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「チョコレート工場の秘密」(ロアルド・ダール著)【評論社】
10日から公開の話題作、『チャーリーとチョコレート工場』の原作を読みました~
チャーリー・バケツが住んでいる町に、チョコレート工場がある。
世界一広大で、世界一有名なウィリー・ワンカの工場。
働く人たちの姿をだれも見たことがない、ナゾの工場!
そこへ、5人の子供たちが招待されることになった。
招待状の入ったチョコレートは、世界にたった5枚。
大騒ぎになったけれど、チャーリーには望みがない。
貧しいチャーリーがチョコレートを口にするのは、
1年に1度、誕生日に、1枚だけなのだから・・・・・・。
実に楽しい本ですね~ この本を開くたびにチョコレートの香りが、そこにチョコレートなんてひとつもないのに、“あまぁ~い(ここはスピードワゴン風に)”香りがしてくるのでした
[一口メモ:「スピードワゴン」]
余談ですが、甘いものが食べたくなったので、コージーコーナーでモカエクレアを買ってきました
子供の頃、好きなものをお腹一杯食べてみたい、そんなささやかな夢を見たことが誰しもあると思います。 この物語の主人公、チャーリー・バケツ君の家は非常に貧しく、思うように食事も食べられない状態。 いつも空腹のチャーリー君はまるで宝くじに当たるよりも大変な確率の“黄金切符”を手にする。 そして憧れのウィリー・ワンカ氏のチョコレート工場に入れることに
この物語は途中でオチが見えてくるのですが、チャーリーより、同時“黄金切符”を手にして一緒に工場に入った他の4人の少年少女の描写を中心に、やや風変わりなワンカ氏が、案内人=ストーリー・テラーとして進んでいく。
生憎、映画の予告編を観ていたので、ワンカ氏=ジョニー・デップのイメージで読み進むしかなかったのですが、ワンカ氏のイメージが、さもデップが演じるのにふさわしい役だと途中で思えるようになりました またチャーリーを演じるのは、映画『ネバーランド』でジョニー・デップと共演し、観る者全てに感動を与えてくれたあのフレディ・ハイモア君
物語の中のチャーリーもまさにハイモア君とマッチしていました
中心となる登場人物は、原作では訳者の柳瀬尚紀氏の柔軟な発想から、ユニークな名前で登場しています
それは、
チャーリー・バケット ⇒ チャーリー・バケツ
マイク・ティービー ⇒ マイク・テレヴィスキー
オーガスタス・グループ ⇒ オーガスタス・ブクブトリー
バイオレット・ボーレガード ⇒ バイオレット・アゴストロング
ベルーカ・ソルト ⇒ イボダラーケ・ショッパー
ウンパ・ルンパ ⇒ ウンパッパ・ルンパッパ
“黄金切符”を手にし、憧れのチョコレート工場を見学していく子供たちとその家族。 そこにはお伽噺テイストだけではなく、子供たちへの警告であったり、親たちへの警鐘であったりと、そういったことを盛り込んだブラック・ユーモア的要素を兼ね備えています。 おそらく、原作者のロアルド・ダール氏はこの物語を通して、健全な子供たちの成長と、その子供に対する親の役目と責任を、チョコレート工場を見学する道程の中で、静かに訴えていたのかもしれません。
映画のほうは、今月10日から公開予定です。 TVでも予告編が頻繁に流れるようになりました。 主演のジョニー・デップはこの映画のプロモーションのために来日します。 今から楽しみになって来ました~
そして、この物語には続編があります。 それは「ガラスの大エレベーター」です。
映画を観たら、この続編を読んでみたいと思っています
昔の翻訳とかなり違うんですよね・・・。
ほんと、読んでる最中からチョコレートが
食べたくて食べたくて
(しかも、ほとんど食べない板チョコ!)
映画、楽しみです。
「ショコラ」といい、ジョニーはチョコに縁があるのですね。
本当にチョコ食べたくなりましたね(笑) ?!
「ショコラ」も人を幸せにするいい映画でしたね^^
デップはちょっと変わった役でしたが(笑)
10日から公開の映画、楽しみです!
>ティム・バートン版はやや引きましたが
あらら、そうなんですか(笑)?
>ジーン・ワイルダーのワンカの方が好きです
なるほど、そちらは残念ながら未見なんですよ><
>ジョニー・ディップがマイケル・ジャクソンに見える
へぇ~そうなんですか(笑)?
じゃあその辺に注目して観て来ないとね^^
映画中心のブログですので、また時々覗いてみて下さい!
また、あおそちらの最新映画情報などいただけたら嬉しいですが^^
よろしくお願い致します^^
映画、好きなんですねー、しかもかなり。
たまたま、気になってたタイトルがあったのでこちらにコメントさせていただきます。
ティム・バートンはもともと、めっちゃ好きな監督だったのですが、ジョニー・ディップは、こないだ見た海賊のやつでうんうんとうなずき(日本、海外問わず、アクターの名前と顔が全く覚えられない-ACTLESS症候群なのでしょうか、メグ・ライアンとかアンジェリーナ・ジョリーとかは、ちゃんと覚えられるのですが)、なんか他にもいっぱい親父の観た映画にでてるよーと、かみさん、娘に怒られています。
ポスターやら広告で「あー、観たいなあ。」と漫然と思っていたのですが、ブログ拝見しまして、ロアルド・ダールの原作なんですかあーと、くりびってんてんぎょーしまして、こちらも好きな作家なんで。
このお三方のコラボなら(正しい使い方なのだろうか?)、外れてても悔いはないという、または、異種格闘技の解釈の違いのおもしろさが見られるのではないかと、妙な期待が持てます。
ぜーったい、観にいこおーーっと。
で、うわっつらだけ拝見させていただきましたが、かなり、充実したブログのようで、とても、休みの数時間では、拝見できませんので、時間のある時、じっくり、熟読玩味させていただきたいと思います。
また、よろしくお願いいたします。
>ティム・バートンはもともと、めっちゃ好きな監督
そうなんですか^^
>ジョニー・ディップは、こないだ見た海賊のやつ
『パイレーツ・オブ・カリビアン』ですね!
>アクターの名前と顔が全く覚えられない
最近僕も顔が浮かぶのですが、名前が出ないことが多々あります(笑)
>時間のある時、じっくり
そうですね、また時々覗いてみて下さい^^
こちらこそよろしくお願いします!
「チョコレート~」は児童文学の名作なだけに映画も何バージョンかあって、それぞれ評価も異なるようですね。
それにしても、洋、邦、アジアとバランスよくたくさん映画をご覧になっていて敬服します。
個人的には洋画派なのですが、邦画の近作では
「サマータイムマシン・ブルース」を見に行きたいなと思っています。
それではまた、時々拝見させていただきます。
>児童文学の名作なだけに、評価も異なるようですね
そうですね^^意外に好みは分かれるのではないでしょうか(笑)
>バランスよくたくさん映画をご覧になっていて
そうですか?本人はあまり意識していないのですが(笑) ?!
>「サマータイムマシン・ブルース」を見に行きたい
僕もこの映画気になっています^^
是非観てみたいと思っています!
はい、また時々覗いてみて下さい^^
映画版「チャーリーとチョコレート工場」、いよいよ工場大公開ですね。映画館に飛んでいく準備万端でございますよ。
聞いた話によると,全国30ヶ所の映画館で映画上映中にチョコレートの香りを館内に放つそうで,「あなたもチョコレート工場体験できます」的なサービスだそうです。うちみたいなイナカの映画館では無理でしょうね,この演出は…
ところで,リンク張らせていただきたいんですけど,よろしいでしょうか?よろしくお願いします
>映画上映中にチョコレートの香りを館内に放つそうで
ほほう、それは楽しみですね^^
僕がいつも観るシネコンは、2年連続で入場者数日本一ですので必ずあると思います^^
でも、チョコレートくれるほうがいいけどなぁ(笑)
>リンク張らせていただきたいんですけど,よろしいでしょうか?
どうぞどうぞ~♪