PS Auido Digital Link III DAC

2023-10-06 21:54:11 | 音響機材/音楽再生

Uさん、こんばんは。

 

昨日は冷え込み、今日は盛夏の陽気。

ジェットコースターのような激しい気温の変化で、体調を崩しそうです。

 

実はもう崩しています。

アレルギー反応が出て来て鼻水が止まりません。

季節を考えますと、これはブタクサか何かの花粉の影響とも考えられますから、気温の著しい変化による体調不良ではありませんが、兎に角、要注意です。

 

さて、タイトルのDAC。

実はかなり前に手放していまして、手元にはありません。

 

1年以上前でしょうか、この機器とIFi AudioのZENONE Signature、同社のNeo idsdの3つのDACが手元にあって、とっかえひっかえしながら、どれを残すかを決めるため、盛んに聴き比べをしていました。

 

単体で聴くだけではなく、ZEN ONEはDDCとしても使えますから、ZENONEとDL3、ZENONEとidsdを組み合わせてCoax接続、それぞれのDACとPCとUSB直結、とかそんなことをしながら、いろいろと試しました。

GustardのDDCやMGCもありましたから、これも組み合わせを色々と試してみて、.....でも微かな差異しか感じられないこともしばしばあり、最後は嫌になりました。

 

で、最良なのはどれか。

 

結論は出ませんでした。

駄耳のせいです。

 

IFiのDACと比べると、DL3の方が、音が太く・力強く出ます。

電源が強化されているからでしょう。

 

DL3は、96/24か196/24のどちらかで必ずアップサンプリングされます。

聞き比べましたが、あまり変わるようには感じませんでした。駄耳だからでしょう。

 

発売された時期が古いため、IFiのように、さらに上のレートでは再生されません。

音の先鋭度では、IFiに負けていたように気がします。

 

尤も籠った音、分離の悪い音、までは言えません。

 

なお、PCとはソフトウェア(ドライバー)なしでもUSBで接続し普通に通信出来ます。

音も問題なく出ます。

 

筐体の大きさは、やや低めのハーフサイズコンポです。

奥行きはサイズの割にはありますが、極端に長いものではありません。

フロントパネルの仕上げは、粉を拭いたアルミのようで、ヘアライン仕上げになっていたような気もしますが、高級感はありません。

 

RCAケーブルをDL3の端子に差し込むのが少し大変でした。

とても固くてきついのです。接続するのも大変ですが、外すのも大変です。

 

DL3は、音の響きが闊達なことで知られているようです。

まるで風呂場で音楽を再生しているようだと。

 

自分も音楽再生ではリバーブを重視していますから、DL3が音の響きが良いことを知って、このDACを夢中で探しました。

価格もそれほど高くないことも良です。

駄目で短期間で手放しても損失はそれほどありません。

 

探しましたが、古い機種ですから余り中古店には出てきません。

オークションに切り替えました。

意外と人気があるようでなかなか落札できませんでしたが、気長に探していたところ、何とか相場の範囲で落札することが出来ました。

 

で、音を聴いてみますと。

思ったような音の響きがありません。

 

購入当初は響きが良いと思って、購入は成功と喜んでいたのです。

暫く聴いているうち、それは思っていたのと少し異なる音の響き、望んでいた響きとは違う響きであることに気が付きました。

 

望んでいたのは、軽く空気のようにふわっと広がる音なのですが、そうではありませんでした。

手放したのはかなり前で、DL3で再生するのもそれを遡ってさらに前の事(1年前ぐらいでしょうか)ですから、音の感じはかなり忘れてしまいましたけれど、どちらかというと音が拡がるというよりは、上の方に書いたように、力強く響くという感じでした。

 

このDACで古いJ-POPSのCDを再生すると、躍動感や音の厚みが出て、とても良い感じになりました。

爽やかに拡がる音ではありませんが、ある範囲の音楽には有効な音質だったのです。

 

ZENONEをDDCとして使い、COAX接続したときと、PCに直結したときでは音の違いがあったかというと、あまり記憶が無く、今書いた音質がどっちの接続であったかもはっきりしませんが、でもどちらでもDL3らしい音が出たような気がします。

 

手放した理由は、結局のところ、求めていた音の拡がりがなかったことに尽きますが、PS AudioのDACはなかなか良いものであり、上位機種、後継機種をそのうち買おう、つまりどうせまたPS Audioを買うのだから、入れ替えるつもりで手放そう、そういう意図もありました。

 

ですから、直ちにIFiのDACに音質面で負けた、ということではないのです。

土俵が違うとこうところでしょうか。

とは言っても、やはり片や手元に残り、もう一方は放出したのですから、表面上の優勝劣敗の勝負という点では、IFiに勝負があったということではあります。

 

それで、その後PS AudioのDACはどうしたかというと、、nuwave dac nuwave dsd、perfectwave dac、stellar GSDなどなど、どれにするかを悩んでいるうちに決められなくなり、そのうち、良い個体が適価で出なくなってきてで、未だに入手していません。

色々あって、PS Audioの機材を手にするのはかなり先になりそうです。

 

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう、さようなら。

この記事についてブログを書く
« Canon EOS-1D Mark4を手放し... | トップ | 12から2へ 残り2台となった... »

音響機材/音楽再生」カテゴリの最新記事