大聖寺実業高校の地域貢献活動の一環として、定期的に
本校教員が地元の小中学校で出前授業を行っております。
その名を「実高教え隊」といいます。今回の講師は、
工業担当の実習教諭が勤めました。
訪問先は、加賀市立菅谷小学校。全校児童が13人の小さな小学校
です。人口減で、今年3月で閉校になることが決まっています。
2月25日(水)3・4限目に「石膏を使った作品づくり」を
テーマとした図工の授業を行いました。
準備したものは、石膏(2人で1袋)、紙粘土(13人分)、風船
(大きめのもの)、サンドペーパーなど。
風船の中に、ジョーゴを使って、石膏を流し込みます。石膏が固まる
までの間には、紙粘土を使ってリンゴづくりです。
13人の児童は、興味津々で、とても集中して活動してくれました。
子どもたちにとっては、菅谷小学校でのとっても思い出深い活動に
なったのではないでしょうか?来年度からは近隣の山中小学校で学ぶこと
になる子どもたち。また来年も出前授業ができたらいいなぁ!!
大聖寺実業高校は、加賀市西端の小高い丘の上に
位置します。そして学校からは北陸本線を疾走する列車の
姿をキレイに眺めることができます。
2月23日(月曜日)午前9時26分頃。桜坂を登ったところにある
国道8号線に面した自転車小屋から北陸本線を眺めると、
グリーン色をした9両編成の豪華列車が目の前を通過していきました。
そうです。おなじみの寝台特急列車「トワイライトエクスプレス」。
写真の上り列車は、札幌発大阪行きで、1,508.5kmもの長い距離を
約22時間50分かけて運行する日本一の長距離旅客列車。鉄道ファン
にとっては、チケットがなかなか手に入らない超人気列車だそうです。
しかし、この「トワイライトエクスプレス」は来月13日で北陸本線
を卒業です。
↑加賀温泉駅付近を走るトワイライトエクスプレス札幌行き(2月22日15時過ぎ)
「トワイライトエクスプレス」の姿を学校から見ることができるのも
残りわずか。とても寂しい気持ちがします。
2月19日(木曜日)の『北國新聞』(朝刊)に、
「ロボットのまち・加賀市」を目指す加賀市の取り組みが
紹介されています。
新聞で取り上げられている写真は、昨年11月に行われた
「ロボレーブ加賀大会」で本校電子機械科の生徒たちが
小学生にロボットの楽しさを伝えている様子です。
大聖寺実業高校は、加賀市のこの取り組みに積極的に協力させて
いただく予定です。今年11月の「ロボレーブ世界大会」では、
運営・補助で大活躍する本校電子機械科生徒の姿がみられること
でしょう!!
保護者の皆様へのお願いです。先日来、学校メールや
生徒を通じたご案内でもお伝えしましたように、
登下校時の車での送迎に関しまして、次の点に付き、
ご協力をお願いします。
◇本校では車での送迎は校地外でということをお願いしております
が、現在も校地付近での路上駐車が見られ、地域住民からお叱りを
頂いています。路上駐車なさらないようお願いします。
◇登下校時における本校隣りのコンビニエンスストア内駐車場での
車の乗降はトラブルの原因になります。物品購入等以外では絶対に
駐車しないで下さい。
保護者の皆様のご協力をお願いいたします。
2月16日(月曜日)、とても良いお天気に恵まれました。
そして加賀市全域から、美しい白山を眺めることができました。
(↑柴山潟から仰ぐ白山の写真はI Love加賀ネット川口理事長からの提供です!)
大聖寺出身の山の文学者深田久弥は、『日本百名山』で
白山について、次のように表現しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
白山は生家の2階からも、小学校の門からも、
鮒釣りの川辺からも、泳ぎに行く海岸の砂丘からも、
つまり私の故郷の町のどこからでも見えた。
真正面に気高く美しく見えた。
それは名の通り1年の半分は白い山であった。・・・
・・・私の故郷の町から眺めるのが最上であることを、
私は自信をもって誇ることができる。
主峰の御前(ごぜん)と大汝(おおなんじ)を、
均衡のとれた形で眺め得るのみでなく、
白山の持つ高さと拡がりを最も確かに、最も明らかに
認め得るのは、私の町の付近からであった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
皆さん、大聖寺の通りが、まっすぐ白山に向かって
作られていることをご存知ですか?
『越の白山仰ぎつつ!!・・・』これは、深田久弥が
作詞した本校校歌の冒頭の一節です。
均衡がとれ、その高さと拡がりを最も確かに見ることが
できる白山は、わたしたち加賀市民の誇りです。
2月14日(土曜日)、新潟県上越市で開催された
「第39回全商北信越地区高等学校珠算・電卓競技大会
(電卓の部)」において、本校商業部が団体・個人総合の
両部門で準優勝に輝きました。また個人伝票算では部門優勝
の快挙です。
本校商業部は、昨年度のこの大会で団体・個人総合ともに
優勝し、今年度は2連覇をねらっていましたが、開催県代表であり
全国トップレベルの実力を誇る新潟商業高校(23・24年度優勝校)
に競り負けた形です。
しかし、大会関係者からは出場校の多くが1学年6~8学級
規模の大規模校である中、1学年に商業科1クラスの本校が
善戦していることに賞賛の声が上がっています。
商業部員たちは、今回の大会で味わった悔しさを胸に、
この春の大会に向けて再始動します!!
2月11日(水曜日)、小松市のサイエンスヒルズこまつにおいて、
今年5月17日(日)に開催される「全国植樹祭」のカウント
ダウンボード除幕式が開催されました。
このカウントダウンボードは高さ1.8m、幅1.2mで、
ボード部には石川県小松産の杉が用いられています。
本校情報ビジネス科の生徒が図案を描き、木場潟のジオラマを
作りました。また、電子機械科の生徒が日数を示す数字を
レーザー加工機を使って製作し、他の骨格部分も製作図を
CADで描きました。
中日新聞(CHUNICHI WEB)←クリック
魅力あるものを情報ビジネス科の生徒が考え、電子機械科の
生徒が具現化していくという大聖寺実業高校ならではの
コラボレーションで生まれた作品です。
このカウントダウンボードは、木場潟公園センターに展示
されます。現在、3月14日に開通する「北陸新幹線」に合わせて、
春バージョンが準備されています。
どうぞ、現地でカウントダウンボードをご覧下さい!!