子供の頃、川崎大師様へ初詣に行ったことがありました。
駅に降りてすぐ、すでに並んでいて、
寒いし、あまり進まないし、途中お腹空いて、、でも、お参りしてから、と言われて、渋々並んでいたところに…
どれくらい並んでいたか、わかりませんが、やっと本殿の前まで来て
階段を上がって、もうすぐお賽銭箱の前、というところに来た時、後ろから何かが飛んで来て頭に当たりました。
それは、とても痛かった!!!
何か、
の正体は、後方の人が投げたお賽銭だったようです。
あとから、まだ、どんどん飛んできていたので。
お賽銭箱が見えるくらいまでくると、
すぐ前まで行ってから奉納するのが我慢できない、まだ、前に人がいるのに後ろの方から、お賽銭を投げる人が居たんですねー。
整理の人が拡声器で
「お賽銭を投げないでください!」
と言っていましたが、あちこちから、投げられていました。
人に当たりそうな状態でお賽銭を投げる
というのは、どういう気持ちでしていることか、よくわかりませんが…。
初詣の時のようにかなり離れた位置からお賽銭を投げるのは、特殊な事例と思いますが、そこまで離れてなくても、普通に参拝している時に、お賽銭を放り投げている方は見かけます。
それも、お賽銭箱を目の前にして、でも投げ入れているのを見かけます。
そういうのを見ると、
いつも、うーん…と思い
そしてちょっと悲しい…
ご本尊様や御祭神へ投げて渡すのかぁ、と思って。
まず神社仏閣にお参りするのは、
神様にご挨拶したり、日頃の感謝をお伝えしたり、または、何事かお願い事をしたり…のためですよね。
それなのに、お願い事をしようとしているご本尊様やご祭神にお金を投げ渡す…
相手が心が広い神様でも、
投げ入れたものを快く受け取ってくれるでしょうか?と思ったりします。
神様仏様は、人の為すことなど、いちいち気に留めないかもしれませんが…。