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差別が無くならないのはなぜだろう…?①

2020年06月16日 | 日々のこと
アメリカの人種差別問題が大きなうねりとなって、世界中に広がりつつあります。

こういう問題が鮮明化してきた時、
いつもどうして差別が無くならないのか、と思います。



黒人差別問題は、日本ではあまり身近に感じられないかもしれませんが…。

日本にも人種差別や、様々な差別はあります。

日本だけでなく、どこの国、どの民族、どの文化でも、人の営みのあるところ、差別がないことはないと思います。

本当にいろいろな差別が至る所にあります。

人種差別。
障害を持つ人に対する差別。
経済的なことからの差別。
住む地域、出身地による差別。
身分、階級、血筋などによる差別。
職業による差別。
ジェンダーに関する差別。
特定の病気などによる差別。
学歴、容姿、年齢などによる差別。

そういう名前のついた差別の他、
日々の生活のあらゆる場面で、人は小さな差別を重ねて生きていると言っていいほどです。


差別はよくない、
いけない、悪いことだ、
正しくない、と言うことは、
知識と理性では理解している人が大多数を占めていると思われるのに、
なぜか差別は厳然となくならない。

不思議ですよね。

今回問題になっている人種差別についても、多くの人が良くないことだ、反対だと言っていて、それも、今始まったことではないのに、今だに続いていて人種差別の問題は終わっていない。

なぜ?どうして?と思います。

私が思いつく理由はいくつか…。

まずは端的に言って、

「人は良いことだけを行うわけではないから」

じゃないかなぁ、と思います。

どんな人でも良いこともしますし
悪いこともしてしまいます。

悪いことをしてしまう時、
それはよくないことだと意識せずに
よくないことをしたり、
または、
よくないことだと知りつつも、
まぁいいかとやってしまったり、
いや、よくないけど仕方ないよね、思いつつしてしまう…。
そんなことが多いのでは、と考えます。

人がついしてしまう、ちょっと悪いかなぁという「小さなこと」や「ちょっとしたことのような感覚」


「良くないけど、でも仕方ないよね」
のような自分の気持ちや利益優先による、行為、行動、発言。

が、差別が無くならない理由の一つじゃないかなぁ?と思うのです。


これくらい、いいんじゃないか?
と思ってしまう。

そう思ってしまっても仕方ないんじゃないか?と自分の気持ちを肯定してしまう。

それが、差別してしまう心の動きの止め難さなのではないか?と考えます。


続く…。









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