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ラグビーW杯 NZのハカに対して、日本なら、木遣りを歌うのはどうでしょう?

2019年11月01日 | 応援してます!
ラグビーW杯の準決勝の試合前のニュージーランドのハカの場面が話題になっています。

三角形の陣容で並んだニュージーランドに対し、
一例のV字に並んで受けたイングランド。

ニュージーランドのハカは勇壮で見ていて観客としては楽しいですが…
これからプレーする対戦相手が対抗したくなる気持ちはわかります。

そのようなイングランドの様子について、敬意を欠く行為だという非難や、何もしてはいけないのか?!などの反論など様々な意見が出てきています。




ハカの動きは、試合前に行われている状況においては、
挑発的というか、俺たちはやってやるぜ!的に見えるので、
相手チームとして、ただ黙って享受するのは試合前から、受け身になるような??感じがして、リアクションしたくなるのも理解できます。

それに、試合にハカをする事で、NZチームが一つになり、より気合いが入っていることは確かで、あの試合前の儀式は、行っているチームを利しているのに、
ハカに対し何か反応すると、敬意を欠くと非難を受けてしまう相手チームの状況は、ストレスフルで、公平とは言えないような気がします。

しかし、だからと言って、ハカの時に相手チームが声を上げたり、直接的なリアクションするのは、やはり敬意を欠く行為ではないかと思うので…


どうしたら、公平かというと…、

ハカはやらない!!
または
相手チームもハカ相当の何かをやる!!

しかないのでは?
少なくとも、ハカ相当の何かをやるか
やらないかの選択権はあっていいですよね。

フィジーやサモア、トンガはNZと対戦する時は、ハカに相当する踊りをしています。

だから、他のチームも、伝統文化に根ざしたあの場に相応しい、士気が上がるような演舞をしたらいいんじゃないか?と思うのですが、どうでしょう?


それで、日本がニュージーランドと対戦する時に、ハカに相当または対抗するようなことってなんだろうと考えました。

それをやることで、様々なことへの感謝やチームへの愛情や尊敬を表現できて、集中力や意気込みが増して、チームでプレーすることの誇りと、one teamであることをより実感できるような…そんな舞いや踊り。

ハカは戦いの前だけでなく、
お祝い事や、賓客を迎える際とか、日本の神社にも奉納されたことがあるそうです。
また、葬儀などの尊敬する恩師や、大切な家族との別れの場でもハカは行われるそうです。


多分、もともとは神や大地、自然への祈りや畏れを表す意味があったのだろうと想像しますが、
今は、どのような対象にしても、心や魂の深い思いを表現する方法なのですね。

そうなると、神仏自然への感謝、人々の繋がりを考えると、お能やお神楽の舞いがハカに1番近いような気がします。

演目の中には、掛け声も含め力強い舞いや踊りもあるので、それを15人で群舞したらさぞかし迫力あるだろうと思いますが…

お能もお神楽も笛太鼓や謡いがバックに必要ですよねー。
試合前に、太鼓や笛の人が出てくる、というのは考え難い…。

動きと声だけでできるものじゃないと…。

本当は花祭りや霜月祭りの演目の一つとか
三番叟の一節とかねぇと思うのですが
鳴り物の音無しは、魅力半減ではないかと…。

そうなると…
踊りなどの動きは置いておいて
声明か、木遣り、はどうかな?!と。

お、木遣り!!
木遣りいいかも!

伝統の節回しの曲調、
いろんなお祭りや、普通のお祝いとかでも歌われるし、清めるや地の神への祈りの意味もあって、

人数いて、皆で合わせて歌うと雰囲気あるし、かっこいいかも?
動きはないけど、どうかなぁ?

木遣りについて詳しくないですが、
江戸の火消しだけでなく
伊勢神宮の遷宮の時のご用材を運ぶ時に
木遣りを歌ったり、
御柱祭の時も山出しか里引きかの時も歌っていたと思います。

きっと選手のみなさんなら、肺活量もあって、いい声出そうな(笑)

木遣り、推します!


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