森の隠れ家  by KEIZI

森の中の小さな俺の隠れ家。
隠れ家の中は、他人から見れば子供のおもちゃ箱のようにガラクタばかりなのかもしれない。

24時間テレビ 愛は地球を救う

2013年08月24日 | ひとりごと
日本テレビの24時間テレビって、始まってから何年になるんだろう。

確か、始まったのは俺が中学1年生か2年生の時だったと思うから、もう35~6年経つのかなぁ。

一番最初に黄色いTシャツの集団が募金箱を首から下げて街角に立っているのを見掛けたとき、俺は彼らを避けて10円の募金もしなかった。

その時の俺は、中学生の子供だったから100円程度の金額は大金とまではいかないまでも貴重な小遣いだったし、かといって10円程度の少額な募金をするのは恥ずかしいという気持ちや、照れくさいような気持ちもあって、募金を呼びかけていた集団に近づかないように避けてしまった。

しかし、それから数日後だったのか数週間後だったのか忘れてしまったが24時間テレビが放送され、はじめて黄色いTシャツの集団が、この番組の募金活動をしているボランティアだったことを知り、集まった募金で寝たきり老人をお風呂へ入れる「お風呂カー」を送ったり、身体の不自由な人達の支援に役立てることを知った。

そして何よりも、
世の中には身体の不自由な人達がどんなに大変な思いをしているのか
それなのに、なぜか健常者よりも前向きな姿勢で生きている姿
生きたいのに、難病に冒されて志し半ばで無念の死を遂げている人達など
自分の知らない世界を知り衝撃を受けると同時に、募金活動をしていた人達を避けて、たった100円の募金も出来なかった自分を強く恥じた。

その罪滅ぼしというわけではないが、高校生になった俺は自ら黄色いTシャツの集団となり、高校生活の夏休みは毎年ボランティア活動をやらせてもらっていた。

しかし、朝から夕方まで街角に立ち募金を呼びかけても、募金箱の底が見える程度にしか募金は集まらず、心の中で
「俺の目の前を歩いていく人達1人1人が、たったの10円で良いから全員募金をしていってくれたら、どれだけの募金が集まるだろう」
と思ったことを忘れられない。



そして、最近になってインターネット上で次のような内容の書き込みを目にした。
その内容というのは、
24時間テレビに出演している芸能人はボランティアではなくギャラをもらっている
ギャラや制作費などを合わせると集まった募金以上の費用が発生している
そんなテレビ番組を制作するなら、その分の費用を企業が寄付すればいいじゃないか
などというものだった。

確かにそれも1つの意見だと思うが、俺の意見はチョット違っていた。


あくまでも俺の考えだけれども、大企業が大金を寄付しただけでは、本当の目的は半分も達成されないって思うんだ。

どうしても目に見える部分で番組の制作費や募金額などの数字の方に目がいってしまうんだろうけど、本当に大切なことはテレビの前にいる人達の内面的な部分に変化を与えること・・・。
つまり、一人ひとりの心の中に眠っていた
「思いやりの心」を目覚めさせること
が最大の目的なんじゃないかと思うんだよね。

「思いやりの心」って「愛」だよね。
多くの人達の心に化学反応と連鎖反応を起こして世の中を愛で満たす・・・つまり愛は地球を救うってことじゃないのかなぁ。

そういった意味では、制作費や集まった募金の金額では計り知れない価値がある番組だと思うんだけど・・・




また、蛇足で言わせてもらえば、出演者のギャラの件だけれども、芸能人というのは1人で仕事をしているわけではなく、売れっ子であれば売れっ子であるほどマネージャーやスタッフなどの取り巻きは多く、それらの人達も移動するだけでかなりの金がかかるし、当然スタッフ1人1人にも養うべき家族や生活があるわけであるからノーギャラというのは無理な話だと思うよ。
ギャラの金額よりも、その芸能人達が出演することにより発生する目に見えない効果が大きければ良いんじゃない


・・・・あくまでも個人的な意見ですが。





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東京ディズニーリゾート 2013.8

2013年08月23日 | ディズニーリゾート絵巻
今年2回目の東京ディズニーリゾートは、1日目がランド2日目がシー
ホテルは、2回目の宿泊となるパートナーホテルの三井ガーデンホテルプラナ東京ベイでした。




今回は、中学生から幼稚園児までの甥と姪3人がいる義弟家族の添乗員的存在としてのディズニーリゾートだったので、ここ数年ディズニーリゾートへ付いて来なかった我が家の次男も駆り出しての出陣となりました。




水とほうきを使ったカストーディアルキャストのアート 2人並んでのパフォーマンスは珍しかったのでカシャリ
でも、数分後には消えてなくなってしまうんですよねぇ・・・




夕焼けに染まったシンデレラ城も綺麗でした




2日目のディズニーシー










なっ、なな、なんとジャック・スパローも船に乗っていました
でも・・・あまり似てなかったので上からの角度で撮影して誤魔化しました




ディズニシーの中では、ケープコッドの街並みが一番好きです。
田舎の港町というゆる~い感じが良いんですよねぇ




ニューヨーク・デリのサンドイッチやピクルスも大好きです







午後8時 我が家は魔法が解けて現実の世界へ戻る時間になりました



来月は、バブちゃんが2人いる近所の仲良し家族と日帰りで行ってきます




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東日本大震災から2年

2013年08月05日 | 東日本大震災
東日本大震災から約2年半の月日が流れました。
福島県は、地震や津波の被害だけではなく原発事故という重大な被害が加わり、福島第一原子力発電所から半径20kmが立入の出来ない警戒区域となってしまいました。

現在は、放射性物質の汚染状況により帰還困難区域居住制限区域避難指示解除準備区域などに区別され、人は住めないものの、かなりの範囲が誰でも自由に出入りできるようになりました。

しかし、それらの場所の復興は殆ど手つかずの状態で、いまでも水道や電気は復旧していない場所が殆どですし、建物は壊れたままで雑草が生い茂り、町全体が世の中から取り残されたような状態になっています。

今回ブログにUPした写真は、順不同ですが今年の5月頃から7月にかけて撮影したものです。




下の写真は、JR富岡駅の写真で震災直後から比べれば、瓦礫などはきれいに片付けられて撤去されていますが津波で流された車の一部は、いまだに一旦集められた場所に放置されたままの状態です。




ホームの間の線路は、雑草が生い茂りレールはまったく見えない状態で、津波で流されてきた車が放置されままになっています。







本来であれば海にあるはずの漁船も、流されてきたままの状態で雑草が生い茂った荒れた田んぼに放置されたままになっています。




こちらは、JR夜の森駅前の自転車置き場。




自動車学校の荒れた教習コース。




建物が道路まで崩れ落ちているのに撤去されることなく2年以上も放置されたままの状態です。(双葉町)




今にも崩れ落ちそうな建物があちらこちらにあるのに取り壊されることもなく放置されています。(浪江町)




人が住んでいない町は、野生化した動物の天国となっています。
写真は、野生の猪と家畜の豚が交尾して出来たイノブタと思われます。イノブタは繁殖力が強く今後増え続けていけば大きな問題になりそうです。




ここまで植物に飲み込まれてしまうと、もはや建物にたどり着くのは不可能な状態です。





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