今日は暫くぶりに午前中が休みでした。天気も良い感じで、山に行ってきました。当然狙いは、タモギタケです。
山の景色も僅か2週間ほどの違いで、草の丈が伸びて、すっかり変わって・・・何とはなしに、緑濃くなって、体にいいような・・・
目的地まで行く途中には、崖が4・5ヶ所あって、雨上がりなどはチト心配になります。今回もやはり僅かですが、崖の一部が落ちていました。それと松の大きな枝も、折れて道に落ちたようですが、どなたか親切な方が道の端にどかしてくれていました。
目的地の近くには、熊の痕跡が去年はありました。熊が寝た後と、熊の糞が3ヶ所ありました。今年は・・・糞は有りませんでしたが、やはり熊がゴロゴロしたような、フキが踏み倒された大きなスペースがありました。驚いたことに道路の案内標識が倒されていました。若い熊かもしれません。
それでも昨年、山でお会いした古老の方によると、この山には熊は住み着いていないそうです。ただ、隣町の熊の巣窟と言われている山とつながっているので、そちらから来ているそうです。ま~縄張りの点検みたいな感じのようです。
さて、そこを過ぎて暫く行くと、タモギタケが出る木があります。と、見ると、そのすぐ先に・・・有りました!タモギタケ。ではなくて、熊の糞。
半分乾き加減ですが、ハエもたかっています。CDの音量を一杯に上げて、拍手(かしわで)を強く打って(山に入るときは必ずします。音が良く通って、熊にも聞こえると言われています。)山に入る準備をしました。今時分はダニも多いので、首にタオルを巻いて完全防備です。ブヨも多いと言われていたのですが、場所的に川から離れているせいか、ほとんど居ませんでした。
木は太くて大きいのですが、周りを背の高いイタドリや、オオハナウドが生い茂っていて、近くまで行かないとタモギタケにはお目にかかれません。エッチラオッチラ草を掻き分け、木に近づきましたが、黄色い物は何も見えません。タモギタケはまだ出ていませんでした。木も有り、樹皮も有るので、時期さえ合えば、必ず出るのですが、7月に入ってからなのかもしれませんね。
今月はこの後忙しいので、山は暫くお休みです。帰りにフキを4本頂いて(山が近いと、がむしゃらに沢山採ろうと思わないものですね)帰宅後、妻がきんぴら風のピリ辛醤油炒めにしてくれました。山の幸に感謝です。
明日からまた暫く札幌行きの日々です。とりあえず、明日はチョコをつれて札幌へ。遅くなりましたが、狂犬病の予防接種です。
遠い山の頂にはまだ雪が残っています。