平日の朝はお弁当を作るので、
だいたい5時半前くらいに起きます。
起きたら、まずテレビをつけます。
NHKのニュースを見ています。
NHKの天気予報が1番わかりやすい気がして。
それからずっと付けっ放し。
5時、6時、7時のニュース、朝ドラ、あさイチ
と流れています。
あさイチが終わり次の国会中継が始まると
テレビ消すんですが、掃除したりしていると
そのまま流れている場合があります。
昨日もそんな感じで、あさイチが終わって
いつの間にか国会中継に変わっていました。
コンロや換気扇のフードなどを掃除していたら
知ってる単語が出てきました。
皇極天皇
ん?!と思って聞いてみたら
天皇陛下の退位についてのことを、
国会で話しているようでした。
ちゃんと聞いていたわけではありませんが
その話してる議員さんは、
歴代の天皇の退位について
譲位して上皇になった割合がどうとか、
皇極天皇が譲位し上皇になった始め、
というようなことを言っていたようです。
7、8世紀の天皇が譲位して上皇などになるのと
平安時代に譲位して上皇とか院、法王になるのと
政治体制も状況もかなり違うし
まとめられることかな?とふと思いましたが、
まぁそんなことはわかってることなんですよね。
で、皇極天皇です。
私の大好きな奈良の神社の中でも
特に心惹かれる神社が、明日香村の稲淵にある
明日香川上坐宇須多岐比売神社
あすかかわかみにいますうすたきひめじんじゃ
です。
とても長い名称ですが、この名前も好きです。
神社の名前がすでに祝詞みたいで。
祝詞
のりと、と読みます。
神社で厄払いとか祈願などすると
独特節回しで
祈願した人の名前や住所を入れて、
祈願内容を神様に届く言葉で伝えてくれますが
あれが祝詞です。
祝詞ってちゃんと聞いてると、
対の言葉を多用して、とてもリズミカルで
ちょっと音楽的な感じがして、
きれいだなぁと思います。
祈願内容や祈願者は皆別々なので
基本的には祝詞は
その人その人に合わせたオーダーメイドです。
でも、どこの神社も多くの場合は
合格祈願とか、家内安全、心願成就、
商売繁昌、除災招福とか、祈願の種類も
決まったものが多いので
それに対応する定型のような祝詞があって
それをベースに祝詞が挙げられているようです。
神社に勤めたことはないので
正確ではないかもしれませんが、
いろいろな神社で、ほぼ似たような
形式の祝詞が使われていますから
そういうことだと思います。
でも、時々、かなりオリジナリティのある祝詞を
聞くことがあります。
そういう時は、嬉しくてゾクゾクします(笑)
反対にあまりに定型のみで終わられると
私が祝詞を作った方がいいかも、
と思うこともあります、作れませんけど(笑)
話しが外れました…皇極天皇です。
皇極天皇は女性の天皇です。
舒明天皇の奥様で、天智天皇、天武天皇、
孝徳天皇皇后のお母様です。
皇極天皇は一度、退位されましたが
もう一度即位されて、
のちに斉明天皇と呼ばれています。
日本書紀 皇極天皇元年八月に
天皇、南淵の河上に幸して、跪きて四方を拝む。
天を仰ぎて祈り給ふ。即ち、雷なりて大雨ふる。
遂に雨ふること五日。あまねく天下を潤す。
という記事があります。
日照りで人々が苦しんでいたので
皇極天皇自ら雨乞いをして、雨を降らせた
という記事で、
天皇自ら呪術的な祈祷を行ったと、
正史である日本書紀に載っています。
ほんとに祈祷によって雨が降ったかはともかく、
天皇が自ら行う大きな雨乞いの祭りをした結果、
と思われる頃合いに、雨が降ったんだろうな、
と思います。
その祭祀を行った場所と比定されるのが
今の明日香村の稲淵にある
明日香川上坐宇須多岐比売神社の
あたりだそうです。
当時がどのようだったか、定かではありませんが
現在の明日香川上坐宇須多岐比売神社のあたりは
静かで、神社の前には清水の小川が流れて
とても澄んだ場所です。
神社の建物や参道の階段もかなり古びて、
壊れている箇所もあったりします。
そういう古い、お参りの人も少ないような神社は
ちょっと荒んだ感じがあったり、
神様がいらっしゃるとはとても思えないような
感じになっていることが多いのですが
宇須多岐比売神社は、
そういう負の雰囲気がありません。
それは明日香という土地の力なのか、
ご祭神のお力なのか、
お世話をしている神社や村の方々の
お気持ちによるのか…
宇須多岐比売神社に初めてお参りした時、
とても気持ちのよい場所だと思い
それから、明日香に行く時はお参りさせて
いただくようになりました。
祈りが叶うかどうかはわかりませんが
祈りを深く聞いてくださるような
そんな神社です。
皇極天皇もお祈りしながら、
そんな気がしたかもしれないと
思うようなところです。
神社までのバスはないので、歩きです。
石舞台古墳から、さらに歩いて3、40分。
あとは車か、自転車です。
でも、坂があります。
棚田の景色を見ながら歩くのも
とても気持ち良いんですよ。
ただ夕方などに行くのはちょっと
道にあまり街灯がなさそうなので
日が暮れてしまうと、大変かも?です。
明日香川上坐宇須多岐比売神社 お社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/87/0af468b0768ee889cb845e038078cb3b.jpg)
他の宇須多岐比売神社の写真が
見つからないんですけど…
神社までもかなり歩きますが、
神社前に着いても、
お社まで、かなり階段を上ります。
階段を上って、何メートルか坂を上って
お社です。
ちょっと大変ですが、
比売様のお社でゆっくりさせていただくと
落ち着くかと思います。
自販機などはないので
飲み物は持参で。
だいたい5時半前くらいに起きます。
起きたら、まずテレビをつけます。
NHKのニュースを見ています。
NHKの天気予報が1番わかりやすい気がして。
それからずっと付けっ放し。
5時、6時、7時のニュース、朝ドラ、あさイチ
と流れています。
あさイチが終わり次の国会中継が始まると
テレビ消すんですが、掃除したりしていると
そのまま流れている場合があります。
昨日もそんな感じで、あさイチが終わって
いつの間にか国会中継に変わっていました。
コンロや換気扇のフードなどを掃除していたら
知ってる単語が出てきました。
皇極天皇
ん?!と思って聞いてみたら
天皇陛下の退位についてのことを、
国会で話しているようでした。
ちゃんと聞いていたわけではありませんが
その話してる議員さんは、
歴代の天皇の退位について
譲位して上皇になった割合がどうとか、
皇極天皇が譲位し上皇になった始め、
というようなことを言っていたようです。
7、8世紀の天皇が譲位して上皇などになるのと
平安時代に譲位して上皇とか院、法王になるのと
政治体制も状況もかなり違うし
まとめられることかな?とふと思いましたが、
まぁそんなことはわかってることなんですよね。
で、皇極天皇です。
私の大好きな奈良の神社の中でも
特に心惹かれる神社が、明日香村の稲淵にある
明日香川上坐宇須多岐比売神社
あすかかわかみにいますうすたきひめじんじゃ
です。
とても長い名称ですが、この名前も好きです。
神社の名前がすでに祝詞みたいで。
祝詞
のりと、と読みます。
神社で厄払いとか祈願などすると
独特節回しで
祈願した人の名前や住所を入れて、
祈願内容を神様に届く言葉で伝えてくれますが
あれが祝詞です。
祝詞ってちゃんと聞いてると、
対の言葉を多用して、とてもリズミカルで
ちょっと音楽的な感じがして、
きれいだなぁと思います。
祈願内容や祈願者は皆別々なので
基本的には祝詞は
その人その人に合わせたオーダーメイドです。
でも、どこの神社も多くの場合は
合格祈願とか、家内安全、心願成就、
商売繁昌、除災招福とか、祈願の種類も
決まったものが多いので
それに対応する定型のような祝詞があって
それをベースに祝詞が挙げられているようです。
神社に勤めたことはないので
正確ではないかもしれませんが、
いろいろな神社で、ほぼ似たような
形式の祝詞が使われていますから
そういうことだと思います。
でも、時々、かなりオリジナリティのある祝詞を
聞くことがあります。
そういう時は、嬉しくてゾクゾクします(笑)
反対にあまりに定型のみで終わられると
私が祝詞を作った方がいいかも、
と思うこともあります、作れませんけど(笑)
話しが外れました…皇極天皇です。
皇極天皇は女性の天皇です。
舒明天皇の奥様で、天智天皇、天武天皇、
孝徳天皇皇后のお母様です。
皇極天皇は一度、退位されましたが
もう一度即位されて、
のちに斉明天皇と呼ばれています。
日本書紀 皇極天皇元年八月に
天皇、南淵の河上に幸して、跪きて四方を拝む。
天を仰ぎて祈り給ふ。即ち、雷なりて大雨ふる。
遂に雨ふること五日。あまねく天下を潤す。
という記事があります。
日照りで人々が苦しんでいたので
皇極天皇自ら雨乞いをして、雨を降らせた
という記事で、
天皇自ら呪術的な祈祷を行ったと、
正史である日本書紀に載っています。
ほんとに祈祷によって雨が降ったかはともかく、
天皇が自ら行う大きな雨乞いの祭りをした結果、
と思われる頃合いに、雨が降ったんだろうな、
と思います。
その祭祀を行った場所と比定されるのが
今の明日香村の稲淵にある
明日香川上坐宇須多岐比売神社の
あたりだそうです。
当時がどのようだったか、定かではありませんが
現在の明日香川上坐宇須多岐比売神社のあたりは
静かで、神社の前には清水の小川が流れて
とても澄んだ場所です。
神社の建物や参道の階段もかなり古びて、
壊れている箇所もあったりします。
そういう古い、お参りの人も少ないような神社は
ちょっと荒んだ感じがあったり、
神様がいらっしゃるとはとても思えないような
感じになっていることが多いのですが
宇須多岐比売神社は、
そういう負の雰囲気がありません。
それは明日香という土地の力なのか、
ご祭神のお力なのか、
お世話をしている神社や村の方々の
お気持ちによるのか…
宇須多岐比売神社に初めてお参りした時、
とても気持ちのよい場所だと思い
それから、明日香に行く時はお参りさせて
いただくようになりました。
祈りが叶うかどうかはわかりませんが
祈りを深く聞いてくださるような
そんな神社です。
皇極天皇もお祈りしながら、
そんな気がしたかもしれないと
思うようなところです。
神社までのバスはないので、歩きです。
石舞台古墳から、さらに歩いて3、40分。
あとは車か、自転車です。
でも、坂があります。
棚田の景色を見ながら歩くのも
とても気持ち良いんですよ。
ただ夕方などに行くのはちょっと
道にあまり街灯がなさそうなので
日が暮れてしまうと、大変かも?です。
明日香川上坐宇須多岐比売神社 お社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/87/0af468b0768ee889cb845e038078cb3b.jpg)
他の宇須多岐比売神社の写真が
見つからないんですけど…
神社までもかなり歩きますが、
神社前に着いても、
お社まで、かなり階段を上ります。
階段を上って、何メートルか坂を上って
お社です。
ちょっと大変ですが、
比売様のお社でゆっくりさせていただくと
落ち着くかと思います。
自販機などはないので
飲み物は持参で。