12月5日(月)
12月4日から10日までは「人権週間」です。
そこで本日朝のスキルアップの時間に、生徒会役員による
人権啓発放送が行われました。この日の放送では、
本校で1999年に制定された「大聖寺実業高校人権宣言」の全文が読み上げられました。
その内容は次のようなものです。
「大聖寺実業高校に通うすべての生徒は、明るく健康な学校生活を送る権利を有します。
この権利を守るため、この学校のすべての人間はたがいを尊重し合わねばなりません。
障害をもつ生徒がそのことで差別されてはなりません。在日韓国・朝鮮人生徒はその本名
を堂々と名乗ることができるような学校でなければなりません。どんなときでも生徒一人
ひとりの尊厳と権利は等しく守られなければなりません。
そのためにここに大聖寺実業高校人権宣言を定めます。
第1条 すべての生徒は無視されたりいじめられてはなりません。
第2条 すべての生徒はからかわれたり馬鹿にされてはなりません。
第3条 すべての生徒は暴力的な危害、屈辱を受けてはなりません。
第4条 すべての生徒は盗難や恐喝など物品・金銭を奪われてはなりません。
第5条 すべての生徒は人を傷つけまた迷惑をかけることがなければ、自由に意見を述べ
ることができます。
第6条 すべての生徒は親身な相談、助言を受けることができます。
第7条 すべての生徒は互いを理解しあうように努めなければなりません。
第8条 すべての生徒はときには強く叱責されたり厳しく指導されることがあっても、
その人権を侵害されることがあってはなりません。
以上この宣言の実現のため、私たち大聖寺実業高校に通うすべての生徒および教職員は、
自らの良心に従い、互いの信頼関係を大切にし、民主的で分け隔てない学校になるよう
努めなければなりません。」
先輩たちが作り上げた気高い「大聖寺実業高校人権宣言」の心を、生徒・教職員が日々の
学校生活の中で忘れずに実践していきたいとと思います!!
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