ども。
MARIKAです。
梅雨ですね。
ダルダルしていませんか??
↓DANASは今何位?↓
してる~~
発達障がい児のためのヘアカット
スマイルカット
について、これまでも何度か
このブログでご紹介してきました。
★たとえばこれとか
★これとか
★これとか
このたびスマイルカットの絵本が完成しました!
ピースマンの
チョキチョキなんてこわくない
久美出版 (1200円+税)
↑画面クリックで購入画面へ飛べます。
ピースマンというのは
髪をきれいにする子どもを応援する
スーパーヒーロー、星髪戦士。
ピースマンは、スマイルカットの発案者
赤松隆滋さんが、地元の芸大生に声をかけ
チョキチョキが苦手な子ども達に
カットの気持ちよさ、楽しさを知ってもらうために
学生たちと共に創った戦隊ヒーロー。
みなさんはご存知ですか?
髪の毛をカットできない子ども達がいることを。
昨今、発達障害という言葉がよく聞かれるようになりましたよね。
発達障がいがある子ども達の中には
知らない場所に行くことや、聴覚、触覚、視覚、心など、様々な感覚がとても敏感で、理美容室でカットできない子どもが多く居るのです。
お店に入ることが出来なかったり
じっとしていられなかったり
大声を出したり叫んだり
わたしたちにとっては当たり前のことが
そうならざるを得ない程の想像を絶する恐怖と感じたり、痛みを感じたりしている可能性が十分あるのです。
ホラー映画を観て体がこわばることありますよね?
ジェットコースターで叫んだりしますよね?
あれくらい、あるいはそれ以上の感覚だと言われています。
当然パニックを起こすこともありますよね。
ましてや子どもなのですから。
そんな状態の子どもに
「じっとしていなさい」
なんて言えるでしょうか??
つまり
じっとしていられないとか
大声で叫ぶというのは
決してわがままだからとか
親のしつけが悪いから
という次元の話ではないのです。
なぜ泣いているのか
なぜ暴れているのか
なぜ落ち着きがないのか
その理由を知ろうというスタンスが
わたし達大人には必要です。
行動には、必ず理由があるのだから。
それを無理やり押さえつけたり
出来ない子としたり、怒ったり
拒絶したりしたら
その子どもにさらなる恐怖心を植え付け、トラウマになってしまうかもしれません。
美容室はこわい を刷り込んでは元も子もありません。
子どもだけじゃない
親子さんに対してもです。
子どもさんと一緒に外出することに、大変なエネルギーを感じているかもしれません。
これはとても不自然なことです。
わたしは赤松さんの講演会で
困っている子ども達が居ることを初めて知りました。
そして、知った以上、どうしてもここに違いを創りたいと思ったのです。
赤松さんはこの分野を大変勉強をされておいでです。
大学に講師として招かれる美容師です。
知事に掛け合い、条例まで変えた美容師です。
とても分かりやすく、現状と“じゃあ、どうすればいい?”を伝えてくださいます。
全国で講演をし、新聞やTVにも何度も取り上げられ
つい先日は日経新聞の全国版にも大きく掲載されました。
そんな赤松さんの講演は
進化しながら全国各地で開催され、
わたしは5月に3回目の講習会に行って来ました。
新宿のスタジオに全国から沢山集まった理美容師の皆さん
半数以上は経営者の方でした。
理美容師以外の方もいらしていました。
赤松さんの話は
しっかりとした背景があり
揺るぎない意図が敢然と存在し
子ども達への愛に溢れ
その想いがダイレクトに伝わって来ます
それは感情論ではなく
現実を動かすところに立ち
その空間に居る誰もが
同じ方向を目指していく瞬間を感じました。
じっとしていられないから
大声で暴れるから
ハサミを扱う以上危ないからと、
入店を断る理美容店も
決して否定はできません。
お客さまを守る気持ちも尊いものです。
でも、どうして暴れるのかの理由を知って
そこから少しずつ、歩み寄って
「ここまでできた!」を増やしていったら
最終的に、ひとりで最後まで
時間内にカットすることが出来るのです。
その方法を知らないだけなのです。
わたしもそうでした。
いま目の前に居る子どもに何が起きているのかを知ろうとする
大人たちがそのスタンスで
笑顔で子ども達と関わっていったら
どんな子どもも、チョキチョキは楽しいし気持ちいい
と感じてもらえるのではないかと思います。
子どもだけじゃない
大人にだって美容室が苦手だという人は沢山います。
理由は何ですか?
大概は言えますよね?
でも、それが言えない子ども達がほとんどなのです。
これは障がいがあろうとなかろうと。
発達障がいという、“個性”をもった
子ども達に、笑顔で「おいで」と言えて、
嫌がっても、その時には出来なくても
「大丈夫だよ~」と言ってあげられること。
「今日はここまでできたね!」と承認すること。
最終的に、ゆくゆくはひとりで出来るように
トレーニングしていったらいいのです。
子どもはいずれ大人になります。
親はいずれ、老いていきます。
自分や自分の子どもさえ幸せならいいという人もいますが
自分も家族もその社会の中で生きている以上
手を差し伸べ合える社会でなければ
本当に幸せと言い切れるだろうか?
自分が子を残して安心して先立つことが出来るのだろうか?と感じます。
これまで髪一本も切らせてくれなかった子が
スマイルカットでトレーニングして
30分以内に他のお客さんも居る店内でカットできるようになり
シャンプーを「気持ちいい!」と言ったこと。
とてもとても、大きな結果です。
この体験を聴いて、わたしは涙が出ました。
シャンプーを「気持ちいい」と感じられる
その権利は誰にでもあるのです。
これが本来当たり前なのです。
そしてそれは、思いもよらない結果を生みました
耳鼻咽喉科や、歯医者さんにもかかることが出来るようになったそうなのです。
この子にとってのパラダイムシフト。
ヘアサロンでチョキチョキできるようになる、それが
あらゆる可能性を秘めていることが分かりました。
こんなことを敢えてブログに書く必要が無いくらい
当たり前になることを意図して
わたし達はスマイルカットをしていきます。
赤松さんと出会えて本当に良かった。
絶対に一人にしないから。
最後にスマイルカットを分かりやすくまとめた動画を貼ります。
4分17秒、ご覧いただけたらとても嬉しいです。
赤松さんの講演は、次回、仙台で行われます。
講演はこれが最後になるかもしれません。
理美容師以外の方も参加ウェルカムです。
よかったらこの記事をSNS等でシェアいただけたら嬉しいです。
必要としている方にも届きますように。
日時:9月5日(月)13:00~17:00
場所:仙台市戦災復興記念館
講習費:4000円
※定員60名
わたしはこういったことを発信することで決して集客したい訳ではありません。
実際、集客にはなりません。
このブログをご覧の方で、ダナスヘアーのお客さまでない方もいらっしゃるかと思います。
その方へお願いしたいことは、今通われているヘアサロンの美容師さんに、スマイルカットのことを教えてあげて欲しいのです。
どうやら、理美容師さんの中でこういった動きがあるようだねって、伝えて欲しいのです。
発達障がいだからといって、カットを断らないで欲しいのです。
もちろん理美容師さんだって不安かもしれません。
だから、ちゃんと方法があると言うことを知って欲しいのです。
分かれば安心です。
そしてそれは、子ども達だって同じです。
お互いが歩み寄れるコツがあるんです。
ただそれだけです。
この意識そのものを当たり前にしたいだけです。
それが、すべての人間関係にも繋がると確信しています。
そらいろプロジェクトのホームページで活動について詳しく知ることが出来ます。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
スマイルカット PV
↓DANASは今何位?↓
いつもダナスキャンをごらんくださいましてありがとうございます。
ダナスへアーは、発達障がいなどで『困り』を感じていらっしゃるお子さんのカットをサポートしております。お気軽にご相談下さい。
ウィッグを装着したままでのカットもお断りしません。
ヘアードネーション賛同店
ダナスへアー
024-961-8420
福島県郡山市富田町字坦の腰63-1
MARIKAです。
梅雨ですね。
ダルダルしていませんか??
↓DANASは今何位?↓
してる~~
発達障がい児のためのヘアカット
スマイルカット
について、これまでも何度か
このブログでご紹介してきました。
★たとえばこれとか
★これとか
★これとか
このたびスマイルカットの絵本が完成しました!
ピースマンの
チョキチョキなんてこわくない
久美出版 (1200円+税)
↑画面クリックで購入画面へ飛べます。
ピースマンというのは
髪をきれいにする子どもを応援する
スーパーヒーロー、星髪戦士。
ピースマンは、スマイルカットの発案者
赤松隆滋さんが、地元の芸大生に声をかけ
チョキチョキが苦手な子ども達に
カットの気持ちよさ、楽しさを知ってもらうために
学生たちと共に創った戦隊ヒーロー。
みなさんはご存知ですか?
髪の毛をカットできない子ども達がいることを。
昨今、発達障害という言葉がよく聞かれるようになりましたよね。
発達障がいがある子ども達の中には
知らない場所に行くことや、聴覚、触覚、視覚、心など、様々な感覚がとても敏感で、理美容室でカットできない子どもが多く居るのです。
お店に入ることが出来なかったり
じっとしていられなかったり
大声を出したり叫んだり
わたしたちにとっては当たり前のことが
そうならざるを得ない程の想像を絶する恐怖と感じたり、痛みを感じたりしている可能性が十分あるのです。
ホラー映画を観て体がこわばることありますよね?
ジェットコースターで叫んだりしますよね?
あれくらい、あるいはそれ以上の感覚だと言われています。
当然パニックを起こすこともありますよね。
ましてや子どもなのですから。
そんな状態の子どもに
「じっとしていなさい」
なんて言えるでしょうか??
つまり
じっとしていられないとか
大声で叫ぶというのは
決してわがままだからとか
親のしつけが悪いから
という次元の話ではないのです。
なぜ泣いているのか
なぜ暴れているのか
なぜ落ち着きがないのか
その理由を知ろうというスタンスが
わたし達大人には必要です。
行動には、必ず理由があるのだから。
それを無理やり押さえつけたり
出来ない子としたり、怒ったり
拒絶したりしたら
その子どもにさらなる恐怖心を植え付け、トラウマになってしまうかもしれません。
美容室はこわい を刷り込んでは元も子もありません。
子どもだけじゃない
親子さんに対してもです。
子どもさんと一緒に外出することに、大変なエネルギーを感じているかもしれません。
これはとても不自然なことです。
わたしは赤松さんの講演会で
困っている子ども達が居ることを初めて知りました。
そして、知った以上、どうしてもここに違いを創りたいと思ったのです。
赤松さんはこの分野を大変勉強をされておいでです。
大学に講師として招かれる美容師です。
知事に掛け合い、条例まで変えた美容師です。
とても分かりやすく、現状と“じゃあ、どうすればいい?”を伝えてくださいます。
全国で講演をし、新聞やTVにも何度も取り上げられ
つい先日は日経新聞の全国版にも大きく掲載されました。
そんな赤松さんの講演は
進化しながら全国各地で開催され、
わたしは5月に3回目の講習会に行って来ました。
新宿のスタジオに全国から沢山集まった理美容師の皆さん
半数以上は経営者の方でした。
理美容師以外の方もいらしていました。
赤松さんの話は
しっかりとした背景があり
揺るぎない意図が敢然と存在し
子ども達への愛に溢れ
その想いがダイレクトに伝わって来ます
それは感情論ではなく
現実を動かすところに立ち
その空間に居る誰もが
同じ方向を目指していく瞬間を感じました。
じっとしていられないから
大声で暴れるから
ハサミを扱う以上危ないからと、
入店を断る理美容店も
決して否定はできません。
お客さまを守る気持ちも尊いものです。
でも、どうして暴れるのかの理由を知って
そこから少しずつ、歩み寄って
「ここまでできた!」を増やしていったら
最終的に、ひとりで最後まで
時間内にカットすることが出来るのです。
その方法を知らないだけなのです。
わたしもそうでした。
いま目の前に居る子どもに何が起きているのかを知ろうとする
大人たちがそのスタンスで
笑顔で子ども達と関わっていったら
どんな子どもも、チョキチョキは楽しいし気持ちいい
と感じてもらえるのではないかと思います。
子どもだけじゃない
大人にだって美容室が苦手だという人は沢山います。
理由は何ですか?
大概は言えますよね?
でも、それが言えない子ども達がほとんどなのです。
これは障がいがあろうとなかろうと。
発達障がいという、“個性”をもった
子ども達に、笑顔で「おいで」と言えて、
嫌がっても、その時には出来なくても
「大丈夫だよ~」と言ってあげられること。
「今日はここまでできたね!」と承認すること。
最終的に、ゆくゆくはひとりで出来るように
トレーニングしていったらいいのです。
子どもはいずれ大人になります。
親はいずれ、老いていきます。
自分や自分の子どもさえ幸せならいいという人もいますが
自分も家族もその社会の中で生きている以上
手を差し伸べ合える社会でなければ
本当に幸せと言い切れるだろうか?
自分が子を残して安心して先立つことが出来るのだろうか?と感じます。
これまで髪一本も切らせてくれなかった子が
スマイルカットでトレーニングして
30分以内に他のお客さんも居る店内でカットできるようになり
シャンプーを「気持ちいい!」と言ったこと。
とてもとても、大きな結果です。
この体験を聴いて、わたしは涙が出ました。
シャンプーを「気持ちいい」と感じられる
その権利は誰にでもあるのです。
これが本来当たり前なのです。
そしてそれは、思いもよらない結果を生みました
耳鼻咽喉科や、歯医者さんにもかかることが出来るようになったそうなのです。
この子にとってのパラダイムシフト。
ヘアサロンでチョキチョキできるようになる、それが
あらゆる可能性を秘めていることが分かりました。
こんなことを敢えてブログに書く必要が無いくらい
当たり前になることを意図して
わたし達はスマイルカットをしていきます。
赤松さんと出会えて本当に良かった。
絶対に一人にしないから。
最後にスマイルカットを分かりやすくまとめた動画を貼ります。
4分17秒、ご覧いただけたらとても嬉しいです。
赤松さんの講演は、次回、仙台で行われます。
講演はこれが最後になるかもしれません。
理美容師以外の方も参加ウェルカムです。
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必要としている方にも届きますように。
日時:9月5日(月)13:00~17:00
場所:仙台市戦災復興記念館
講習費:4000円
※定員60名
わたしはこういったことを発信することで決して集客したい訳ではありません。
実際、集客にはなりません。
このブログをご覧の方で、ダナスヘアーのお客さまでない方もいらっしゃるかと思います。
その方へお願いしたいことは、今通われているヘアサロンの美容師さんに、スマイルカットのことを教えてあげて欲しいのです。
どうやら、理美容師さんの中でこういった動きがあるようだねって、伝えて欲しいのです。
発達障がいだからといって、カットを断らないで欲しいのです。
もちろん理美容師さんだって不安かもしれません。
だから、ちゃんと方法があると言うことを知って欲しいのです。
分かれば安心です。
そしてそれは、子ども達だって同じです。
お互いが歩み寄れるコツがあるんです。
ただそれだけです。
この意識そのものを当たり前にしたいだけです。
それが、すべての人間関係にも繋がると確信しています。
そらいろプロジェクトのホームページで活動について詳しく知ることが出来ます。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
スマイルカット PV
↓DANASは今何位?↓
いつもダナスキャンをごらんくださいましてありがとうございます。
ダナスへアーは、発達障がいなどで『困り』を感じていらっしゃるお子さんのカットをサポートしております。お気軽にご相談下さい。
ウィッグを装着したままでのカットもお断りしません。
ヘアードネーション賛同店
ダナスへアー
024-961-8420
福島県郡山市富田町字坦の腰63-1