佐藤 康光 棋聖(棋王)に、羽生 善治 名人(王座・王将)が挑戦している『第79期 棋聖戦』は、序盤の2局を佐藤棋聖が連勝し、後半の2局を羽生名人が連勝して、このシリーズの対戦戦績2勝2敗のタイとして迎えた最終第5局が今日、静岡県伊東市で行われましたね
。
最終局なので、改めて振り駒が行われ、佐藤棋聖が先手番に…。
そして注目の戦型は、後手1手損角換わりから、羽生名人が向かい飛車に振り、佐藤棋聖が居飛車穴熊に潜るという、いかにも熱戦が期待できそうな形になりました。
午後6時近くまで、控え室の検討陣が、この将棋の形勢判断がつきかねるほどの、まさに激戦
。
夏らしい、熱い戦いが繰り広げられました
。
結局最後は114手までで、後手番の挑戦者・羽生 善治 名人が見事に穴熊の先手玉を攻略して寄せ切って勝ち、奪取&復位に成功しました
。
羽生名人は、先の名人戦で奪取&復位して名人位獲得通算5期となり、十九世名人の永世称号を獲得したばかりですが、この棋聖位まで奪取&復位し、これで保持していた王座・王将位とあわせて四冠となりました
。今年度に入ってから、多忙ながら凄い勢いですね
…。
一方、佐藤棋聖は、大山 康晴 十五世名人に並ぶ棋聖位7連覇を目指したわけですが、その連覇記録は遂に「6」でストップしました
。
ですが、6連覇で一気に永世棋聖の称号を獲得したわけですから、これまた凄い事です
。
佐藤棋聖は、棋王位の一冠に陥落しましたが、このシリーズでも指し手に随所に工夫が見られましたので、ファンを魅了する将棋をこれからも披露してくださることでしょう
。
しかし、両対局者が2連勝ずつしてのフルセットにまでもつれ込んだ今回のシリーズ…。
拙ブログでは、今回初めて取り上げたわけですが、素晴らしいシリーズになったと思います
。
今年度は、名人戦に続き、2つ目のタイトルの行方がこれで決しました
。
来年度は、どんなシリーズになるのかが早くも楽しみですが
、これまた羽生名人(四冠)が深浦 康市 王位に挑戦している『第49期 王位戦』が開幕し、23日から第2局が行われます。
夏本番
を迎え、将棋界も熱戦が繰り広げられそうで、益々目が離せませんね
。

最終局なので、改めて振り駒が行われ、佐藤棋聖が先手番に…。
そして注目の戦型は、後手1手損角換わりから、羽生名人が向かい飛車に振り、佐藤棋聖が居飛車穴熊に潜るという、いかにも熱戦が期待できそうな形になりました。
午後6時近くまで、控え室の検討陣が、この将棋の形勢判断がつきかねるほどの、まさに激戦

夏らしい、熱い戦いが繰り広げられました

結局最後は114手までで、後手番の挑戦者・羽生 善治 名人が見事に穴熊の先手玉を攻略して寄せ切って勝ち、奪取&復位に成功しました

羽生名人は、先の名人戦で奪取&復位して名人位獲得通算5期となり、十九世名人の永世称号を獲得したばかりですが、この棋聖位まで奪取&復位し、これで保持していた王座・王将位とあわせて四冠となりました


一方、佐藤棋聖は、大山 康晴 十五世名人に並ぶ棋聖位7連覇を目指したわけですが、その連覇記録は遂に「6」でストップしました

ですが、6連覇で一気に永世棋聖の称号を獲得したわけですから、これまた凄い事です

佐藤棋聖は、棋王位の一冠に陥落しましたが、このシリーズでも指し手に随所に工夫が見られましたので、ファンを魅了する将棋をこれからも披露してくださることでしょう

しかし、両対局者が2連勝ずつしてのフルセットにまでもつれ込んだ今回のシリーズ…。
拙ブログでは、今回初めて取り上げたわけですが、素晴らしいシリーズになったと思います

今年度は、名人戦に続き、2つ目のタイトルの行方がこれで決しました

来年度は、どんなシリーズになるのかが早くも楽しみですが

夏本番

