森の隠れ家  by KEIZI

森の中の小さな俺の隠れ家。
隠れ家の中は、他人から見れば子供のおもちゃ箱のようにガラクタばかりなのかもしれない。

小学校から公衆電話が消える日・・・・

2007年09月02日 | ひとりごと
現在、携帯電話の驚異的な普及により、静に街から公衆電話が姿を消しつつあります。

携帯電話を所有している大人にとって、その変化は自分の身の回りと別次元で進行し、あまりにも鈍感でいました。





しかし、その変化は、いつの間にか私達の身近な世界にまで影響を及ぼすところまで近づいていたのです。

2~3ヶ月前、次男が通う小学校から『公衆電話撤去』の連絡プリントが届いたのです。

理由は、NTTの経営方針で、利益のでない公衆電話を撤去する事となり、早々と小学校の公衆電話に白羽の矢が突き刺さってしまったようなのです。


小学校は、家庭の事情などで学区外通学をしている子供もおり、そのような子供は、親の送り迎えを条件としている場合もあります。

当然、その時子供から親への連絡方法は、公衆電話になる訳であり、公衆電話の撤去に伴い子供は、親との連絡方法を絶たれてしまう訳です。

                 

そのような理由から、子供の安全を考えて、学校側も小学校から公衆電話を撤去しないように反対してくれたようなのですが、国の機関であった電電公社のころならともかく、現在は国民の生活や安全よりも利潤追求の民間企業となってしまったNTTにものを申しても受け付けて貰えなかったようです。

きちんとした調査をした訳ではなく、あくまでも私の目から見た推測で話をするのは多少無責任なのは分かりますが、小学校の公衆電話利用率よりも明らかに低いと思われる公衆電話が全て撤去されていないのに、大切な子供達が通う小学校の公衆電話を早々と撤去してしまうのはいかがなものでしょう?


                 

民間企業が利潤を追求し、利益を生まないものや、赤字になってしまうものを排除していくのは経営方針としては致し方ないのかも知れません。

また、学校から公衆電話を撤去することで、低年齢層にまで携帯電話の普及を浸透させる企業戦略なのかも知れません。

いずれにしても、大人の行動として何か間違っていると感じるのは私だけでしょうか?
コメント (2)
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