町のグランドにタモギタケが出た!と、いつもお邪魔しているブログで知りました。忙しさにかまけて、ぜんぜん山のことを忘れていました。
9日の日に、札幌のキノコ仲間の母さんから、電話が入りました。「10日は、ニセコのほうに行く事になったから、あんたのほうには、行けんくなった」と連絡がありました。こちらの方から、10日くらいに頂上に行くと、タケノコと行者ニンニクが一緒に採れる、と聞いていたので、母さん達と、「行こう」と話していたのですが・・・電話が来るまで、すっかり失念していて・・・というか、10日という日にちの感覚もなくなっていて・・・これって、年のせいというより、食堂をやめたので、今一意欲が湧いてこないんですね。山菜は採るのは楽しいのですが、後処理が大変で、特にタケノコ(言わずもがなですが、根曲がり竹です)は、大変です。大変でも、お客さんに安価で、おいしいものを提供するために、必死で頑張ったのですが、今は夫婦二人ちょこっと食べられれば良いわけで、なんか採る意欲や必然性が出てこないのです。
今年はどうもタケノコは、採りに行きそうにありません。仕事も忙しいし、札幌のことやこちらのペンキ塗りなど、なにやらやることだらけで、しょうがないと思っています。ですが・・・事きのこのことになれば、気持ちがうずきますね。
出ていたタモギは、もう老菌だったようです。もうだいぶ前から発生していたようです。昨年私が見つけておいたポイントは、山の中腹。たぶん標高差が500メートルくらいは有ると思います。時期的には丁度良さ気な感じもします。何とか今週中には見に行きたいですね。
タモギタケは、北海道では、結構メジャーなキノコですが、都圏とかで購入しようとしても、扱っている青果問屋が無いようで、全国的には、マイナーなキノコなのかもしれません。ヤチダモの木に多くなるので、タモギのキノコ(茸)、タモギタケと呼ばれていますが、黄色くて、よく良い出汁の出るキノコです。時期的にも、比較的早くから出て、ま~ボリボリ(ナラタケ)や椎茸よりは遅いですが、初夏のキノコです。他に間違うような、毒キノコもありませんし、採るのには良いですね。
このキノコ、今回街中に出ましたが、札幌でも、街のど真ん中、創成川の街路樹の枝垂れ柳に大量に出ていました。この場所って、札幌テレビ塔のすぐそば。大通り公園のすぐそばであります。今年、創成川の拡幅工事が完了したので、たぶんあの柳の木も伐採されてしまったとは思うのですが・・・。その他にも、市内では結構見かけまして、白石警察署のそばでも、やはり大きな株を見つけたことがあります。でも街中のは中々採取するのには勇気が要りますね。
チョコを連れて公園などを散歩すると、伐採された切り株にエノキが良く発生しています。おいしそうなのですが、採って帰ると妻に怒られます。「ワンコのシッコがかかっているしょ!」たしかに。でも・・・立派なのを見ると・・・ついね。
近年、都会の養蜂がちょいとした流行みたいで東京の真ん中や、札幌でも行われているようです。都会の方が農薬などを使っていないようなので蜜としては安心だとか・・・農薬を使っていたら蜂も参っちゃいそうですが・・・。
まぁ、キレイに洗うし、犬のおしっこも雨が降れば流れるっしょ!!
明日には時間の都合が付けば、タモギ見てきます。