お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

日本のハートを少しずつ

2021-02-04 06:14:44 | 2021年の暮らし



今日は朝から晴れています。
晴れると冷え込みます。
上空の冷たい空気が雲に遮られずに遠慮なく降りてくる冷却現象。
わたしは寒いのは平気です(暑いのは大の苦手です)。
晴れてくれるとうれしい!寒くても。



あまりうまく撮れていませんが、遠くの山は真っ白です。







実はいつも晴れた日には見えて、「うわぁ~!」と声が出てしまうほど美しくて見事に真っ白な高い山(Mount Baker, アメリカ・ワシントン州内)があるのですが、運転中にしかきれいに見えません。
写真に撮れないのがいつも残念!




ちょっと気が早いけれど、黄色い花が咲きだすと春が近いなと思います。

さて、
一番上の写真は、日本のお菓子の詰め合わせです。

去年のクリスマスプレゼントに、子どもたちが3か月分の「毎月日本のお菓子を詰め合わせで届ける」という定期購買サービスに加入してくれて、これが二回目の配達で届いた箱の中身です。
今回のテーマはバレンタインデーということでピンクでいっぱいですね。

一回目はこちら


いろんな日本の味を詰め合わせてあります。
アメリカのある人が、日本に行って日本各地ののお菓子が大好きになり、それを詰め合わせて届けるサービスを展開しようと思いついたのが始まりだそうです。
わたしが日本に帰れずにさびしいだろうということを思いやって、注文してくれたのです。
大事に少しずつ味わっていただいてます。
あと一回、届きます



やっとのことで一歩前進

2021-02-03 05:35:20 | 2021年の暮らし


ブログの中でぼやき続けること久しいですが、ついに雨の中歩きに行きました!

とはいえ、
役所に届ける郵便を出しに郵便業務を扱うドラッグストアまで行ったんですが・・・
でも歩くのは歩いた!

(結局役所からの折り返し電話はかかってこなかったので、かけなおして、折り返しリクエストをしないでそのまま1時間以上待ち続けてやっとつながった、というのがその後の顛末です。まずい事態は何とか切り抜けました

まだ花はどこにも咲いていなかったけど、あちこちで実がなっているので鳥たちがたくさんいました。
でも、人が近寄れる距離が決まっているようで、ちょっとでもそれ以上近づくと飛び立ってしまいます。
例によってスマホでありますし、夕方近かったのでシルエットだけ・・・



オレンジ色のおなかでした。

ご近所さんたちがおしゃべりするのも、ずいぶん距離をあけていました。
雨の中でも歩いたり走ったりする人たちがたくさんいて、みなさんえらいなあと思いながら帰りました。



新型コロナの変異株の感染例が相次いで出ており(とある高校でも出たようです)毎日ニュースで報じています。
なのに相変わらず学校でのマスク着用義務化は発表されていません・・・。
息子は昨日と今日は学期明けの休みでしたが、明日からはまた学校再開です。
中にフィルターが入れられる式の布マスクを先日作ったので、どれだけ効果がよくなるのかわからないですが、感染しませんようにという願いを込めてフィルターを入れて持たせています。
離れて住む二女にも作って、フィルターといっしょに今日届けにいこうと思ってます

あ、こちらは遅れて本日節分なので恵方巻を作ります!

小さな友達が見守ってくれる

2021-02-02 06:55:25 | 2021年の暮らし


昨日書いたように、今朝一番に役所に電話かけました。
自動メッセージで「現在の待ち時間は45分から1時間ほどです。こちらからかけなおした方がいい場合は1を押してください」と言われたので、1を押して待っているわけですが、すでに3時間ほど経っています
当方の電話番号はあちらのほうで自動で認識するのでわたしの入力間違いということはございません。
今日中にかかってくるかどうか
月曜だからと思いたいけれど、もうこういうカナダペースには慣れてしまった・・・

さて。

写真はタイマーです。
普通よりでかいサイズなのは、私が遠視だからです。
子どものころから視力表は一番下まではっきりくっきりですが、近くに焦点合わせるのがたいへん。
そして当たり前ですが「老眼」はひとよりもずっと早くきました

このタイマーはわたしの小さな友達。
毎日近くで見守ってくれています。

2019年の春、運転中に車をぶつけられて肩をケガしたのでリハビリしてきましたが、冬になってかかりつけ医の先生が、ケガのせいでわたしのメンタルに不調が出ているのを見つけてくれました。
日々忙しすぎて走り続けてきた、というよりも、暴走に近い人生でしたので、ケガした後も自分の世話をきちんとせずに突っ走ってしまったせいで自分では気づきませんでした。
薬をすすめられましたが、合わなかったようでひどい副作用が出て中断。
その後のことを決めようというときになって新型コロナ禍のロックダウンに突入。
ケガのリハビリも中断。
痛みがコントロールできなくなったうえに、そのころはリモート診療もなかったので途方に暮れました。
ロックダウンのプレッシャーも大きく、目の前にシャッターが下りて真っ暗になったようでした。

かかりつけ医の先生が保険会社の人と交渉してくれたようで、作業療法士さんが連絡をくれました。
でもその当時、作業療法士さんからの電話に出る元気もなくなってしまっていました。
何度も留守電を聞いてもかけなおすことができずにいました。
お医者さんと保険会社からカウンセリングを受けるように言われましたが、新型コロナ禍で精神的な問題を抱える人が多くなって、メンタル治療の需要が高まっているのでカウンセラーを見つけるのがとても大変でした。
一か月くらい経ってからやっと作業療法士さんとも話を始めました。ぜんぶリモートです。
ケガのせいでのメンタル不調とはいえ、さまざまな影響が出て、また今まで生きてきた中でのいろいろなことがつながって出てくるのです。
パソコンの画面に映ったカウンセラーさん、作業療法士さんと話をしながら、わけのわからないまま涙があふれてきました。
自分でも驚くばかりでした。

不自由で閉ざされた生活の中、このお二人と定期的にリモートでも心の中の深いお話ができたことはこの上ない幸運だったと思います。
去年の5月から始まって、もう診療は終わりに近くなってるかもしれません。
これがなかったらわたしはどうなっていただろうかなんて想像もしたくないです。

損傷した筋肉はもとに戻らないということなので、その代わりに周りの筋肉を鍛えていかなければいけません。
長期戦を覚悟しないといけないやつですね。
でも、ロックダウン中はどうしても家にいるし、セラピストさんに会わないのでつい忘れたりとか、痛みもありますし、意欲が低下したりで、難しいところです。
肩のケガなので、仕事や作業をして長時間じっとしているとしばらくして痛みがきます。
そうすると首に来て、頭が痛くなって、睡眠の質が落ちて、メンタルが・・・という悪循環が始まります。
いったん悪くなるとまたもとに戻すまでがとてもたいへん・・・。
そうならないためにどうするか?

何かがうまくいかないとき、作業療法士さんはわたしに「どうしたら改善できると思う?」と聞くのです。
いつも自分で考えて答えを出さないといけません。
そしていろいろやってみて出た答えがタイマーを使うことです。
初めはスマホのタイマーでもいいかなと思ったんですが、電話を持ってアプリを開いてタイマーをつけて、と、そこまでかかるので忘れるのです。
だから、大きなタイマーを買いました。
目の前にいつもあります。
忘れません

机に座ったら30分、45分などと時間を設定して、時間が来たら大きな音でアラームが鳴るので、やってることを一旦停止してストレッチか軽い筋トレをします。

いままでは、仕事量で区切りをつけていたので、やろうと決めた仕事量が終わるまでやめませんでした。
いまは時間。
強制停止
いい感じです。

わたしが勢いに任せて暴走しないように見守ってくれる小さな友達です。

いまは作業療法士さんに「どうやったらサボらず歩きに行くことができるか考えて」と宿題を出されております
答えは見つかるのか~

動いているもの動かないもの

2021-02-01 06:28:28 | 2021年の暮らし


2020年9月の高校の新学年開始のとき、オンラインで校長先生の質疑応答があって、これから学校のスポーツ、クラブ活動やボランティア活動がどういう風にできるか、できないか、など漠然とした話はあったけれど、やっぱり個別に違ってくるし、新型コロナの感染拡大の規模によっても違ってくるし、はっきりとはわからなかったのです。

こちらでは日本のような高校受験も大学受験も公立ならば基本的にはありません。
特別なコースであれば個別に申請や試験がありますが、高校は住んでいる地区によってどこの高校に行くか決まり、越境でほかの学校に行く場合は申請。優先順位や空き状況によって決まります。
大学に入るにはオンラインで書類や経歴・成績・エッセイなどを提出して申請します。
アメリカの大学は個別に違いますがSATという共通試験などを受ける必要がある場合が多いです(現状は新型コロナ感染拡大の影響などでSAT不要という学校もあります)
ですが進学希望者が受験する大学に入学試験を受けに行くことはないです。
(一部、進学希望者の住んでいる地域に住んでいる卒業生が面接する大学もあります)
だから、多少学校によって成績の出方が違って不公平になることが多いです。
それで申請の時に提出する内容がより大事になってきます。
何をアピールするか!という。
学業だけでなく、スポーツ、リーダーシップ、ボランティア活動などで優れたオールラウンダーが求められるからです。

そして、ボランティア活動やいろいろな活動をすることは職探しにも生きてきます。
きっと今後の人生にぜんぶ役に立ちます。

ほんで、上のドーナツとそれが何の関係があるの?

援助が必要な子どもたちのためにボランティアをやっている学校のグループが、新型コロナ禍で通常の活動ができないので、募金(ファンドレイジング)のためにドーナツを売って、買ってくれた人のところに届けているんです。
いまの難しい状況でもできるように知恵を出して活動しているんですね。
(もちろん進学の申請書類のためだけにこういう活動をしているわけではないですよ)

すばらしい!!

しかし!

12個・・・

家中にあま~~~~~~~い香りが漂っています。

あああどうしろと。

減量しようかと思っているわたしのところへ、12個の・・・🍩

ただでさえ歩きに行くモチベーションが出ないとブログでぼやいているわたしのところへ
動かないといけないのはわたし


新型コロナ禍のロックダウンが始まってから、スピードの違いはあれどさまざまなことが変化しています。
人に会わずにすむように、社会のシステムが動いています。
で、ついていけてないとえらい目に遭います。

わたしのリハビリはほとんどがオンラインで行われ、セラピストさんの中には一回も実際に会ったことがない人たちがいます。
息子が始めたボランティア活動は面接も運営もすべてオンラインです。チームスポーツのオフシーズントレーニングもリモートでした。
二女は大学院をいったん休学して別の大学に転職しましたが、面接もオンライン、一度も雇い主にも上司・同僚にも会わないまま在宅で仕事をしています。
長女の勤務先(これも大学)はオフィスそのものを閉鎖して、働く人すべて在宅リモート。あれだけ出張していたのに、すべてなくなりました。それでも仕事は成り立っている。

州政府から出る新型コロナ禍の補助金の手続きするホームページ見ていたら、さらにいくつかの業務を役所に出向かなくてもできるようにするということで、手続きの説明がかいてありました。
ふむふむ。ここらへんまではまあまあ。
コロナ禍を機に何事も一層のデジタル化が進んでいるようで、きのう久しぶりにお上からのお達しが来るアカウントにログインしたら、しばらく前に大事なお知らせが来ていたのを発見。知らなかった!『ひえええええ』と声が出ました。これは本当にまずい。ずっと郵便でお知らせが来ていたことなので、デジタルで届いているとはつゆ知らず。ついていけていません。メールでもお知らせ来てたんだろうか。メールも100%ではない気がしますが・・・。

周りの世界が動いているのに動かないわたしという・・・あせってしまいました
明日、月曜日の朝一でお知らせ発行元に電話しなければ うまくいきますように!

旬の話題・・・

2021-01-31 06:38:00 | 2021年の暮らし


かにのシーズン突入。
Dungeness Crab、調べたら日本語ではアメリカイチョウガニというそうです。
今年も季節は巡っているのですね・・・あまり実感がないだけで。
蒸しておいしくいただきました! 身が詰まっていて食べ応えありました。
日本の海の幸が恋しいわたしには、ひとときの安らぎです

さて。

運転中にニュース専門ラジオを聞いていると、インターネットの巨大チャットグループのやりとりがいくつかの株価の暴騰につながっていてどうこう・・・という話と、去年の末から始まっている新型コロナのワクチン接種計画がさまざまな理由からどんどん遅れていること、そのふたつを繰り返し流しております。
株価の問題はこれからも各方面からの思惑がらみで尾を引きそうです。

ワクチン製造の遅れもあるし、ワクチン製造国が輸出を制限し始めたとか、届くはずのものが届かないとか、一回分のワクチンの量を規定より多く接種してしまっていたとか・・・お隣の国では現場の混乱で接種対象者以外に接種してしまっていたとかもありました。
あらかじめ設定されている一回目と二回目の接種間隔が守れないし、二回とも同じ種類のワクチンが接種できるかどうかも定かではなくなっているし、こうなってくると先行き不安や不公平感から文句がたくさん出ているようですし、現場の方々の苦労をお察しします。

初めは多くの人から「ワクチンどんなものかわからないし接種したいかどうか決めかねるなぁ」などと、余裕のあるコメントなど出ていたのですけど、実際に接種が始まってみると、誰しもこの完全ロックダウンとその後のソーシャルロックダウンが続いて、社会的にも個人的にもつらい時期をすごして、近い将来も不透明な今、変異株も恐ろしいし「ワクチンを早くきちんと接種してくれ」という方向になっているような気がします。

先日はある富裕層の夫婦が法律を破って、さらに嘘をついて僻地の小さな集落に行って予防接種を受けてきたといって罰せられました。
僻地の小さい集落は医療事情が悪いため、感染拡大防止で優先接種になっているということを利用したのです。
でも、都市部の人間が小さな集落に行くというのは、ウイルスをそこへ持ち込むかもしれないので規制があるんです。
(こちらの僻地というのは日本人のわたしから見るとまったくスケールが違うものです・・・)
また、フロリダ州などに別荘を持つカナダ人(「渡り鳥」と呼ばれています)が多数、別荘地に飛んでワクチン接種を受けているということで、現地の住民から抗議の声が出ているとの話も・・・。
「わたしら別荘を持っていて税金も払っているのだからワクチン接種の権利がある!」と言ってみても、接種の順番待ちをしている現地の人から見れば「なんでカナダ人がやってきて先に接種してるのだ!」となるのは仕方ない気がします。

これはほんの一部ですが、ワクチン関係のニュースはいろいろな角度で盛りだくさんです。

うちの州は屋内の公共スペースでのマスク義務化がとても遅かったのです。
それでも義務化した後はお店の人たちはずいぶんと楽になった(お客さんに「マスクをつけて」と頼むが拒否されるという難儀がなくなった)と言っていました。
でも、学校ではまだ、廊下や出入り口などの場所以外はマスク着用義務化していません。
州政府の定例記者会見で、何回も繰り返し記者から学校でのマスク着用を義務化に関する質問が出ても「マスクをつけられない事情のある人に対して配慮が必要だ」とか、「できる人はやっている」とか、「みんなで思いやりを」とか、「学校では感染拡大があまり見られない」とか答えているし、記者の方もリモートでの質問なのでさらに掘り下げて追及することができないので(質問が終わるとつないでいた回線を切られてしまうので)、いつになっても核心に迫れないでいる気がします。

今朝のニュースでは、州の教師団体が政府に学校でのマスク着用義務化への圧力をかけていくと言っていました。
もう辛抱ならんというところでしょう。
先週、ある高校で、担任の先生が新型コロナ感染した結果、クラス全体が自宅隔離となったというニュースを伝えていました。問題は、クラスの生徒たちは全員マスクを着用していたそうですが、ずっと教壇でしゃべっている教師がマスク着用を拒否していたとかで・・・。
高校の普通の授業だったらおそらく生徒よりも先生の方がしゃべる量が多いはずなのになぁ。
学校の方でも、州政府で義務化してくれないと、マスク着用は「要請」でしかないので徹底することができないそうです。

これから海外からカナダに入国する人たちは、陰性証明を持参して、さらに到着後指定のホテルに3泊自費で泊まり、入国後の検査もあり、さらに2週間の自己隔離期間中に監視(訪問確認)されるとかで、総費用は2,000カナダドル(本日のレートで¥163,800)程必要になるそうです・・・。
ウイルス変異株への警戒で、今までの厳しい水際対策から一段と具体的に厳しくなっています。
アメリカ入国者にもより厳しい規制が始まります。
そうすると、今度は航空会社のほうから「飛行機内で感染拡大する危険性は低い」と言って、「フライト(特に国内)を利用する人を減らすような動きをするのはやめてくれ」みたいな訴えが出ています。

それぞれの立場から、いろんな意見が出る。
何もかも完全にうまくできる方法というのはないのでしょうが・・・。
難しいですね。

春の訪れとともに奇跡のようにウイルスが減っていく!というようなことにならないでしょうか




スマートフォンで撮った画像の行方問題

2021-01-30 05:14:33 | 2021年の暮らし

(オレゴン州ポートランド・アムトラック車窓から)

新型コロナ禍ロックダウン中に何か楽しみを見つけようと、2019年の8月に行ったサンディエゴの話を書き始めて、写真などを見返しながら振り返ってきていたんですが、撮ったはずの写真が見当たらない・・・。

わたしはカメラを持って行かなかったので、写真はすべてスマートフォン(iPhone)で撮っていました。

好奇心の赴くまま、普段から記録代わりに写真をたくさん撮ります。
2020年3月に日常生活がストップするまで、日々時間的にも気持ち的にも余裕のない忙しい生き方をしていたので、しょっちゅうどこかに行っても行ったきりでほぼ写真を見返すことはなく、必要がなければそのまま放置でした(反省)。

今回、いろいろと思い出しながら、自分のiPhoneや利用しているクラウドサービスの画像を見返していると、どうも「絶対あそこで撮った!」と思う写真がないのです。
ぼんやりしていて、撮ったような気がしているだけかな?と思ったのですが、それが結構な数になるのです。

旅行の思い出や記録を放置しているのが悪いのですが・・・でも・・・。
どうもすっきりしません。
どこへ行ったのでしょう?あの時撮った写真???
どこにもない!となるとつらい

スマートフォンって定期的にアップデートとかなんだかありますし、電話に残る画像だけでは不安なので有料のクラウドサービスを二つ使ってきたのですが、どちらにも残っていません。
これは捜査継続ですかね・・・

もうひとつ・・・今困っていること。

これから写真を整理したり、フィルムカメラ時代の写真をデジタル化したとして、それを残す最良の方法はなんでしょうか?
子ども達の写真など、何枚あるのかわからないくらいたくさんあります。
以前はCDやDVDのディスクに焼いていたのです。
最近はハードディスクドライブに保存してきました。
でも、CDやDVDはそのうち使われなくなりそうですし、ハードディスクも壊れたら終わりです。
ごく一部を除き、写真に焼いて残すというのは違うような気がしています。
クラウドサービスに残す、というのがよく言われている方法なんですが、今回のように、クラウドに残るはずの写真がないというのは不安ですし、料金もずっと払い続けるのが前提ですし・・・未知の世界のような気がしています。
作業療法士さん「シェアしたい人(例えば子ども達)に送っちゃって、そちらで保存してもらうのがいいわよ」と冗談半分に言ってましたけど。

完璧な方法などはないのかもしれませんが、どうしたらいいのか知りたいです



以前のように、フィルムカメラで写真を撮っていたときは、その場ではちゃんと撮れたのかどうかの保証もなかったわけですが、フィルムがほぼ無限に使えるわけでもないですし、現像にも料金がかかりましたから、写真の数も今みたいにデジタルで無数に撮るのと違います。
写真になってきたものを見たときの感慨なども格別でした・・・。
今や撮れた写真はすぐにどんなものか見られます。
あとは管理を上手にするというのが大事かな。
どちらにも違った良さがあり、難しさもあり、でしょうか。


冬の林のディスタンス

2021-01-28 05:50:00 | 2021年の暮らし


カナダポスト(郵便局)の配達車両に貼ってあったメッセージ。
左側の人は配達員さんだと思われます。

ほとんどの人がほかの人との間に距離を保つ今日この頃。

普通なら相当な距離を保ってくれるのに距離感覚がおかしくなっていて、ビックリしたしちょっと怖くもあったという話を書きます。

晩秋からこのかた、同居家族以外と会うときは距離を保って屋外で、というお達しが出ているので、都心部のすぐそばにある大きな公園まで二女に会いに行きました。





ここの公園の中は自然が保たれてますが、都心部の近くにあるので人がたくさんいました。
わたしがいつも写真を載せている湖のトレイルとは大違い。
長い雨季の、つかの間のたいへん貴重な晴れ間でしたので、人が大勢いましたし、鳥たちも散策中でした。





実はこの公園、私がカナダに移住してきたころにそこで起きた殺人・死体遺棄事件のニュースを見て、あまり良いイメージをずっと持たずにきて、子どもの学校の行事でもない限り、行くことがなかったんです。
なので、歩いてみると、へぇ~、都会にこんな自然が残されてるとは贅沢だねぇと思って新鮮でした。

が!

どこに行っても丸々太ったリスが至近距離まで近寄ってくるんです!











リスはかわいらしいです。
両手に食べ物を持って食べてる姿とか、木に登る動きとか。
でも、それは自然な距離を保ってくれてるからこそです。
二年ほど前、うちの家の壁に穴をあけて天井裏に入ってきたときはなかなか出てきてもらえずに往生しましたし、こうやって近づいてこられると怖さを感じます。
『チャーリーとチョコレート工場』の映画に出てくるリスのイメージが強すぎたせいもあるかもですが・・・
リスが媒介する感染症もありますからね・・・。

いずれにしても、これは変です。
リスは人を見ると警戒するし、さっと逃げるのが普通です。
こんなに近くに寄ってくるリスを見たのは初めてでした。
(例によって、望遠レンズで撮ったのではなく、携帯電話のカメラで撮っています)

歩いていくうちに、意味がわかりました。
公園に来た人がエサをやっているんです。
ああああ、だめですよこれ。
そして、エサをやる人たちが写真を撮るので、携帯電話を向けられることにも慣れているんです。
途中で何度か赤ちゃんリスを見かけましたが、ちびちゃんたちが例外なく人間を見ると逃げましたので、大人になるにつれて学習したんだと思います。

そして、こんな、初めて見たポスターも。


いやいや、エサをやる人たちはこういうの読まないんですよ
これって、元の自然なリスの生態に戻すのは大変だと思うんですが。

なんとかならないもんかなぁ。

国境を越えて届け

2021-01-27 06:26:26 | 2021年の暮らし

(CBCニュース)

このブログ開設から4500日だそうです・・・12年以上ですか・・・。
読んでくださる方に感謝の気持ちをお伝えしたいです!

時の経つのが早い! たまにこういう節目のときなどには「うわぁ」と実感します。

実は今日は長女の誕生日。
娘は『大阪で生まれた女なので、正確に言うと日本時間の誕生日で、ここから見ると一日前に生まれたことになります。
なので、ちょうど生まれた時刻に合わせて昨日ビデオ通話してお祝いを伝えました。
長女はサンフランシスコに住んでいるので、わたしの住んでいるカナダ西海岸とは時差がなく、そこにややこしい計算はありません。

いま、郵便事情が不透明です。
ただでさえカナダポストにはいろいろ紛失されたり遅延されたりが日常茶飯事なので、この新型コロナ禍ではよけい信頼できません。
カードを贈り合うことが大事にされている北米ではありますが、郵送しても届かなかったら嫌だなぁといろいろ考えていて、一か月ほど前にふと、長女が小さかった頃の写真を使って、音楽や字幕や効果をつけたビデオを作って、デジタルで送ったらどうだろう?と思いつきました。
思いつきはしましたがやったことないのでできるかどうかは定かではない
末っ子に「調べてみてもどうしてもわからなかったら手伝ってよ」と頼んでから作業にとりかかりました。

当時はデジカメなどありませんから、ネガティブスキャナーを使ったり写真をスキャンしたりしました。
当たり前なのですが、写真の中の自分が若い!!
いやはや、ほんとに若い・・・時の経つのは早いんですよ

結果、手間暇はかかりましたが、手伝ってもらわずとも4分ほどの自分でも「えらいっ!」とほめたくなるほどの超大作ができあがりまして、無事に昨日の「日本時間での誕生時刻」に放映することができました。

それはいいのですが、
私が心配したのは、感受性の強い長女が親兄弟と写っている写真が連続して出てくるビデオを見てさみしさが募ってしまうんじゃないかということ・・・
実際、ビデオが始まったとたんに長女は大泣き。
ビデオ通話で二女もつないで一緒に見たのでまだよかったとはいえ・・・。
もちろん喜んではくれたんですが、やはり会いたい気持ちが強く強くなってしまったようです。
新型コロナ禍以前はなんやかんやでかなり頻繁に会うようにしていましたが、もう一年くらい会えていません。

アメリカで新型コロナ感染が急拡大し始めてから、アメリカ=カナダ国境は物流輸送など以外は封鎖されています。
ここから国境検問のゲートまでは車で30分ほど。
以前アメリカドルとの為替レートがよかったときには、日常の買い物やガソリン給油のために国境を越えてアメリカに行ったりしていました。
(アメリカに行って帰ってくる行程にかかるガソリン代を差し引いてもどーんとおつりがくるくらい、アメリカのガソリンは安いんです! 牛乳・卵・バター・肉なんでもアメリカの方が安いし、ほかのものもお店や商品の選択肢が多いし、その他もろもろ物を買うということ全体がカナダ側とは全然違います)
カナダ側に住んでアメリカに通勤している人も、特に東部ではたくさんいました。
いま、国境が再開するめどはたっていません。

こういう状況ですが、隔離措置などの条件つきで飛行機に乗ればアメリカに行けます。
運転して国境を越えることは基本できません。
去年ニュース記事に出ていたのが、アメリカ人とカナダ人の夫婦の話。
この夫婦は国境を挟んで7キロの距離に別々に住んでいます。
以前は車で国境を越えていつでも会えました。
しかし、いまはできません。
会うためには、航空券を買って空港に行って飛行機に乗ってそれからまた到着した空港から会いに行くという、冗談のようなプロセスをたどらないといけないということでした。

ある国境検問ゲートの周囲が大きな公園になっています。
そこにあるモニュメントの門には、今後この国境が閉じられることがありませんようにと書いてあります。
その公園には以前は自由に入れました。
しかし、実際にはこの公園はアメリカの扱いなので、もし足を踏み入れたら、カナダ側に戻ってから二週間の隔離措置になると、ラジオで繰り返し警告していました。
まだ規制が緩いころには、アメリカとカナダに住む家族や友人などがこの公園で落ち合っている様子が報道されていましたし、アメリカ人とカナダ人のカップルが結婚式を挙げたりしていましたが、どんどん厳しくなっています。

たとえ、飛行機に乗ればアメリカに行けるとしても、厳格な隔離措置がありますし、日々報道される長い「新型コロナ感染者が乗っていた航空便リスト」を見ると恐ろしく感じます。
今は我慢。
いつか会える日を待つ。
それまで元気でいる。
誕生日は一緒に過ごせないけれど、国境を越えて届け。
生まれてきてくれて、ほんとうにありがとう!の気持ち

らくがきを乗せてどこまでも

2021-01-26 06:10:43 | 2021年の暮らし


リハビリの一環で外に出て歩きなさいと言われているわけですが、ここのところ毎日ブログに書いているように、わたしの意志が弱くてモチベーションが続かないので、工夫が必要です。

昨日おとといに写真を載せていた鳥たちに会いに行くトレイル沿いにはすぐ近くに線路が通っていて、しばしば貨物列車が通ります。
新型コロナ禍が始まる前は一日に一回か二回、運が良ければシアトルと行き来する国際旅客列車が見られることもありましたが、今は運行されていないようです。国境も封鎖されていますし・・・。
観光シーズンにはカナダ横断の二階建て列車を見かけるのが楽しみですが、これも今は難しいですね。
鉄道愛に満ちあふれるわたしですが、この貨物列車には時に困ることがあります。
それは、連結が長い上に貨物留め置きの地点と近いので減速していて、通り過ぎるのに時間がかかるからです。
うちからほど近いところに踏切があります。
ちょうど踏切を渡ろうとするときに鉢合わせると待ち時間が読めず、ガックリきます。
目の前で遮断機が下りると、Uターンして元来た方に戻りたくなるのが心情ですが、何年か前に、それができないように道路の真ん中に障害物を設置されてしまいました。
急いでいるときは最悪です。
一度、いったい何両連結しているのだろうと数えてみたことがあるのですが、220両過ぎたあたりで目がクラクラしてきてやめました!
20分以上待ちました、その日。





この写真を見てお気づきと思いますが、貨物車両にはだいたいらくがきが・・・。

ほんとにいろんな図柄のものがあるので、踏切では考えたことがなかったですが、線路沿いのトレイルを歩くときには、貨物列車が来たららくがきを見ることにしました。

列車にらくがきをするのは違法行為です。
なぜ、このらくがきをすることにこれほどの情熱を傾けられるんだろう?
わたしが思ったのは、まず、このペイント、結構高いです。
そして、列車というのはあちこち移動して、自分がらくがきした列車にまた出会えるかどうかはわかりません。
さらに、大きな列車に大きならくがきをしようと思ったら、時間もかかるし設備も必要だし、見つからないように書くのもエネルギーが要るんじゃないでしょうか。
誰が見てくれるのか、また見てくれないのかわからないキャンバスに才能を活かして費用をかけてらくがきをする。
なんでなんだろうなぁ?

以前、末っ子のスポーツ遠征で高速を4時間くらい運転して内陸の方へ行ったことがあります。


目的地はこんな小さな町。


ここに行くまでに貨物列車が通って行くのを見ました。




いつも踏切で足止めにしてくれる貨物列車はこういう内陸部を延々通って遠い遠い目的地に行くんだなあと、改めて思った日でした。

遠目から見てもらくがきがあるのは見えますけど、作品としてはよく見えないですよね・・・。
だから、なおさら、このらくがきに込める情熱が不思議。

さて、トレイルに戻ります。










OSAKAの文字が・・・。何か関係あるのかな?


落書きで消してしまった車両の個体番号をペイントで書き込んでる(正しいかどうかは不明だけど)




だれかさんへのメッセージ付き


車体番号や社名を邪魔しないように配慮したらくがき


らくがきを消したあと・・・ですかね?


撮った写真はまだまだありますが、この辺でやめておきます(笑)

こういう落書きは、アメリカに行くとハイウェイにかかる高架の壁面の高いところにもあったりします。
もう、どうやったらそんなところにペイントできるのか全くわからないようなところです。
肝試し?
いやぁ、わたしにはわからないです。
ただ、こういうサイト(Train Graffiti)を作ったりする人がいるくらいなので、愛好家がいて、何か注目される機会や場所はあるということなのでしょう。

どこまで行っても自分の知らない世界があちこちに広がってますね。


アメリカのいとこ

2021-01-25 06:43:23 | 2021年の暮らし

(大きな鳥が飛んでいました。通りがかりの人が「サギじゃないかな?」と話しかけてきましたがどうなんでしょう)

昨日オシドリの話をブログに書いて写真を載せましたら、いろいろ教わることができました。
今朝こちらのニュース記事(下線部をクリックで記事を表示)を読んでいたら、越冬してこのあたりに来ている鳥のことが書いてあって、今までならさらっと読んだのでしょうけど、おかげさまで興味がわいてきて、詳しく読んでみました。

その記事の中の『アメリカオシドリ(Wood Duck)』というのがどうやらわたしの写真の中に写っているこの渋くてきれいな鳥なのではないでしょうか?



どうも『オシドリ(Mandarin Duck)』といっしょの画面にいると地味に見えますが、背中の羽の色合いなどとてもきれいです。
携帯電話のカメラの性能の限界と、曇り空の明るさ不足で(そして撮った人の技術やら、写真を撮る目的意識やらの関係で)きちんと写っていませんが、インターネットで検索するとよくわかりました。











このあたりはアメリカ国境とあまり遠くなく、カナダでも南部の方なので、カナダの北のほうから越冬でここに来ているのかもしれません。
調べてみると、東アジアのオレンジ色のオシドリとこのアメリカオシドリは『いとこ』どうしの関係だとか!
アメリカオシドリはその美しさから狩猟の対象になり、かつて個体数が減ってしまったけれど、保護の成果が出て増えてきたということです。
では、美しさが際立つオシドリはなぜ東アジアで生存できたのか?
一説によると、オシドリはおいしくないから・・・だそうですが。そうなんでしょうか?
想像したくないんですが・・・

今朝から雪が降り続いていて、相変わらず外に歩きに行くモチベーションは下がったままなのですが(←言い訳)、今まではきれいだったりかわいかったりとしか見ていなかった鳥たちのことを知るにつれ、またあの湖のトレイルに行って、色々な種類の鳥をちゃんと見てみようと思うようになりました

日々小さな楽しみを見つけてなんとかこの新型コロナ禍を乗り切り、早く日本に帰りたい
ココロは空を飛んでいるんだけどなぁ