ニケとミケ

捨て猫にゃん子2匹と、先輩捨てられ犬チョコの日々の記録

山に下見に行ってきました。

2011-05-30 22:17:45 | きのこ・山菜
                    

 札幌のキノコ仲間の母さんが、明日こちらに、ウドを採りにきたいとのことで、今朝は6時に起きて、下見に山に行ってきました。

 先日タラの芽が大量にあった場所に直行しました。時間の経過を考えると、丁度いい大きさになっている筈です。

 タラの木は相変わらずそこに有りましたが・・・・、先端などについている筈の新芽が・・・・ありません。見事に殆ど無くなっています。どうも、その見事なまでの採り様や、全て根こそぎ採らずに、何個かは残していたりする所を見ると、プロや業者の人なのか、もしくは、山菜に詳しい方のようです。

 奥に行っても状況は変わらず、フキやウドも採っているようです。フキは普通、一株に3本生えています。真ん中の真ん丸い中ブキは、柔らかく身崩れしやすいので、基本的には採りません。その中フキを残して、両脇の三日月っぽいフキを採るのですが、それも太い方1本だけにしています。山菜はなんでもそうですが、根こそぎ採ってしまうと、翌年からは採れなくなってしまいます。食べ頃の物を、少しずつ広く採る事が、みんなが長く楽しめる事にもなるので、とても大事です。

 この見知らぬ方も、そこは良くご存知のようで、フキは、外フキが一本だけ採られていました。

 更に奥に行くと、タラの芽が少し残っていました。ウドもまだ出始めのが、そこかしこに有ります。ウドはもう一週間ほど、待たないと駄目かもしれません。土を起こした日当たりのいいところにウドは出ます。同じ所に、なんとワラビがあるではありませんか。太くて柔らかめなので、少し頂いてきました。日当たりのいいところなので、長け(たけ)は短めです。30センチも40センチもあるワラビを採るには、笹藪で探さなければなりません。何でも良い物、おいしい物を採るには、多少苦労をしなければなりません。

 明日が本番なので、余り採る訳にもいかず、下見というのも難しい物です。

 場所を変えてみると、タラの芽がびっしり。こちらには来ていないようでした。ウドはやはり、まだ出始めです。10センチほどのウドが、列を成していました。明日はこちらに案内した方が良さそうです。

 帰宅すると、母さんから連絡が入っていました。「明日は、ニセコに行く事になったので、キャンセルです」相変わらず、忙しいことで。次回に案内する事になり、少し良かったかな、とも思いました。
                   
    遠くて、ひだがハッキリしません。時期的にはヒラタケもありますが、色からすると、カワウソタケかもしれません。

                   
 こちらは、紛れも無くアミガサタケです。気持ち悪くて、採った事も、食べた事もありませんが、本によると・・・生食では中毒するが、ゆでると、弾力が出てしこしこした歯ざわりがあり、バターを使って煮込むといい。味区分は・・・驚きのA。信じられません。誰がなんと言おうと、私は食べません。

 

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2 コメント

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残念! (北 風太郎)
2011-05-31 06:11:20
アミガサタケは桜の花と共にやってくるとかでこの時期山歩きの好きな洋食の料理人さんが探していたことがありました。
日本では昔から食べる習慣がなかったんでしょうね。乾燥して輸入しているのかなぁ?スープが美味いらしい。
先日、アミガサタケの仲間だろうからと舌なめずりをしながら20本ほどゲット!!食毒不明のオオズキンカブリタケでした。後日アップします。
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楽しみに待っています。 (チョコパパ)
2011-05-31 08:36:14
オオズキンカブリタケは何度か目にしています。
私はどうも「食べる!」という発想が湧いてきません。なんせ、グロテスクな感じで・・・キノコといえば、畑シメジみたいなのが本物みたいに思っているんで・・・、好奇心や、探究心・冒険心が足りんのかもしれません。
知らないで飲んだおいしいスープに、実はアミガサタケが入っていた!なんてことでもあれば、食べるようになるのかもしれません。
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