「ぶるうらんど」 2009-02-14 10:47:44 | 本 160ページ足らずの短編連作。 一気に読んだ。 氏の友人である瀬戸内寂聴さんが、一作目を読んで 「面白いじゃない、もっと書きなさいよ」と言ったとか。 横尾さん(と言うにはおこがましいが・・)って こういう世界がわかる人だったのね 芸術家は、その世界に入り込んで「何か」を表現する。 次作がもう書きあがっているらしい。 楽しみだ。
「クマと もりと ひと」 2009-02-09 20:59:03 | 本 「クマと もりと ひと」という冊子を読んだ。 それは兵庫県の一人の中学生の女の子が、理科の自主勉強で 提出した作文から始まった。 クマを絶滅から救いたい。 それは森を救うこと。 そして森が消えたら、私たちが必要とする水もいずれ不足する。 ・ ・ ・ そんな想いから、クマを守ろうと先生と中学生たちが立ち上がった。 読んでいて、不覚にも涙が溢れてきた。 一人の男の子の言葉 「大人って、ほんまはぼくら子供に愛情なんかないんと違うかな。 自然も資源もみんな、自分たちの代で使い果たして、ぼくらに 何も置いとこうとしてくれへんな」