Being on the Road ~僕たちは旅の中で生きている~

日常の中にも旅があり、旅の中にも日常がある。僕たちは、いつも旅の途上。

東トルキスタンの夢と新彊の現実 第4回(グルジャイーニン)

2020-10-04 22:43:53 | 旅行

2019年4~5月の記録

おばあちゃんと孫、中国では、子供の面倒は、おばあちゃんがみるもの。大人になっても、母親より祖母を慕う人も多く、その分、祖母の影響を受けて育つ。

 

「喀賛其民俗旅游区」を再訪。ベルトのバックルが壊れかけていたのでベルトを探していた。「喀賛其民俗旅游区」の入り口付近にベルト屋があるのは知っていたが、観光地なので、安いはずがないと思って、市内で“市場調査”していたのだが、ベルト屋に出くわすことがなく、「喀賛其民俗旅游区」の入り口近くのベルト屋で買うことにした。気に入った1本の値段を聞くと、「200元!」。「高い!」と言って、スタスタと店を出る。これで、店主が追いかけてきたら、こっちのもの。ところが、追いかけてくる様子がない。正直なところ、新しいベルトが欲しかったし、気に入った1本だった。やむなく、自ら店に戻り、あらためて価格交渉を始めた。僕は、50元からスタートし、80元、100元とジリジリ譲歩。120元で、強引に決めようとしたが、店主のオヤジは、150元からびた一文引かない、結局、150元で決着。

 

ところで、僕は、プロフィールにある通り、鉱山機械などの重機械やその部品の買い付けを生業としているバイヤーだ。要するに“買い物”のプロなので、そのことにちょっとだけ触れる。「素人のお買い物」と「プロの調達」の違いは何かというと、「素人のお買い物」は、本人が納得すれば、それでOKなのだ。納得の理由は、何でも良い。店員さんのスマイルが素敵だったからでも、何でも許される。しかし、「プロの調達」では、利害関係者が納得する結果を出さなくてはならないし、再現性もなくてはならない、単に安ければ良いというものではない。

 

「仁義なき買い叩き?」も手打ちとなれば“ノーサイド”、談笑ができるのが、中国の買い物の楽しみ。店の奥の工房の写真撮影を試みるも、狭すぎて撮りようがなく、オヤジに店頭まで出て来てもらってカシャッ!

 

水色に塗られたレンガとピンク色の屋根、パステルカラーのおとぎの国

 

白人のような子供たちも、れっきとした中国人

 

ピンクの壁もいやらしさがなく、自然に感じる

 

顔なじみになった女の子、今日はカラフルな衣装にバックをさげてお出掛け?

 

抜けるような青い空と水色の壁と白く縁どられた窓

 

むかしから使われてきたモスク

 

旅は続く