昨日のブログでお伝えしましたように、8月28日(金曜日)
10時より、3年生就職希望者72人を対象とする
「第1回模擬面接」を実施いたしました。
3年生就職希望者のみんな、正しく入退室を行い、各企業への志望動機、
自己PRをしっかり述べることができたでしょうか?
今回面接官を務めた教員は、第一印象を決めるポイントの具体的
アドバイス、志望理由にそれぞれの企業がもっている魅力を入れて
話ができているか、返答が単語だけにならず、具体的に感じたこと、
できるようになったことを盛り込んで受け応えできているか等を
中心にチェックし、アドバイスしました。
まだ合格点とはいかなかった生徒も多かったようです。
9月8日の「第2回模擬面接」にむけて、さらに練習に努めましょう!!
8月28日(金曜日)10時より、「第1回模擬面接」を
実施します。目的は、9月16日以降の入社試験に向けて、
本番を想定した模擬面接を行うことで、面接試験に対する意識を
高め、就職試験への対応を万全にすることです。
第1回模擬面接では、就職を希望する3年生が3~6人のグループ
となり、12の会場に分かれて、担当教員を面接官として、
行います。
なお、9月8日(火曜日)に予定されている「第2回模擬面接」では、
加賀公共職業安定所をはじめ、多くの地元企業の人事担当者の皆様を
外部講師としてお招きして、より本番を想定した模擬面接を行います。
服装、顔の表情、声の大きさ、しぐさなどで、面接官の第一印象が決まると
いわれます。3年生諸君、緊張感をもって、「模擬面接」に臨みましょう!!
本校恒例の「聖実祭」を下記日程で開催いたします。生徒たちも
夏休み中より準備に取り組み、体育祭、文化祭での発表の機会を
心待ちにしております。また、PTA役員の方々を中心に、バザー等も
計画いたしておりますので、保護者の皆様、是非とも学校に足を
お運び下さい。
記
日 時 9月2日(水) (体育祭)9:15~14:30
①障害物競争 ②しっぽ取り ③綱引き ④三人四脚リレー
⑤スウェーデンリレー ⑥集団行動 ⑦大縄跳び
⑧物取りバトル ⑨借り物競走 ⑩男女別団対抗リレー
9月3日(木) (文化祭)9:00~14:00
音楽選択者発表・吹奏楽部演奏・各団校歌発表
ステージ発表(クラス発表)・学年・部活・PTA催し物
模擬店・PTAバザー、かき氷
8月21日(金曜日)、本校会議室において、毎年夏の恒例行事と
なっている留学生との国際交流を行いました。
この企画は、「第28回JAPAN TENT2015」の一環として行われた
もので、世界21か国・地域の24人の留学生が来校し、本校生徒39人と
交流を深めました。
交流会では、商業部、女子バレーボール部、バドミントン部などの生徒が、
季語を使って五七五のリズミカルな俳句を作ることや、筆を使って短冊に
書いてもらうことを通して国際交流をしました。
参加した留学生の皆さんは季節の食べ物や自然を題材にして、一生懸命に
句を詠んでいました。
ケニア出身の留学生の方は、「俳句のような文化はケニアにはなくて、
面白かった」と、楽しそうにお話しされていました。
夏休みのひと時、とても有意義な時間を過ごすことができました!!
今年の夏はとっても暑い日が多かったですが、みなさん、
いかがお過ごしでしたか?
夏休みも残りわずかです。実高生諸君、各種課題の進捗状況は
どんなものでしょうか?2学期の開始に向け、しっかりとした準備を
心がけましょう!!さて、9月当初の主な予定は次の通りです。
9月1日(火)始業式 大掃除 聖実祭準備 表彰伝達式
2日(水)聖実祭①(体育祭)進路希望調査(1,2年)
3日(木)聖実祭②(文化祭)
4日(金)聖実祭予備日
6日(日)QC検定(1年) 全商英語検定
8日(火)第2回模擬面接(3年)
11日(金)進学推薦願書提出 第3回模擬面接(3年)
15日(火)就職試験結団式(3年)
17日(木)~ 県高校新人大会(陸上・テニス競技)
2学期も頑張っていきましょう!!
先日、このブログでお伝えしましたように、
8月22日(土曜日)の13:15~15:00に、
加賀市民会館2階会議室において、中学生をお持ちの保護者を
対象とした「加賀市内全日制3高校説明会」を開催いたします。
当日は3校の教員がそれぞれの学校の特徴をご説明します。
本校の教員からは、「企業が採用時に重視する項目と定着率」
「正社員率と生涯賃金」「大聖寺実高の強み」「主な進路先(進学・就職)」
などについて、ご説明させていただきます。
多くの皆様のご来場を心からお待ちしております。
今回は、動橋町の”篠の道場”として知られる「篠生寺(じょうしょうじ)」
に伝わるお話です。
篠生寺には、とってもこわ~い老婆(おばば)の木像があります。
木像の老婆(おばば)は、片膝を立て、垂れたお乳を隠すこともなく、ふてぶてしくも
見学客を睨み返してきます。その木像の老婆(おばば)にまつわる「ちまき笹伝説」を
ご紹介します。
その老婆(おばば)の名前は「桝屋小右衛門(ますやこえもん)の母」です。
1475年5月4日のちまき節句の日、蓮如上人が小松の波佐谷松岡寺から吉御坊へ
帰られる途中、動橋で日が暮れてしまいました。
そこで蓮如上人は桝屋小右衛門の家に「一晩泊めて下さい」と願い出ましたが、
小右衛門の母は「汚い坊主、さっさと立ち去れ」と追い払いました。蓮如上人が、
母がちまきを作っているのを見て、「せめてちまきをもらえませんか」と頼んだところ、
小右衛門の母は笹で包んだ石を投げつけ、「これを食えたら泊めてやるぞ~」と
ケラケラ笑ったそうです。
これを見た蓮如上人は小右衛門の母のあまりに邪見な心をあわれみ、その心を正すために、
ゆでた笹を地にさし、みるみるうちに根が付き青葉が生じる様子を見せました。
すると蓮如上人の不思議な力に驚き、小右衛門の母は自分の非行をわびました。そして、
これまでの「自分さえ良ければいいんだ」という心を改め、その夜から息子の小右衛門
ともども蓮如上人の弟子となり、教えを守りました。小右衛門は「篠の道場」の初代と
なって、念仏の教えを広めました。
木像の老婆(おばば)の姿は、実はわたしたち人間誰にでもある「邪見な心」を表現し、
現代人をも戒めてくれているのです。でも、邪見な心を小右衛門の母一人が
背負わされているみたいでかわいそうな気がします。
なお、「篠生寺」では、毎年6月の蓮如忌に、女性門人が「笹より」「笹あらい」
をして準備した約5,000本の「ちまき団子」を有料で配布するそうです。
ぜひおでかけください!! (情報ビジネス科課題研究『実高ふれ愛隊日記』より)
1799(寛政11)年につくられた『聖城怪談録』という本には、
大聖寺藩八代藩主の前田利孝公が1799(寛政11)年の正月に、宿衛の武士たちを
集めて百の怪談を語らせた記録がまとめられています。
そして記録には、大聖寺藩邸や上級武士の邸宅があった今の大聖寺八間道や馬場町、
錦町周辺や中級武士が住んでいた仲町・鷹匠町・新町・耳聞山などで見られたという
怪異現象が多数記録されています。城下町であった大聖寺には本当にたくさんの
怪談が伝えられているのですね。
そして堀麦水という人があらわした『三州奇談』一ノ巻には、大聖寺耳聞山(みみきやま)の
「長面妖女」という怪談があるそうですので、ご紹介します。
「大聖寺家中の御坊主組に、津原徳斎という人がいる。家の近くに「岡の庵」という景色の
美しい禅寺があって、敷地がそのまま山へつながり、人々がよく散策・遊楽などするところだ。
徳斎はある夜、そこで時を過ごし、夜半のころ、中町の自宅へ帰ろうとした。
道は福田川に沿って、耳聞山という小高い松の群生したところを過ぎて町に入るが、
ちょうどそのあたりで手提灯の火が消えた。『まあいい。もうちょっとで帰り着く』と思って
そのまま歩いていくと、少し先を、提灯とおぼしき灯火が行く。これ幸いとついて行くことにした。
だんだん近くになって、女が素足で灯を提げて歩いているのが分かった。
『近所の知り合いかもしれない。言葉をかけようか』などと思っていると、案の定、女は
徳斎の家のほうへ向かうので、いよいよ安心してついて歩いた。 徳斎の家は小路を
折れ曲がった先で、路の角は隣の屋敷である。屋敷の塀越しに大きな榎が繁っていた
のを、最近、木こりを雇って枝を伐り、根元から十メートルほどの幹ばかりが残っていた。
先に行った女は、榎の幹に寄り添って待ちぶせていたが、徳斎は気づかず、角を曲がった
ところで突然目にしたのは、目の上はるか高くにある灯火。驚いて仰ぎ見れば、
十メートルの榎の幹と等しい背丈の女が、木の切り口を掌で撫でているのだった。
徳斎を見下ろす女の顔は、長さ一メートルばかりもある。胴体は幹に隠れてよく見えず、
長大な顔ばかりがにこにこ笑いかけてくる。思いがけない恐ろしさに、「あっ」と叫んで
我が家へ駆け込んだ。家僕を起こし、再び外へ飛び出して見たときには、灯火も女の姿も
なかった。いかにも近辺の古狸なんかがやりそうなことである。御長柄組の三四郎と
いう者も、このあたりで顔丈一メートルの女に逢ったという。」
何でもあの『ゲゲゲの鬼太郎』の水木しげる氏の『図説日本妖怪大全』という本の中でも
大聖寺耳聞山の「長面妖女」が取り上げられているそうですよ。
大聖寺に妖怪がいたなんて、なにかとってもおかしいですね(笑)!!
(情報ビジネス科課題研究『実高ふれ愛隊日記』より)