お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

忘れていたんですけど、ライブのこと

2010-04-28 11:30:30 | 冬のものごと・09-10
「怒涛」の中で、日本から戻ってきてバタバタした話書いたんですけど、

実は、こっちに着いた翌々日、念願かなって、ついに

Jamie Cullum


のライブに行って来ました!

って、何の話か通じないかなと思いますが、
偶然図書館で見かけて借りたCDを聴いて以来、
すっかりJamieにハートをやられてしまった。。。いや、音楽ですが
今の日本語でいうと、
ツボにはまる
って言うのですか?

「お母さん(=私)ほどクレイジーなファンはいない」

と娘に言われますが、何をおっしゃいますやら。
ライブの会場で出会った、カリフォルニアから来たお母さんと息子さん夫婦は
Jamieのツアー、北米会場はくまなく回ってるという追っかけ?でしたもの。
上には上がいるわけですね~♪

ライブに行かなくちゃですから、無理やり時差は戻しました。
いつもは時差ぼけ戻すのに2週間くらいかかるんですが、今回はバッチリ!

肝心のライブですが、ソールドアウト、演奏最高!期待以上!
ピアノはうまいし、歌声にしびれるし、おまけにかわいい!!

でも、会場が最悪だった。。。
席指定がなく、チケットに8時と書いてあったので7時前に行ったのに、
会場外は長蛇の列。8時前になってもそのまま。
おかしいと思って警備の人に聞いてみたら、8時開場だって。そしてまず前座。
聴きたくない前座は延々演奏するもんなんですね。。。
書きたくないんですが、真っ暗な会場で転んでしまうし。。。
(略)

そうそう、開場を待つ間、並んでいたら、通りがかりの人は不思議に思うらしく
「何で並んでるの? 誰が来るの?」
と質問してきます。で
「Jamie Cullum!」
と答えたら、一瞬沈黙が流れて、へぇ~って顔で
「Oh, OK」
って言って行っちゃうんですよねえ。
なんか知らない内容の返事に遭遇すると「Oh,OK」と言う人が多いです。笑

Jamieが出てきたのは10時過ぎてから。
私と友達は終電(1時過ぎ)が気になって、
後ろ髪ぐいぐい抜けそうなほどひかれましたが、アンコールの最後は途中で出ちゃいました。

そうそう、うちの三人の子どももJamieの大ファンです。
Jamieがこの街に来るという一方を聞いてみんなで飛び上がって喜びましたが!
しかし、残念ながら今回は会場が19歳以上しか入れないので、私のみ代表で行きました。
で、一部、携帯電話でうちに中継しました。笑
5歳児は
「どうしてJamieは小さい人にコンサート来てほしくないの?」
といまだに文句を言っております。

小さなファンもお待ちかねですし、
こんどはちゃんとした席指定の大きな会場でのライブお願いしたいです


カナダでホームステイ! ホストファミリー母さんのつぶやき

2010-04-28 10:17:08 | つぶやき
今回、二ヶ月の間に、三人のホームステイの娘さん達を受け入れました。
初めは一度に13歳のふたりで期間は一週間、次は16歳・ひとりで半月でした。
実は、私の長女も去年ホームステイに行きました。
二女は来年ホームステイに行く予定になっています。
いろいろ感じたので、大事だなと思うことをここに書いてみたいと思います。

1.自国のこと、自分の地元のことをよく知ること

ホストファミリーは、ステイする子どもをよく知りたいと思いますから、いろいろ質問します。
どんなところに住んでいるか、とか、どんな習慣や食べ物があるかとか。
姉妹都市の交換ホームステイだったら、お互いの文化交流を目的にしているところが多いし、もしかしたら、ホストファミリーのほうでいろいろ調べていて、わからないことを質問してくるかもしれません。
そんな時、何も説明できなかったら、お互いにがっかりすると思うのです。
ツアーのように観光するだけなら、ホームステイすることの意義がうすれてしまいます。
家族の写真や、自分の学校や身近なところの写真などもって行って、
いろいろな話をしたり説明したりするのはいいアイディアじゃないかと思います。

2.ステイ先の国のこと、市のことなどをよく知ること

ホームステイも、関係団体が予定を取り仕切っている場合は、朝から晩まできっちり行動予定が組まれている場合が多いでしょう。
でも、大体週末はホストファミリーに任されます。
せっかくだから、最大限楽しんでもらいたいですから「どんなことがしたい?」「どんなところに行きたい?」と聞きます。
そこで何も調べていなかったら、答えようがありません。
答えなかったら、適当にどこかへ連れて行ってもらうだけ、つまらなくないですか?
国に帰ってから「ええっ、こんなオモシロそうなところがあったの~?」って気づくかも。。。

3.自分の意思をちゃんと伝える練習をすること

日本人同士だと、言いにくいことやわからないことがあったら、あいまいに微笑んでいれば、まあ、自分の思う通りじゃないかもしれないけど、なんとなく解決していくことが多いです。
でも、ここでは何もいいことはありません。
いろいろなことに対してはっきり自分の考えを持ち、その意思を、相手を尊重しながら伝える練習を日頃からするのがいいと思います。
それは将来、外国の人と交流するとききっと役に立つと思います。

4.相手の習慣を知り、最低限のマナーを守って尊重すること

例えば、日本にホームステイしに来る人、自分のうちにホームステイしに来る人がいると想像してみてください。
その人の国のやり方を通されたらどうでしょうか?
やっぱり、ホストファミリー側のやり方を尊重してほしくないでしょうか?
もし、どこかの国のおうちにお世話になるとすれば、逆に、そちらのほうを尊重しないといけないです。
それから、ホストファミリーも忙しく毎日を過ごす普通の家庭です。
ホテルや自分のうちと勘違いして、食べ終わった食器をテーブルの上に置いたまま、何も挨拶もせず自分の部屋に戻るってどうでしょうか?
実際に手伝いすることは難しくても、手伝いをしよう、その気持ちだけでももっていてほしいです。

5.必要最低限の会話はきちんとマスターしておくこと

こちらの子ども達が小さい頃からいつもいつもしつけられるのは、何かを頼むとき、必ず「please」をつけること。
例えば、水がほしかったら Water, please.と簡単に言ってもいいです。
何が飲みたい?と聞かれて Juice.とだけ言わないで、Juice, please.と言ってください。
そして、何かしてもらったらすぐに、Thank you.と言ってください。
ほかのフレーズもいろいろ覚えてほしいですが、やはり、何か食べ物や飲み物を世話してもらうことが多いと思うので、これには気をつけてほしいです。

6.帰国したら連絡すること

長いメッセージじゃなくていいのです。無事帰りました、と一報してください。
ホストファミリーでは、病気や怪我をせず、無事に楽しんで帰ってもらえるよう、気を遣ってお世話しています。
短期なら、大体の場合、ホストファミリーはホームステイを受け入れたことの報酬はもらっていないんです。
お世話するのは、自分の子どもみたいに思ってする人が多いんじゃないでしょうか。
その気持ちを汲んで、最後まで交流するのがいいと思います。



その他、13歳では、英語力はもちろんですが、人生経験が浅すぎて、同じようにここで時間を過ごしてもあまり感じることが多くないように思いました。
感想といえば「寒かった」「お腹がすいた」「疲れた」というだけのことが多かったので。
その点、16歳の人は、自分の経験してきたことや自国の様子と比べて感想を持つことができていました。
一週間ほどの短期でしたら、低年齢では『外国を見た』という以外には、学ぶことがあんまりないような気がします。
関心事が、主に一緒に来た地元のグループの異性のことに向かったりしていました。
姉妹都市交流などで子どもさん達を交換ホームステイで送り出す関係の方にもぜひお伝えしたいです。
出発前のオリエンテーションで、行き先やホームステイのマナーなど教えていただければいいなぁ。
日本や日本人の評判が上々になること間違いなし!って思います。

長くなってしまいました。
違う国の人が偶然のご縁で、短い時間でも同じ屋根の下で過ごす。
なかなかないことですよね。
一人でも多くの方に、ホームステイで貴重な学びと交流の経験をしてほしいなぁと思っています。