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皆既月食、見れました!&卑弥呼の日食

2018年02月01日 | 日々のこと
昨日の皆既月食、欠け始めから
ブラッドムーンまでは見られましたが
復活してくる頃には、薄雲がかかって
朧月になってしまいました…。

でも、私の携帯では、ちょっと欠けてる状態の
時に写真撮っても、ちゃんと撮れなくて…。

こんな感じでしか撮れなくて

かなり残念。
肉眼では4分の1くらい欠けて見えてたんですけどね。

朝日新聞のサイトに動画があります。
月食のノーカット動画がキレイです。

動画は月食前から開始
始めはスーパーブルームーン
ブルームーンといっても、青く見えるわけではなく
1ヶ月に2度満月がある時の、2回目の満月を
ブルームーンというんだそうです。
動画の経過1:42過ぎくらいに、
ブラッドムーンが現れて
経過1:45頃に皆既月食になります。
経過3:10頃にブラッドムーンは終わります。



ところで、
何年か前の日食とか
昨日の月食などのような天体ショーがあると
卑弥呼の失脚説やアマテラスの岩戸隠れ
を思い出したりします。
古代だったら、大変だったのかなぁ、と。

アマテラスの岩戸隠れのストーリーは
皆既日食で昼なのに夜のように
暗くなって、また、太陽が現れた
というのに合致しますし
日食現象を神話的に語ったと取れますよね。

また、卑弥呼のことは
卑弥呼や邪馬台国を取り上げた
古代の歴史番組などで作家の井沢元彦さんが
日食が起こったことによって、
卑弥呼がその霊力、権威を失って殺された
というようなお話しをされていたのを
見たことがあります。

民俗学、文化人類学などで
宗教的権威を持って支配していた王や司祭者が
弱体化すると、その王を殺して新しい権威者を
迎える「王殺し」という考え方などからの
発想と思いますが。

その当時、
実際に皆既月食があったか?というと…
本当にあったらしいです。

古代天文学の皆既月食の地域を計算した論文も
あって、天文学の方も卑弥呼と
日食の関係について言及されていたりします。

卑弥呼の死の前後と見られる
247年3月24日に北九州で皆既、
または皆既に近い日食があった
(「247年3月24日の日食について」
相馬充他3名、
『国立天文台報』第14巻 15-34 P22)


でも、私はちょっと…
日食で宗教的権威が失墜、失脚って、
そうかなぁ?と思ったりします。

日食が起こって、霊力を疑われる、
ということは納得できるんですが

日食も月食も、数時間のうちに回復して
元に戻るじゃないですか?!

何日も太陽が消えたまま
月が赤いままってわけではありません。

それに、そんな風な予兆が出て来た時から、
当時の人々なら、村中、国中総出の勢いで
祭祀者を筆頭に、全身全霊をかけて
祈りを捧げているだろうと想像します。

そして、祈りの結果
消えた太陽や、月が復活してくるのですから
霊的権威が弥増すような気がするんですが…?

本当に、日食で卑弥呼が失脚したか
どうかわかりませんが…
こんな風に、日食月食みたいなことがあると
卑弥呼や古代の祭祀者を思って
当時は、命がけだったんだろうなぁと
どれだけの思いで、空を見ていただろうかと
思ったりします。

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2 コメント

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こんばんは (miku&じぃ~様)
2018-02-01 18:29:37
くるみ親様の所でも
皆既月食を観測する事が
出来たんですね
幸いじぃ~様の所でも
皆既月食を
観測する事が出来ました
月が赤銅色に染まった時は
とても感激しました。
返信する
Re:こんばんは (contiparati)
2018-02-01 18:35:16
こんばんは!

そうですか!
きれいで、そして不思議でしたね!

どうしてそう見えるという
理屈や仕組みはわかっても、
それでもやはり、不思議だなぁ
自然ってすごいなぁという感じが
しました。
最後の方は雲が少し出てきましたが
だいたい、スッキリお月様を
見ることができたので
良かったなぁと思います。
返信する

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