先日、実家へ帰ったら、家の脇の草原に私の大好きな花オオイヌノフグリが咲いていました。
私の実家は、東北地方の最南端福島県いわき市と言うところです。
そう、最近映画の「フラガール」で話題になっているスパリゾートハワイアンズ(旧 常磐ハワイアンセンター)の近くです。
東北の湘南と呼ばれているだけあって、冬でも殆ど雪は降らずに比較的暖かい場所です。
なぜ、この花が大好きかというと、私にとっては春を告げてくれる花だからです。
小学校のころ、春になると通学路の土手にオオイヌノフグリがいっぱい咲いて、モンキチョウやモンシロチョウが飛んでいると「やっと、春が来たんだ」と思って、何とも言えない暖かい幸せな気持ちになったのです。
花の名前の由来は、「フグリ」というのが犬のチンチンのことらしく、大きい犬のチンチンに似ているとのことで名前がついたそうです。
こんなに小さな花なのに、どこが似ているのか私にはわかりません・・・。
実際には、2月ころにかけて、これから益々寒くなるはずですが、冬至も過ぎて、少しずつ日照時間が延びていき、オオイヌノフグリが咲いているのを見つけると、寒い冬の先にある小さな春の光を見つけたようで、心の中がほんのり暖かくなるような幸せを感じます。