12月7日(水)
現代社会の授業で、「子どもの権利条約」に関する単元があり、
そこで「大聖寺実業高校人権宣言」を取り上げてみました。
すべて子どもは、自分たちの苦境をこえて、人間として成長する
可能性をもっています。この可能性をのばし、発達過程にある子どもの
最善の利益をはかるため、1989年に「子どもの権利条約」が国連で採択
されました。日本は1994年に批准しています。
「大聖寺実業高校人権宣言」は、今在籍している生徒の皆さんが生まれた
頃に制定されていますが、実は「子どもの権利条約」の趣旨を活かした
ものです。8つの条文を読み合わせをしていくと、現在の学校生活でも
活かされていることに生徒の皆さんは気づいたようです。
先輩たちが残してくれたものを改めて学ぶことで、自分たちの学校を
自分たちで築き上げいくことや人権意識を高めていく努力が必要であることを
生徒・教職員とも自覚しなければいけません。
こうした生きた教材を生徒の皆さんに投げかけていきたいと思います。