今ごろですがDASH。
6年前の3月11日、福島DASH村。
現時点までで最後のロケとなったあの日の映像を公開。
福島DASH村での水づくり計画。
リーダー、達也さん、明雄さん、礼斗くんがいる。
完成した雨樋に水を流してみるリーダー、達也さん。
水がめのとって部分。達也さんが持ってちょい振ったらパキッととれちゃった(^^;
リーダー「あーあかんがな!折れたがな!」
笑
達也さん「取れた~」
笑
リーダーの顔が描かれた水がめにも水を入れてみる。リーダーの口の部分から水が流れ出す。この水がめリーダーの表情、最高(*^^*)
そして
新宿DASH。
リーダー、太一くん、川上さんで新宿区内の公園の生き物調査。
小さい公園だけどきれいな水場があるんですね。
ミツバチかわいいな。
水を飲んでるのか? なと思ったら水吸蜂っていう水を使ってミツを薄める役割専門のハチなのか。そうして薄めたミツを幼虫に与えているんですね。
飲めそうなくらいきれいな湧水。
リーダー「新宿にこんな場所あったんですね」
太一くんが見つけたカニ。赤ちゃんカニをいっぱいお腹にくっつけたサワガニだった。赤ちゃん抱えてるのに気づかないでカニさんを手で捕まえたら赤ちゃんカニがわらわらと・・(^^;
太一くん「産まれちゃった!産まれちゃった!(汗)」
赤ちゃんカニ、かわいい(*^^*)
無事に大きくなってくれよ。
生き物豊富な水場。
太一くん「屋上にこれ作ろうよ!」
太一くん「池を作ったらうまくいけばこんなことできるのかな?」
川上さん「いろんな生き物が来ると思いますよ」
太一くん「屋上に? すげ~。夢がある」
水道を使わず屋上に池を作るのには、
リーダー「村でやった濾過システム。」
太一くん「雨樋から」
リーダー「(雨を)溜めるやつ」
以前村で計画していた水づくりを再開。
再び村の映像。
台所、覚えてる。ひまわりの流し台。タイル貼りしてたなあ、懐かしい。
その台所に水をひくのに雨水を雨樋にためて水がめを通して濾過して使う計画だった。
そのための雨樋、水がめづくり。
達也さんたちが切り倒した杉の木を板に加工。
達也さん、太一くん、礼斗くんが待つ母屋前に元にトラックで板を運んで来た明雄さん。
太一くん「すげ~ファンキーなの乗って来たよ! 笑」
明雄さんのことを「スーパーじいちゃんだなやっぱ」って言う太一くん(*^^*)
釘を使わずに組み立てる雨樋。
そのためには板にたくさんの溝を彫らないといけないのですね。
夜になっても続く作業。
1か月後。
リーダー、達也さん、明雄さん、礼斗くん。
ようやく板の溝堀完成。
水がめづくり。
村の土を集めて大堀相馬焼の粘土を明月窯の長橋さんの指導で混ぜ合わせ、ろくろを使って成形。
粘土と格闘する32歳のベイベ。
ナレーション『うぬぼれた刑事を演じていた頃』
水がめにリーダーの顔を貼りつけたのはベイベだったか。
ベイベ「うわ、すげ~似てる!」
ベイベ「これ、誰が見ても分かるでしょ。本人が見ても分かるでしょ」
笑
ベイベ「『ワシや!』って』
笑
リーダー、愛されてるな(*^^*)
ベイベや達也さん、礼斗くんらで成形した水がめを窯で焼く。そう、この登り窯も手作りでしたよね。
達也さん、太一くんらで水がめを窯に。
3日3晩の火守り。
太一くん36歳。
ナレーション『朝の生放送の司会を引き受ける前。泊まりで火守りができた』
太一くん、焼き物班長でしたもんね。
焼き上がった水がめ。
太一くん「日焼けしてるねリーダーね」
達也さん「こんがりいい色に焼けてるね」
太一くん「ちょっと松崎しげるさんぽくなってる」
立派な水がめ3つ。
DASH村で育てた小麦からとった小麦粉と会津漆器の漆を混ぜて水がめの隙間に塗る。麦漆っていうそうで水漏れ防止になるそう。
太一くん「すごい技術がまだ残ってるんだね」
そして3月11日。
水がめに水を入れる。水がめのリーダーの口の部分から勢いよく流れ出る水。
達也さん「誰かリーダーの背中さすってあげて!」
達也さん、どんな想像しとるの(^^;
ここまでが村の日常。
この水がめは雨樋とつなげられて、あの流し台に水が流れてきっと野菜洗ったりとかいろいろ使われたんだろうな。
突然の地震。
スタッフさんこんな時も水がめを気にしてる・・
地震の時に母屋に入るなんて確かに危険。でも、きっとそれくらい大切だったんだよね。
みんな、みんな大切に作りあげたものだったんだよね。水がめも、雨樋も、流し台も、畑も、田んぼも、窯も、井戸も、母屋も。村の暮らし全部。TOKIOとスタッフさんと明雄さんはじめ地元のみなさんが一緒に長い間かかって一つ一つ作り上げたものだった。
すべてはあの時から村に眠ったまま。水づくり計画も村に眠る水がめや雨樋とともに中断したまま。
その中断したままだった計画が今、新宿で再開される。
新宿生まれの川上さんの案内で水づくり計画に必要な材料を探す達也さん、太一くん。
こんな場所に竹やぶがあるんですね。
持ち主の方に竹をいただく。達也さん、竹を切るのもお手のもの。
大学のトラックをお借りして大学まで竹を運んでいただく。
ただ竹を屋上に運ぶのがまたたいへん(^^; エレベーターは無理だからロープで吊り上げることに。
屋上にあげた竹を達也さんが半分に割る。
ベイベの『バリバリバリバリバリバリ』の映像、好きだわ~(笑) あれ、本当にすごいわ、ベイベのパワーが。
半分に割った竹を屋根に取り付ける。傾斜は100分の1勾配か。
達也さん本当に頼りになる。今さらだけど。
ここでもまた東京富士大学さんに雨樋を固定する金具をわけていただいて。ありがたいなあ。
雨樋が取り付けられて、今度は水がめ。
太一くん、水がめになる材料探し。
太一くん「ここら辺ボクの庭だからね」
太一くんが以前ビン集めした所ね。
その時に通ったお店の前に樽が置いてあるのを覚えてた太一くん。
お店の方にお話を聞いたらもう樽は使っていないと。
太一くん「ということはこれを廃棄も考えてるわけですか?」
お店の方「最終的には捨てちゃおうかなって」
太一くん「え!? 本当ですか? 」
太一くん、目の色が変わる(笑)
まわりのスタッフさんくすくす笑い(^^;
太一くん「あのう・・これ鉄腕DASHって番組で、『0円食堂』って・・」
中澤D「違います違います」
太一くん「あ、違うの? 違うんだ?」
(^^;
捨てちゃう樽、2ついただきました!
ありがとうございます。
太一くん、お店の方に「テレビ出たって自慢しちゃっていいので」って(^^;
でもかなりの重さの樽。
運ぶ要員に駆り出されたADさん。
太一くん「絶対頼りないじゃん。どう考えてもオレより頼りない子が。2人で運ぶの ? 無理じゃん」
AD中村さん「任せてください、任せてください」
ADさんも太一くんと同じ53キロか(^^;
で、樽は50キロという。
ADさんにダメだし悪態つきながら樽を運ぶヘタレ太一くん(笑)でも確かにあれじゃ太一くんの方が重いか(^^;
まわりのスタッフさん笑ってる(笑)。
ヘタレ2人でなんとか樽を車まで転がして、車に積むにはもう一人人手が必要だけど・・
太一くん「またひょろひょろじゃん!」
笑
Twitter見てたら新宿DASHのADさんはひょろひょろばっかりかってどなたかが呟いてて笑った(^^; でも本来番組ADさんって島の足立さんみたいな人の方が珍しいやろうね。
樽に穴を開けるのもおっかなびっくりの太一くん。達也さんはさらりと雨樋に穴を開ける。
樽と雨樋の間に竹を通す作業はリーダー、達也さん、ベイベ。
これで6年ごしの計画、完成!
これから池づくりがまた始まるのですね。
後日、マボ一人。
余った竹を使ってなにやら作業。
一週間後。
マボが作ってたのは竹で作ったクリスマスツリー? でしたか。
きれい(*^^*)
でもクオリティの高さから一人で作ったのじゃないと太一くんに見破られてしまうマボ(^^;
リーダー「M+1やね」
太一くん「下手したら1+Mかも」
リーダー笑
おなじみAD山口太一さんがお手伝い。
太一くん「クリスマスだね」
リーダー「新宿ならではの竹を使ってね、新しい感じやね」
リーダー「新宿の夜王 M から素敵なプレゼントやで」
太一くん「本当だ」
リーダー「来年も頑張ろう」
太一くん「ね」
最後はほっこり。
来年は池づくり。
あの瞬間、大勢の方々がたくさんの大切なものを失ったんだな。
村も普通に日常の暮らしが流れていくはずだったのに。
お蔵入りしていた映像を見ると、本当にDASH村は地元の方々にお世話になって成り立っていたのだなって思う。
水づくり企画だけを見ても、雨樋は村の裏山の杉の木を使い、水がめは村の土と地元の大堀相馬焼の粘土を使い、さらに会津漆器の漆を使い、地元の方々に指導していただいて・・
TOKIOと地元の方々の絆の深さ。今も福島で米づくりを続けているDASH。
いつか、またあの村に帰りたいですね。みんなでただいまって言って。
またDASH村での当たり前の日常に戻れる日。あの眠ったままになっている水がめからひまわりの流し台に勢いよく水が流れていく光景が、見たい。