大河ドラマ おんな城主直虎 終了！ 氏真がカッコよかった！

おんな城主直虎、17日が最終回でした。
毎回、面白く、楽しんで見た大河ドラマでした。

大河ドラマらしいという意味では
本道から逸れてるタイプの大河ドラマで、
批判を受けたり、視聴率も上がらなかった
ようですが…

おんな城主直虎 平均視聴率、大河ワースト3位

ワースト1位の花燃ゆ、は
本当に面白くなかったです。
ドラマとして、面白くなかったです。

でもワースト2位の平清盛は
面白くて、ぞくぞくするなぁと思って（笑）
毎回見ていました。
多分、平安末期という時代が
時代劇としても馴染みが薄くて
衣装や言葉遣いも耳慣れないものだった
というのも、視聴率が上がらなかった要因かと
思いますけど…
当時の時代的雰囲気がよく作られているなぁと
関心しましたし
俳優さん達の演技も素晴らしかったです。
それに衣装と音楽がとにかくステキでした！
私の中では平清盛が大河ドラマでは1番です。

今年のおんな城主直虎は
歴代、ワースト3位とのことですが
直虎も、とても面白かったです。

平清盛は私には大河ドラマ的に
面白いドラマでしたが
直虎は、大河ドラマがどうとかではなく
ただ、ドラマとして毎回楽しみで、
戦国が舞台の女性が主役の話しとして
毎回楽しみに思う、面白いドラマでした。

サブタイトルにしても、楽しめましたし！

本能寺が変

何それ！って（笑）

おんな城主直虎 タイトル元ネタ一覧

始め、井伊谷の少女
というタイトルは、何かにかけてるのかな？と
思ったんですが
桶狭間に死すとか、城主はつらいよとか
綿毛の案とか、
あるいは裏切りという名の鶴
というので、
もう、絶対、タイトルで遊んでる！と
思いました。


私がとくに秀逸と思ったのは
本能寺が変
と
武田が来たりて火を放つ
と
誰がために城はある
かな。

毎回、予告でタイトル見るのも楽しみでした。

あと、信長のデフォルメが凄すぎて
おかしいくらいでしたが
でも、それが海老蔵だとぴったり（笑）
さすが海老様です。

それに、今川氏真の描かれ方が面白かったです。
桶狭間の後の今川家や氏真が
ドラマに出てくるなんて
今までみたことなかったですから！

最終回で、氏真が家康のことを

殿ぉ〜！と

呼んでいて、
徳川の家臣に加えられてるんですから
家康が主人なので、当たり前なんでしょうけど
戦国を生き抜いてる感を感じました。

信長に、蹴鞠の芸を披露していたエピソードから
来たものだろうと思いますけど。

同時代の武田氏の勝頼とは違って
氏真が戦の強い武将ではなかったから
領地を失ったあとも、死なずに生き延びて
徳川が政権とったあと文化力を糧に
今川家が高家としての地位を得たわけです。

そういう史実を知ったのも
このドラマのおかげですし
したたかな氏真の生き方がかっこいいなと
思いました。

尾上松也さんの氏真も素晴らしかったです。
さすが歌舞伎役者！
舞踊を修めているだけあって
立っていても、座っていても、歩いても
スッとして姿が美しい！
松也っていい役者さんなんだな、と思いました。


ドラマとしても
いろいろなエピソードが、ちゃんと繋がって
あれはどうしたの？みたいな拾い残しも無くて
脚本家の人ってすご〜って思いました。


来年の西郷どんはどうでしょうね？