けられない。で、連合が10カ国とかになって、そこしか手を挙げなかったらどうなるのだろう?しかも、この連合はほぼ確実にFIFAランキング30位以下が大体だろうし。ま、そうなったら、ポット2が得なんだろうね。だって強敵が揃うはずのポット1に弱々チームが多数入っているんだから、ポット1の強チームはポット2の強チームとグループになる確率が相当高くなり、ポット2の強チームはポット1と3の弱チームとグループになる確立が相当高くなるのだから。となると、日本はFIFAランキングを15~11位辺りをキープするのがワールドカップ的に良いのかも。ま、夢みたいな話だけど。
 それにしても、サッカーのワールドカップは、開催地移動と疲労問題で今後もめるだろうね。そしたら、『開催国は1カ国と準開催国15カ国』・・・みたいな事になるかも。予選は開催国と準開催国で行い、決勝トーナメントは開催国でのみ行うって感じ。予選と決勝の間は1週間程空けて、コンディション整え時間をたっぷり設ける。準開催国は、自動ワールドカップ出場権はもらえない。とはいえ、開催すれば、そこそこのお金は手に入る事だろうからメリットはあるはずだ。準開催国の条件は、4万人規模サッカー場が1つと、比較的近場に練習できるサッカー場が3つある事・・・かな。
 ただ何にしても、1グループ3チームの形式は、予選の最終日は既に本戦進出が決まっている事が多いだろうから、ターンオーバーや戦略的無気力試合が増えるんだろうね。開催国連合にFIFAランキング30位以下が多ければ、決勝トーナメント的に何なら予選は2位通過の方が良いかもしれないしね。
 そんな感じで、素人がちょこっと考えただけであれこれ問題が思い浮かぶけど、現場の経験豊富な方々は織り込み済みで、当然しっかり対応して、筆者の浅はかさを白日の下にさらす事だろう。あー、恥ずかしい。恥ずかしいなぁ。もう既に恥ずかしすぎて身もだえが止まらず、今日はなかなか眠る事ができないかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする