Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

深浦 康市 王位が乱戦を制して1勝1敗のタイに…/『第49期 王位戦 第2局』

2008-07-26 06:56:54 | 将棋
さて、23日、24日の両日、愛知県豊田市を舞台に行われた、『第49期 王位戦』の第2局。

既報の通り24日に勝敗が着き、結局109手までで先手の深浦 康市 王位が挑戦者・羽生 善治 名人に勝ちました

これでこのシリーズの対戦戦績も1勝1敗のタイになり、改めて「五番勝負」となりました。
先手がここまで勝っているという展開は、先日の『第66期 名人戦』と同じです。
緊迫感がありますね…。


手短ですが、本局を少し振り返りましょう。



戦型は、図のようにタイトル戦初登場の『2手目△3二飛車戦法』となり、38手目に羽生名人が△3三銀と出たところで、1日目が終わり、封じ手となりました。



図が封じ手の局面ですが、封じ手は検討されてた一つであった、▲4四歩でした。
見事に今回は外しました。まだまだ勉強が足りない入門者ですね…。

その後は乱戦となり、後手が受けに回りながらも良くなったようですが、終盤に逆転(97手目の▲5四銀が決め手だったのかなぁ…)して、そのまま深浦王位が押し切ったようです。

やはりこの両対局者…対戦戦績が物語っているように、差がそんなに開かない展開になりますね…。



図が投了図になりますが、先手玉には後手の持ち駒から考えても詰みはなく、投了も止む無しでしょうか…。

しかし、このシリーズはまだ序盤の2局が終了したばかり。

名人戦とは違った2日制の緊迫した将棋になり、個人的にはフルセットまでもつれ込むような気がします。
繰り返しになりますが、改めて「五番勝負」になりましたね…。


昨年、名局と謳われた最終第7局を制して奪取した深浦王位が、羽生名人との相性の良さで、最後には防衛を果たすのでしょうか
その昨年の第7局で自らにあった勝ちを逃した悔しさを胸に秘め、名人位に復位・永世称号も手にして充実著しい羽生名人が、タイトルを奪取し、その数を増やすのでしょうか


注目の第3局は次週の今月31日,8月1日の2日間、兵庫県神戸市で行われます。

楽しみですね…。


ところで、一昨日、昨日と、体調不良により、読者の皆様にはご心配をお掛けしました。

どうも、社宅が「夏熱くて冬寒い」築数十年の鉄筋コンクリートで、設置しているのに空調を使っていない(家内が使わないから我慢している)のがいけないのか、軽い熱中症のようです。
業務をこなしていても、頭がクラクラしていましたし、耳鳴りがし、意識が若干遠い気がしましたので…。

この週末も、無理しないようにします。まだ、ボーっとした感じですので…。

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