Uさん、こんばんは。
ファイルウェブ等のプレスリリースで知りましたが、ATOLLから、パワーアンプAM300が予想どおり発売となりました。
Dynaudio JapanのWebサイトに、カミングスーンといったような表示がありましたから、間もなく出るだろうということを、以前、別の投稿の中で軽くそのことに触れています。
ディアルモノ構造(AM200Signatureと同じ)。
トロイダルトランス440VAを2基。コンデンサー83,300μF。
MOS-FETの3パラレルのプッシュプル回路。8Ωで150W×2。
いつものとおり電源部は強力なようで、パワーも十分です。
ATOLLらしい凝縮されたサイズ感は、満点です。
一系統ですが、望んでいたバランス入力あり。
期待の一点です。
お値段は…。
ほぼ想定どおりの39万6千円(約40万円)。
…高い。
金策をどうしようかと迷いました。
ですが、慎重になって記載されている仕様をよく見ます。
期待の入力端子は、バランス・シングルエンドのどちらか一方の信号を、切り替えて受けるタイプのようです。
つまりXLRかRCAの排他利用。
しかも裏面で切り替えます。
PRE30とPR300と同時に繋いで信号入力しようと考えていましたが、切り替える手間が少し面倒そうです。
重量は、AM400並みの19Kg。
重たい。
全体としてほぼ理想通りの出来栄えのなのですが、よくよく見てみると、これはAM400の中身をAM300のガワで包んで、プライスダウンさせたリメイクプロダクトのようです。
総合してみると、少し考えていたものとは異なっていて、金額のこともありますが、購入の対象では無くなりました。
今使っているAM100は、手ごろな中古AM200が見つかれば入れ替えても良いとは思います。
AM300までは手を伸ばすことはないでしょう。
AM300が欲しかったのは、バランス接続もできるATOLLのパワーアンプで、パワーアンプを一統して機材整理をしたかったからです。
プライマーA34.2は持っていますが、PRE30のXLRの音質を、ATOLL(アナログアンプ)の音色で聴いてみたかったということです。
そしてPR300に見合ったアナログアンプも必要と考えています。
ではこれで失礼します。
ごきげんよう、さようなら。