Accuphase P-11 その3

2024-06-03 22:36:55 | 音響機材/音楽再生

Uさん、こんばんは。

今日、ブログ開設から1000日目になりました。

だからといって特別なことは何もありません。

書き込み内容も前回の続きと、普段通りです。

 

今迄のように、ただマイペースで更新を続けていこうと思うばかりです。

どうぞよろしくお付き合いの程、お願いします。。

 

さて、P-11です。

今回で締めくくります。

 

肝心の音質についてです。

これは表現が難しいですね。

 

A34.2との比較の中で、低音が深く沈み濃い音色で音の響きも良いと書きました。

ただそれはプライマーのパワーアンプとの比較の上で話です。

 

Accuphaseのプリとの接続では、パワーアンプの特別な面があまり見えません。

真面目に落ち着いて、丁寧に鳴る感じです。

 

響きが大きく広がりを持つ、という感じにはなりません。

どちらかというと出音はまとまっているようにも思います。

 

8オーム120Wと必要十分なパワーがありますが、内容的にも重量的にも、力で押し切るという面はないようです。

4オームですと170Wですから、リニアな出力は得ることは出来ません。

プリに歩調を合わせて、必要な分のパワーを淡々と出す、そんな感じでしょうか。

 

大音量で活用したことがありませんから、隠れた力は持っているのかもしれません。

一つの証左として、この機種はBTL(ブリッジ)接続が出来、この場合340Wでスピーカーを駆動します。

 

尤もAccuphaseのパワーアンプには、大抵ブリッジ接続切替のボタンがありますから、P-11の特筆すべき点とまでは言えません。

このブリッジ接続、いつか試してみようと思います。

 

常に自分の中にモノ使いへの欲求があります。

本当は、ステレオアンプのブリッジ使いではなく、純粋なモノアンプが良いのですが、中々そのような巡り合わせになりません。

P-11のブリッジ接続を試してみたら、また報告します。

 

少し気になるのは、ダンピングファクターの低下による影響です。

通常、200のところ、半分の100になります。

必要最低限、といったところでしょうか。

 

低音の締まりが少し悪くなるかもしれません。

スピーカーケーブルで調整する必要が出てくるかもしれませんが、多分杞憂に終わるでしょう。

 

P-11はこれからも使い続けていく可能性の高い機材です。

何故かというと、これといった個性・特色、言い換えると癖が見当たらないからです。

 

色を余り感じません。

無色・透明は言い過ぎで、ハイエンドオーディオ機の、そこまでの高品質さはありません。

 

が、こういったパワーアンプは上流の音をそのまま素直に反映するでしょうから、機器の組み合わせの難易度も下がるでしょう。

運用が楽になります。

 

もう少し力強いと良いのですが、ないものねだりということでしょう。

大きさ・重量も、当方の環境ではこれが限界に近い状況です。

 

PRIMARE PRE30ほどではありませんが、少し愛着が出てきています。

幸いなことに、今のところ、Accuphaseでも修理不可となる可能性がある機種には該当していません。

数年したらメンテナンスを行い、労わって使ってあげようと思います。

 

 

長くなりました。

P-11については以上です。

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう、さようなら。

 

#Accuphase P-11

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