育児をしながら英会話を教えてます

「英語を教えることは私の生きがい!」と思っていた私に子どもが舞い降りてきてくれた。英語と育児生活を綴ります。

出産の思い出 4

2020-03-01 20:00:00 | 育児日記


手術から約2時間後、無事に終わり、手術室から出ると
夫や親戚たちが集まっていました。

夫は号泣。
『よくがんばったね』
と言ってくれました。

『私は何もしてない。先生たちが頑張ってくれただけで。私はただ寝てただけなんだよ…』
と思いながらも、まだ震えが止まらず疲れきっていて何も話せませんでした。


みんなは保育器に入れられた赤ちゃんを見て『かわいい〜』と感動していました。
こんなに近くにいるのに私は動けないし見れない…ちょっと切なかった(笑)

病室には他の人は泊まることができず、一人で夜を過ごしました。


しかし、体中が痛くて眠れず、ひたすら痛みとの戦いでした。
助産師さんが『痛かったり不安になったらいつでもナースコールしてね』
と言ってくださったのが救いでした。
初めて手術をしましたが、お腹を切られるって相当痛い。

そして次の日の朝、手術をして1日もたたないうちに歩くことになりました。 
(歩かないといけないらしい)


少しでも動くと傷が痛くて拷問でしたが、寝たきりの体勢もキツく…
スローモーションのような動きで歩くことになりました。


まずはトイレ。
トイレに行くだけで一苦労。
トイレに入ったら入ったで出血はしてるし、看護師さんのサポートは受けるし
「出産後ってこんなにボロボロなんだ…」と改めておもいました。

点滴をしていたこともあり、点滴の台を押しながら移動するのも大変。

トイレをするのも大変で
『こんなに痛いならトイレ行きたくない…涙』
と思っていました(笑)


昨日のお昼から何も食べていないのでお腹はペコペコ。
でも手術後は食べられないんですって。


しばらくしてきたごはんは『重湯』
帝王切開って本当に大変なんだな…としみじみ感じました。


そして毎日2〜3回の注射。

生まれてこのかた入院や大きな病気にもかかったことがなかったので
入院もすごく新鮮だし、毎日の注射は毎回ビビってました(笑)

それだけ健康をいただいていたんだな、と感謝。


そして『世のお母さんたちはこんなに大変な思いをしながら出産をされてきたんだな』
と思うと、知り合いのお母さんから
実の母に対しても尊敬の思いでいっぱいになりました。


つづく


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