夜泣きは適切な対策で簡単に治すことができる--理学博士の夜泣き対策--

夜泣きには明確な原因があります。原因はお母さんの生活習慣、育児の仕方などであり、赤ちゃんや幼児にはありません。

大人も潜在的な夜泣き

2016-09-05 10:23:39 | 夜泣き

   中谷 勇  元山形大学理学部生物学科教授  

 不眠症が深刻になっているのでKindleの電子本『不眠症の大人は潜在的な夜泣き』を発行しました。不眠症は、適切な対策をしないで睡眠薬に頼っていると徐々に悪化し、うつ病になります。
 眠りは健康維持のために大切です。教えて!goo に回答をしていましたが、不眠症に関する質問とそれに対する回答を読むと恐ろしくなりました。回答者は、薬を薦めたり心療内科を薦めていました。原因に対する対策をしないで薬の服用や心療内科に通院しても徐々に悪化します。
 眠れないからと、同時に何種類も睡眠薬を服用する、量を増やして服用する人がいます。不眠症に対する対策をしないで睡眠薬の服用を続けても徐々に悪化し、最悪の場合は一生睡眠薬が必要になる危険があります。睡眠薬には不眠症を治す効果はない。睡眠薬を服用して眠れるのは麻薬のような作用で中枢神経系を麻痺させるからです。
 不眠症は薬や医師に頼っても治らないが、自分で治せます。ただし、不眠症が続いてうつ病になり、うつ病が進むと医師以外は信じなくなる人がいます。私の教え子で何人かうつ病になった学生がいました。彼らは私の指導ですぐ治し、卒業して活躍しています。研究室へ2か月以上全く出て来ない学生がいました。親に電話するとうつ病で大学病院へ通院しているとのことでした。その学生は徐々に悪化し、学業が続けられないから退学すると退学願いの書類を持ってきましたが、私の指導で治り卒業し就職しました。しかし、私の研究室へ所属する前からうつ病で病院通いをしていた学生は、医師以外は信じなく卒業はさせたが、今も病院通いをしています。卒業して30年以上になる。不眠症やうつ病は原因を知ると自分で簡単に治せるので、自分で治そうとしない人達のことを考えると恐ろしくなります。

 夜泣きをする赤ちゃんや幼児は特別でない。夜泣きの主な原因は不眠症です。夜に眠れないから泣くのです。
 大人の3~5人に1人は不眠症と言われている。大人は、不眠症でも声をあげて泣かないが、赤ちゃんや幼児の夜泣きと同じ状態で「潜在的な夜泣き」です。この状態が長く続くとうつ病になる。うつ病は抗うつ剤の服用を続けても不眠症対策をしなければ徐々に悪化する。不眠症対策をしないで抗うつ剤を服用するのは、火に油を注ぎながら消火をするようなものです。病院は予防医療はしないから、医者は不眠症対策の仕方を教えません。不眠症の対策は自分でしなければなりません。
 抗うつ剤は、症状を抑えても治す効果はない。抗うつ剤の服用を続けると効果が減ずるから服用量を増やすかより強い薬に替える事になる。夜間勤務の人は不眠症になりがちだが、治したり予防する方法はあります。
 不眠症は生活習慣を見直すことで治せます。 
 不眠症対策の仕方は赤ちゃんから老人まで同じです。不眠症を治さないと免疫力が低下し、いろいろな病気に罹りやすくなります。不眠症が多発する以前は、年齢とともに免疫力が低下するから年齢相応の病気があり、その一つに成人病がありました。成人病は35歳後半から、癌は40歳後半以降に発症していました。現在はいろいろな病気が年齢と関係なく発症するようになりました。
 夜泣きを治したお母さんは、「夜泣きを治したら私の身体の調子がよくなり、主人も夜によく眠れるようになった」などと報告してくれました。

Kindleの電子本 キャンペーン期間中は0円でも読めます。

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