Uさん、こんばんは。
全く気が付いていませんでしたが、ブログの編集トップ画面に、ふと目をやってみると、「ブログ開設から」が999日となっていました。
明日で丁度1000日目となります。
キリの良い数字です。
但し、年換算では2年7か月と少しとなって、なんだか中途半端な感じではあります。
1000日というと区切りも良く、聴いた感じの重みがありますが、3年弱というとそれほど長くもない気もします。
途中、更新が途絶えがちになりながらも、じりじりとここまでやってきました。
更新間が長くなったり、短くなったりを繰り返しながら、もう少し続けていきたいと思います。
さて、今回は、P-11の機能などについて触れておきたいと思います。
まず、その大きさ重量です。
諸元表を見ますと、P-11は、アキュフェーズのパワーアンプでは最軽量の18.1kgとなっています。
現行機を含む過去全ての機種の中でです。
プリアンプでももっと重いものすらありますし、極初期のものを除いたプリメインアンプよりも軽い。
そして、奥行きはケンソニック時代にもう少し短いものもあったようですが、それでも400㎜を切る388㎜、高さは131㎜しかありません。
つまり、P-11は、アキュフェーズの中では最小・最軽量のパワーアンプと言えます。
勿論、世の中にはもっと薄型軽量、小型のパワーアンプは幾らでもありますが、アナログパワーアンプの進化を正攻法(重量化・大型化)で進める同社のアンプではちょっと変わった立ち位置にいます。
だからこそ、自分が選ぶことが出来たとも言えるのですが...。
アンプを正面から見ますと、操作部などはプラップで隠されていてパネルの凸凹が少なく、どちらかというとノッペリとした感じです。
アンプ正面から見て、中心にあるガラスウィンドが、少し右側にオフセットされていることに、最近気が付きました。
電源スイッチの位置とのバランスを考えての事でしょうか。
その電源スイッチは押すとベコベコと不安定に揺れて落ち着きがありません。
ガラスディスプレイには、ピークメータはありません。
これもアキュフェーズのパワーアンプでは数少ない例です。
尤も針がチラチラ動くのは、見た目せわしい感じがしますから、メーターは無い方が個人的には却って都合が良いです。
ただ、電源を入れると、アキュフェーズのロゴマークが緑色に灯り、選択したスピーカー系統、入力系統が赤色に点灯します。
これですら目障りです。ディマーがあると良いのですが、残念ながらありません。
フロントの両サイドの角は、金属製の部材でラウンド処理されております。
モダンなデザインで美観も優れていますし、角に何かをぶつけても安心の、良い仕様だと思います。
それほどの重量も無い為、フロント部には、取っ手がありません。
背面には、縦置きするための足がちゃんとついています。
フラップを開けます。
左の方から見て見ます。
ヘッドフォン端子があります。使ったことはありません。
スピーカーは2系統・同時使用も出来ます。
以前所有していたマランツのPM8005も2系統ありましたが、利活用はしませんでした。
が、P-11では実際に活用してみて、便利なものだなと初めて思いました。
ブリッジ接続切替ボタン、アンバランス/バランス接続切替ボタンと続き、右端は左右の入力レベル調整ツマミとなります。
この入力レベルツマミは、極小音量の調整が出来ないPRE30との組み合わせで、PRE30の最小ボリューム以下の音量で音楽を聴きたいときに、大変有効に活用できました。とても有難い機能です。
背面へ続きます。
入力端子は、バランス/アンバランス一系統ずつです。
古い機種ですので、電源コードは直付けとなっていて、改造しない限り、ケーブルの取り換えは出来ません。
ついでに、スピーカーケーブル端子も、直配線の仕様です。
普段使っているバナナプラグには対応していませんが、ケーブルを通す穴が大きい為、バナナプラグを押し込みネジをきつく締めて固定は出来ています。
排熱はそれほど多くはありません。
天板がほんのり熱くなる程度でしょうか。
但し排熱のためのパンチングは天板のかなりの部分に広がりがあります。
導入最初の頃は、アンプに電源を入れると暫くしてから基盤が焼けるような臭い(半導体臭さ)がありました。P-202にもあった臭いです。
今は余り臭いも出なくなりました。
全体として、余り自己主張しない控え目なところが良いアンプです。
今回は、P-11の外形などについて触れて見ました。
ではこれで失礼します。
ごきげんよう、さようなら。
#Accuphase P-11