森の隠れ家  by KEIZI

森の中の小さな俺の隠れ家。
隠れ家の中は、他人から見れば子供のおもちゃ箱のようにガラクタばかりなのかもしれない。

僕の時計は 2分だけ遅れている

2010年02月14日 | ひとりごと
正確な時間を刻む時計はいくらでもある。
最近は、電波時計もあるから1秒の狂いもなく生活できる。

僕たちの周りは、テレビやラジオ、そして電車など・・・分刻みや秒刻みで動き みんながそれにあわせて生活している。





それは、みんなが快適に生活するために作り出された「時間」という画期的な共有の基準



でも・・・なんだか息が詰まりそうだ。





だから この前 僕は 自分の腕時計を わざと2分だけ遅らせてみた。





たったの2分・・・・。


だけど、たった2分だけ生活を曖昧にしたら 締め付けられていたネジに適度な遊びが出来たように 心にも余裕が出来た。

ほんの少しだけ 時間の支配から解放された気がした。
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歴史あるもの・・・朽ちていくもの

2010年02月14日 | 写真
昨日まで、出張していた須賀川市という東北の小さな町。









この町には、至る所に歴史を感じさせる建物が点在する。













しかし、ほんの少し人目につかない路地へ入ると、廃墟となった建物も存在する。
下の写真は、玄関のガラス越しに廃墟となった家の中まで植物に侵略されている様子が分かる。





現在、田舎の町は、シャッター街となり、社会的にも問題視されている。

下の写真も、比較的、街の中心地で撮影したものだが、建物が廃墟となり、ここまで植物に侵略されても、手つかずになったままの状態で放置されている。

田舎町の現状は、想像以上に厳しいのかもしれない。





無責任な発言かも知れないが、発展していない分、この町には、蔵や老舗の商店など歴史を感じさせる建造物が残っていて、個人的には興味をそそられる場所だった。









漆喰がはげ落ちて、土壁が露出しているのも、また、味わいを感じる。

















さみしいことだが、やがて古い建物は、少しずつ取り壊されて姿を消していくのだろう。
しかし、歴史と伝統のあるものは、朽ちていく姿にも味わいを感じる。


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