それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「そのCM、問題ありゃしませんか?」なのだ。

2025-01-30 17:43:56 | Weblog
 フジテレビの騒動で、多くのスポンサーがCM差し止めを要請し、フジテレビの多くの番組でCM枠が余った結果、そこを埋めるべくACジャパンのCM何種類かがヘビーローテーションしている。その中の一つ、なかやまきんに君による「なかやまケンミャーーーク!」と叫ぶ検脈促進CMは、初めこそ「面白い」と評判だったものの、ヘビーローテーション故にすぐに「洗脳されてる気分になる」等、とばっちりを受ける事になってしまった例もある。
 そんな中、筆者が気になったのは「あなたのためだから・・・」というCM。内容は、野球教室を眺める少年にコーチが「野球やってくか?」と声とをかけるも帰ってしまう。そして、テストで良い点をとった少年に、母親は「今は勉強だけしていれば良いの」「全部あなたのためだから」と説き伏せ、そこで「子どもの精神的幸福度37位(先進38カ国中)」とテロップが表示される。そして、また野球教室のそばを通りかかった少年にコーチが声をかけると、少年はカバンを投げ出し野球の輪に加わろうと走り出す。そして「子どもの心を尊重していますか?」とテロップが出る。これを見た瞬間、筆者は凄く苦々しく否定的な思いがわき上がった。
 これ、何も考えずに観たら、子どもを尊重しようって素敵な感じに思えるだろうけど、その実、日本をゴミクズ底辺国へ誘う最悪のCMだよ。「数字は嘘をつかないが嘘つきは数字を使う」の良い例だね。っていうのも、普通の子どもの思う幸福って、要は自分がしたい事、欲しい物が何でも手に入る事だ。お菓子食べ放題。テレビ見放題。マンガ読み放題。ゲームやり放題。「あれが欲しいで何でもすぐに手に入る。勉強なんてやらない。でも、一切怒られない。子どもは、これらの片鱗が手に入りつつも、途中で阻害されれば幸福なんて感じやしない。不満だけが日々募る。基本的に、子どもは自己中で自制心が超薄いんだから、「幸福」なんてものを基準にした自主性に任せていたら、いわゆるバカで自堕落でゴミしか生み出さない最低人間しかできあがらないのだ。その先にあるのは、自分の人生の思い通りに行かなさっぷりの辛い現実と、日本の衰退だ。
 大人だって、幸福だと考えられる日々を送っている人なんて、早々いない。「これをやる事は幸福ではない」と分かっていても、生きていくために自制してやる。2024年に大好きな野球で大活躍した大谷翔平に、現在幸福か否かと聞いたら、幸福だと答えるだろう。でも、「満足は一切していない」と付け加えるに違いない。そして、周りが酒だタバコだ夜遊びだと喜び楽しみを感じながら不摂生をする中、それらに見向きもせず自分を律して更なる野球の高みを目指す。
 何で勉強が嫌なのか?難しいから?大変だから?勉強が楽になる方法、勉強をする意味、得られる未来をきちんと理解させないから、ただただそう思うのだ。全てが思い通りに行かないと真の幸福は得られないのだろうから、幸福なんてものを基準に物事をとらえるのは、生きる事の足を引っ張る行為にしかならない。こんなミスリードの方を多く引き起こす元になるであろうCMが、バンバン流されるのは日本のためにならないと未来を懸念して、即時消去する事を切に願い、その旨のメールと思うので、丁寧な文面を作るために今日は寝ないで推敲しようと思うのだ。
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それにしても「刀鍛冶見学者に見る日本の未来」なのだ。

2025-01-28 17:02:16 | Weblog
 日森よしの・作、たままる・著「鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ」というマンガを読んだ。内容は、異世界に転生した主人公が、チートの助けを借りながら、慕ってくる女性達と暮らし(段々人数が増える)ながら、鍛冶屋ライフを謳歌していく・・・みたいな感じ。これの巻末マンガで、連載にあたって質を高めるために、刀鍛冶工房に取材に行った事が描かれていた。
 で、取材現場では、同じ日に外国人数人も体験に来ていて、どうも日本人より外国人の方が申し込みが多いのだとか。なので、説明の基本は英語なのだとか。で、マンガ家の人は外国人の人達と話したら、その人達はアニメが好きで、そこそこ話が盛り上がった様子。
 いやー、刀鍛冶なんかに興味を持ってわざわざ外国から学びに来るって事は、何かしら好きになるきっかけがあったって事で、それがアニメっていうのは、まぁ納得・・・って感じ。このエピソードを読んで、やっぱアニメ(マンガ)は、日本の文化を世界に広げる重要なツールになっているって改めて痛感。同時に、実写ドラマの時代劇はもう死にジャンルだけど、実写ドラマはそういう意味で大して貢献していない、劣っていると心に刻まなきゃダメだ。外国人観光客が「あのドラマに影響を受けて日本へ来ました」っていうのを聞いた事がない。それに対して、神奈川県のある場所なんか、マンガ(アニメ)のスラムダンクの聖地だって事で、外国人が大勢訪れて、地元住民が完全に拒否感を示している模様。
 現在、日本政府は、日本を観光立国にしようと画策している。で、何年前だか忘れたけど、『クールジャパン』を銘打って、アニメやアイドルとかのサブカルチャーを世界にアピールしようとした事もある。果たして、それが世界にいくらかでも浸透したのか?上記のような外国人達は、アニメ制作会社やマンガの出版社が、“独自”に世界に売り込んだ賜ではないのか?今回、クールジャパンの事についてネットで検索したら、最近でも、国とか経団連等の大きな組織が関わる感じでのアニメ等の底支えや世界への発信のプロジェクトが、いくつか動いている模様。実際、アニメ業界は、相当なブラック体質で、やる気の搾取で成り立っているようなので、制作費が上がって、末端の手取りが上がったら良いね。あと、声優の一回あたりのギャラアップも。とはいえ、基本売り物に興味がない連中が、売り物になるって打算の気持ちで踏み込んできて口を挟んだら、売り物の質は大抵低下するって事は歴史が証明しているので、政府とかはお金だけ出して、不正がないかのチェックだけして、口は一切出さない方が良いだろう。
 テレビ局では、結構前に聞いた話では、ドラマ部門に配属されたら大きな顔をして歩くけど、アニメの部門に所属するとバカにされるとか。ま、世間でも、アニメ好きな人に対する視線は芳しくない。アニメオタクは当然の事、軽くでもアニメや何かのキャラ好きを言おうものなら「キショッ」って下に見られ、ましてやそれが萌え要素を持っていようものなら犯罪者予備軍を見る目になる。ま、これは、マンガやアニメが日本に貢献してきた事より、マンガやアニメ好きな人が世間でやらかしてきた事と、世間に隠れて密室で盛り上がっている姿を盗み見られた事の、数十年の積み重ねが作り上げた全体像なので、マンガやアニメ好きの肩身が狭いのは当分変わらないだろう。
 とはいえ、日本のマンガやアニメは世界一クラスなので、これをもっと大いに高めるたなら、世界唯一の国を作り出す事に繋がるだろうから、毎年鬼滅の刃クラスの大ヒット作品を生み出すべく、追い越せディズニー!の気持ちで頑張っていただけると、ジャポニズムが再台頭し、筆者も楽しくなるかもしれない。そんな日をあれこれ夢想していたら、今日は寝られないかもしれないのだ。
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それにしても「多分大激震中のフジテレビに光明を差し伸べてみる」なのだ。

2025-01-23 16:39:30 | Weblog
 元SMAPのリーダーで国民的タレントの中居正広が女性とトラブルを起こし、多額の解決金を支払っていたとされる問題がすっぱ抜かれ、現場となった会食の設定にフジテレビ社員が関与していたとする疑惑が湧き上がった。で、それを受けて、フジテレビの闇の体質の噂が次々浮上した。そして、確たる物は第三者にはよく分からないままも、騒動発生以降、中居元メンバーのレギュラー番組は次々放送終了し、フジテレビもスポンサーの信用を大きく失い、CM差し止めを申し出た企業が75社を超えたとか。そして今日、中居元メンバーは芸能界引退を発表した。
 この状況で、フジテレビの先を考えたら、中居元メンバーに関係ないその他全てのレギュラー番組の存続も厳しくなるだろうけど、特にこの3月の番組改編期の特番は大変だろうね。大概が、企画はもう決まり、スポンサー集めも基本的に終わって、収録用意のラストスパートって段階だろうに、そのスポンサーが大いに抜けた可能性があるからね。番組制作の危機でしょ。活動資金がなくなったのだから。で、この騒ぎがどこまで続くのか分からないけど、夏恒例の27時間テレビも放送は厳しいかも。
 ・・・とまあ、この辺の事は色んな人が言及しているだろうから、筆者は逆張りをして、スポンサー離れの状況を、「ピンチはチャンス!」とする考え方をフジテレビに提供してみたいと思う。
 それは、番組作りの面倒くさい制約が一つ無くなった!・・・という点だ。テレビにおいて、スポンサーを軽んじる、イメージを毀損するのはもっての外。放送するドラマの家庭内電気機器や飲酒時の飲み物、主人公が乗る車とかとか。意識が低いと、番組スポンサーの同業他社の商品を使ってしまう。これ、スポンサーは超激怒します。また、刑事ドラマで、犯人が飲酒や自動車が直接の原因として事件を起こす事、これは同業他社の商品であっても大いに嫌います。ま、とにかく、番組作りにおいて、昨今のコンプライアンスを意識しなければならない事も面倒くさいけど、スポンサーの目も大いに面倒くさく、時に表現の幅を狭められるのだ。でも、この度幸か不幸かスポンサーが離れた。となると、他局ではできない表現が可能になった!・・・とも考えられる。
 フジテレビは、「制約が厳しくてやりたい事ができない」・・・と、番組出演お笑い芸人何人もが代弁していた。なら、チャンスじゃない。他局は持っていないアドバンテージを得たのだから。これで、大いに面白い番組が作れるってものでしょ。制作費?人様のお金で自分の懐痛めないずるいやり方を改めて、一切自分達でまかなうようにすれば良い。殆どの業界、会社は、スポンサーに頼らず頑張っています。近年のフジテレビは、視聴率を全体的にとれなくなってきている。なので、「楽しくなければテレビじゃない」のスローガンをもう一度強く意識して、局の体質、運営も含めて、新たなフジテレビにリスポーンするさー!
 この提言が、このブログのままではフジテレビに届かないので、何とかなりそうな局の発言力のある人にDMしようと思い、そのアドレスを調べるために、今日は寝ないで調査しよう・・・と思う筆者は、なんてフジテレビ思いなんだろうと感心するのでした。
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それにしても「映画の吹き替え声が「合ってないなぁ」で思った事」なのだ。

2025-01-18 16:48:37 | Weblog
 映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」を観た。内容は、地球存続に害をなす人類を粛清しようと思ったテロリストによって地球各地に眠る巨大怪獣が次々目覚め大変な事になったならゴジラがそれに立ち向かって人類は右往左往するのだった・・・みたいな感じ。感想は、映像はスゴいけど、ストーリー・・・というか、出てくるメイン人物の言動が全然理解できず、もったいないなぁ・・・って感じだ。
 この映画、はじめは吹き替え版で観出したのだが、冒頭で主人公の博士がしゃべった途端、その酷さに辟易して、字幕版に切り替えた。で、何が酷いのかというと、「その顔、その齢で、そんな若い、高い声は出ないよ」って、俳優と吹き替えの声が乖離していたのだ。ネットで検索してみると、世の人達の多くが同じ感想を抱いていた。そして演じた俳優自身も、「合っているのか?」「自分で良いのか?」と、関係者に口にしたそうだから、一番悪いのはその配役を推し進めた大人達に他ならない。
 ただ、救いがあると思えるのは、筆者含めネットの反応は「声が合っていない」が大多数であって、「下手!」ではないという点だ。ま、筆者は第一声で切ってしまったので、下手かどうかに関しては何とも言えないのだけど。で、もし下手で無かったなら、もっとやりようがあったろうと思ってしまったのだ。そのやりようとは『音声の加工』だ。
 単純な音声加工で考えられるのは、音程だかピッチを下げる方法。そうすれば音が低くなる。元々の録音時にちょい低めの声を出し、更に何やかんや加工して、映画の俳優が出しそうな声色に近づければ良い!・・・と思えたのだ。
 で、そんな事を考えていて、ふと思ったのは、映像作品の演者の“声”って、あまりいじられない感じだなぁ・・・って。顔は、演じる状況や年齢とかによって、傷付けたり汚したり皺を付けたり、なんならモンスターに特殊加工する事だって、しょっちゅうある。でも、声って「別人か?」ってレベルまで加工は早々してないよね?できないの?技術的に。それとも、演者サイドのNGで?実写系3DCGで実写演者とCGの合成は、どこからどこまでがCGなのかわからないレベルでリアルだよ。これは、何の加工も努力も無しで、偶々楽々得られる結果では無いのだけど。
 映画の吹き替え声優起用で、その時々で売れてる俳優とかタレントとかお笑い芸人が起用されて、「合ってない!」「下手!」と酷評される事は、多々ある。昔から、枚挙に暇が無い。でも無くならない。それはなぜか?ま、その業界の人達が何ら問題視していないからに他ならないだろう。悪いと思っていたら、直そうとする。もっと良くなると思ったら、努力する。でも、何十年も変わっていないという事は、そういう事なんだろう。なので、これからも変わる事は無いだろう。そんな人達に今回のアイデアを届けたいと思った時、どこにすれば良いのか。きっちり見定めようと思ったら、今日は眠れないかも知れない。
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それにしても「ひらめきについて語ったテレビ番組を観てひらめいた事」なのだ。

2025-01-13 16:09:58 | Weblog
 テレビ欄を見て最近存在を知った「いまからサイエンス」という、サイエンストピック深掘り番組を観た。その回は、“ひらめき”がテーマで、番組冒頭は加藤浩次を含むMC二人がひらめきについて自分の経験や知っている事について自信満々に話していた。で、その後研究者も同席して、ひらめきや記憶とかについて、現時点で分かっていると考えられている事をあれこれ紹介・説明があり、番組終盤はその研究者のターニングポイントについて時間が割かれていた。で、そこで、高校生で脳に興味を持ったけど、その頃の技術的に研究は難しいだろうと考えて、ちょっと違う分野の研究の道へ進んだけど、ある時一冊の本に出会い、そこに書かれている事が今の研究への鞍替えに繋がった・・・なんて事が語られた。・・・んだけど、そこで筆者は「テレビは、浅はかだなぁ」と思ったのだ。
 研究者の人が、その本を読んで考えついた事。それこそ“ひらめき”じゃない!この回のテーマである所の。筆者は即座にそれに気付いたけど、MC達はスルー。「そうだったんですねぇ」ってぬるい相づち程度。ま、MCはしょうがないか。どうせ毎回興味もない事を、スタッフが用意した台本に沿って、機械的に言動を発しているだけだろうだから。でも、ディレクターはダメよ。しっかり気付いて、ナレーションやテロップでしっかりフォローしないと。ま、結局、制作スタッフもやっている事に大して興味がなく、目の前に積まれた仕事だからって、何も考えずに右から左へ処理しているだけなんだろうなぁ。結果、お菓子をボリボリ食べながら観ている学のない筆者が簡単に気付いた事に、一切気が付かない。
 そういえば、以前観た番組で、ある大地震についてマグニチュードで強さを表したけど、数分後の別の大地震については強さを震度で表していた。え?二つを比較できないじゃん。単位を変える意味は何?ってか、不親切じゃね?・・・と思った事が思い出された。
 近年いわれる、若者のテレビ離れ。テレビ以外に面白い・楽しい事が増えたから、そっちに行ってしまったためだと言われているけど、要はテレビがつまらなくなったからだと思うのだ。やれコンプライアンスやルッキズムやなんだで表現の規制が強まったから、予算が減ったから面白いテレビが作れなくなった!・・・と、制作サイドの代弁をするかの如く愚痴っているお笑い芸人をちょいちょいテレビで見かけるけど、マンガだって同じような規制がかかっているし、苦情の対象にもなっている。でも、マンガは次々とヒット作が生まれている。結局は、やる気と才能でしょ。最高の食材が揃ってたって、料理人の腕がしょぼかったら、できあがる料理も質の低い物になる。冷蔵庫の雑多な残り物でだって、料理人の腕次第で、美味しい物はできるのだ。筆者的に、テレビがつまらなくなったのは、20年前、40年間とかのテレビの事は全く知らないけど、昔より制作スタッフの質が大きく低下したからだと思う。これは、筆者のような程度の低い者でも気付くようなダメな事(ま、程度の低いヤツが考えるダメなんて、本当にダメかどうか怪しいけど)を、平然とやらかしているという点での評価だ。とはいえ、それは今の人達だけが悪いなんて言わない。しっかり後進の育成をしてこなかったこれまでの人達の、落ち度でもあろう。で、質悪い上に、闇のスポンサーとのつながりで、嘘や大げさやゴリ押しを詰め込む。そりゃ、多くの日本人に沿わない物作っているのだから、見向きされないどころか嫌われてもしょうがない。で、その制作方針に対して、多くの人が「止めろ!」って言っているのに、一切無視して、自ら邁進しているのだから、視聴率低下、テレビが嫌われるのは当然の流れだと思うのだ。ま、あくまで筆者個人の考え方だけど。
 そんな感じで、たまたま観たテレビ番組から最近のテレビに関する思いまでを書き綴ったわけなんだけど、これはひらめきでも何でもない。ダラーっとテレビとかニュースを観ていたら、自然とひっかかって集まる物を並べただけだ。あ、でも、番組でリラックスする事がひらめきに繋がる事が多いとか行っていたから、やっぱこれもひらめきなのかも。とりあえず、テレビに対する考え方のマイルストーンとして記しておこう。
 で、違う事についてもうちょっとひらめきが欲しいと思っているので、ボーッとリラックスをしようと思っているので、もしかしたら寝るのが遅くなってしまうかもしれないのだ。
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それにしても「Adobeさんにフォント関連でお願いしたい事」なのだ。

2025-01-08 17:09:18 | Weblog
 パソコンでテキストをからめたデザインをやるなら、フォントが重要になってくる。パソコンに当初から入っているフォントでは、特にポップな物を作りたいと思った時、イメージに合わないチープな物が出来がちだからだ。なので、筆者はフォントをなるべく多くインストールして、アプリのフォントリストの中に沢山並ぶフォントの中からイメージに合う物を選んでいる。
 ただ、そんな感じでフォントを片っ端から突っ込んでたら、ある日デザインに使っているソフトのPhotoshopの動作が重くなった。具体的には、ソフト起動後しばらくは、クリックとか全動作に対する反応が1秒遅れぐらいになるのだ。で、初めは壊れたかと思ったけど、あれこれ改善策を試した結果、問題はフォントの数だった。多分600個辺りを超えると、PCのスペックとかお構いなしに反応が遅れる・・・そんな感じだった。で、もう使わないだろうフォント、使用頻度が極めて低いフォントとかを削除したて500個ぐらいに減らした結果、反応速度は元に戻った。
 そんなエピソードを語りつつ、今回提案したいのはAdobeさんに『Adobe製品のフォントマネージャー』ないし『Photoshopにフォントマネージャー機能』を作ってほしいという事だ。普通は、PCにインストールされている全てのフォントがアプリのフォントリストに表示される。でも、上記のようにフォントが多すぎるとアプリの挙動に不具合が出るし、フォントリストから目当てのフォントを探すのも苦労する。そこで登場するフォントマネージャーは、PCにインストールされているフォントから使用する/しないを選択できるので、PCにインストールされているフォントでも、インストールされていないかのようにアプリのフォントリスト表示される事になるのだ。機能として、「セット」が作れて、普段デザイン用とか特殊ケース1用とか用意する事で、色々な状況にクリック2つで対応できる。セットを変更したら、フォントマネージャーの再読み込みボタンでフォントリストは更新される。
 この機能のメリットは、フォントをPCから削除しないでも良い点にある。PCにはデフォルトインストールされていて、自分は絶対に使用しないのに、絶対に削除できないフォントが沢山ある。英語以外の外国語フォントとか飾り具的なフォントとか。それが実際削除できたら、PCの動作に影響が出るのだろうか?ま、ネット検索とかで、英語以外の外国語フォントが使われている場合は、文字化けしちゃうかな。そういう事も考えられるので、PCから削除しなくてもアプリのフォントリストから削れるのはメリットだと思う。
 そして、フォントリストはPhotoshopでもIllustratorとかとかでも同じであった方が好ましいし、個々のアプリ毎で設定するのはめんどいので、できればAdobe製品全てを一括管理できる独立アプリであって欲しいけど、とりあえずお試しでPhotoshopにだけでもあって欲しい。Adobe製品には「Adobe Fonts」というのがあるけど、この機能はないので、そこに追加でも良いかも。
 ・・・と色々書いてきたけど、分からないのは、この機能があったとして、インストールされたフォントが500個以上だとアプリの動作に異常が出ちゃうんじゃないか?・・・と。現時点では不明・・・なんだけど、そこはAdobeさんに頑張って動作が重くならないよう作っていただきたい。ってか、めんどい、作りたくないというなら、そもそもフォント数が10000くらいまでインストールしてても、挙動がおかしくならない仕様にしてほしい。この不具合(?)は20年前ぐらいから変わらず内包され続けている。
 というわけで、これらを提案書にまとめて早いとこAdobeさんにお送りしたいと思うので、今日は寝てなんかいられないのだ。
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それにしても「自分に合う上の立場の人と出会いたい」なのだ。

2025-01-04 15:46:24 | Weblog
 人を叱りつけるマジックワードがある。主なのは「お前は、頑張り(努力)が足りない」「言い訳するな」「すぐ人に答えを聞いていては成長できない」「ふてくされていたら成長できない」といったものだ。これらは、失敗の内容にかかわらず、あらゆる場合の失敗者の心を締め付ける事が可能な言葉だ。
 でも、これらを使うと、被叱責者は心を閉ざしがちだ。というのも、この不快で非生産的な時間がどんなに長く続こうとも、自分の成長には1mm程度しか繋がらないからという事に気付いているからだ。ちなみに、成長の1mmとは、失敗したら不快で非生産的な時間を過ごす事になるので失敗しないように気を付けよう・・・という程度の思いだ。
 で、なぜ不快に思うのかについては、人間の特性なのでしょうがないとして、なぜ非生産的と思うかは、結局正解を教えてくれないためだ。失敗したのは、運もあるだろうけど、失敗をしないための知識・経験が足りなかったためでもあろう。で、ただただ失敗した事を叱責されても、別にその出来事に対する対策は一向に身につかないのだ。その後で、失敗しないための反省を自分のみでしたとて、失敗した人が考えた対抗策が正解である確率は低い。・・・というか、勘違いの結論にたどり着く確率の方が高い。なら、二度と同じ事を繰り返さないよう、経験や知識豊富であろう叱責者が、正解の一例や二例をアドバイスすべきでしょう。で、それすら「全部自分で考えろ!」ってなったら、もうあなたは完全にジャマですよ。先達者なのに、一つも教授、指導しない。いてもいなくても変わらないのに、失敗した時だけ大きな顔して出てくる。というか、成功しても、その成功を横取りする。もう、そんな人に敬意なんて払えませんっての。
 で、そんな思いがはらわたを煮えくりかえらせたとしても、なかなか上の立場の人にそんな事を言えないし、どんなに論理的に説明しても気持ちは伝わらないだろうし、ちょっとでも口答えしようものならむかつくヤツ認定されるだけだけだろう。ま、下の立場の人の思いなんて関係なく、上の立場の人はのさばり続ける。なので、近年はさらに上の人に苦情を申し立てる事が手段の一つとして認められがちなので、会社の規模が大きければ、とっとと上~の方の人に上申しちゃった方が良いでしょう。中小の会社の場合は、社内に頼れないので、社外の発言力のある団体に相談するか、もうその人との関係を諦めて、結局は失敗しない事が一番なので、自分が何とか頑張って、自分で成長を感じたら、とっとと転職した方が良いだろう。退社理由が「人間関係のせい」と考える人は、口にはしないだろうけど、相当多いと思う。
 とまあ、そんな事を考えてしまう今日この頃で、この事の考えを深めていたらイライラムカムカがたかまって、今日は寝る事なんてできないだろう。
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