Uさん、こんばんは。
全く事前知識はありませんでした。
800D4シリーズの発売までは知っていましたが、これとは別に、最近、B&Wで機種更新があったんですね。
今日の夕刻、駅前繁華街に家人と出掛けました。
要件が済む1時間ほどの間、暇をつぶしがてら、近傍の大型家電ショップのオーディオコーナーに立ち寄ったのです。
ふと見ると、B&W 705S2の展示品が在庫処分価格で売られています。
処分品が出る、もうそんな時期なのかと思いました。
自分も以前、ここでCM6S2の在庫品を買ったな、などと感慨にふけっていますと、隣に見慣れないが705S2に良く似たブックシェルフのスピーカーが並んでいます。
705S3とあります。
どうやら705S2の後継機のようです。
新機種が出て当該機(705S2)が安くなったのですね。
後継機が出るのが少し早い様な気もしますが、S2シリーズが発売されてそれなりの月日が流れていたのですね。
マットブラックのS3の壮観な出で立ちとその仕上げは、S2に比べて少し高級感を増したような印象を受けました。
そしてその価格は、と言いますと、少しどころの高級感では済まされないような上がり方でした。
処分品のS2の倍以上、Signatureモデルの1.5倍ぐらいです。
このクラスが50万以上、びっくりです。
805Dの発売時と同じぐらいの価格ではないですか。
上がりましたね~。何でも値上がりするこのご時世ですが、これはたまげました。
出音は聴いていません。
B&Wですから、良くも悪くも大体は想像が付きますね。
それよりも、筐体が変わりました。
Daliの一部モデルのように、フロントバッフルがサイドに向けて中心からゆるく後ろの方にカーブを描いています。
僅かにラウンドしており、800シリーズの筐体に近づいています。
何らかの音響効果を狙ったものですかね。
バッフル形状の変更に合わせてスピーカーグリルも変化しています。
カッコ良くなりました。
トップ・オン・トゥイーターのハウジング形状も変わりました。
800シリーズのようにチューブ後端がかなり長くなっています。
これはカッコ良いです。
音響効果も良いのでしょうが、見た目の高級感が違います。
CM6S2のときは、短いサツマイモを切ったようなボテッとした形をしていましたからね。
お金が掛かっているのでしょうが、このデザイン変更は良いです。
筐体サイズは705S2より少し大きく見えたのですが、気のせいですかね。
純正オプションのスタンドが大きくなり、据え付ける位置も高くなりました。
売り場を見回してみますと、他にも704S3ですとか700S3シリーズが何本かありました。
平日の夕刻ですから、オーディオコーナーには誰もいません。
いつものように、805D4 とマランツの組み合わせで音楽が流れています。
普段は、クラシックが流れていますが、今日はジャズでした。
誰もいませんから、ボリュームノブを回して音を大きくしてみました。
良いんだか悪いんだか、評価の付け難い、いつもの音でした。
きっと両者の真価はここでは発揮出来ないんでしょう。
さて、上に書いたように、自分は過去にCM6S2を持っていましたから、705の系譜のスピーカーには少しばかりの関心と愛着を持っています。
このモデルを買うことはもうありませんが、でも良い評価を得、それなりに売れて成功してほしい、と個人的に思っています。
購買者にはならないから、メーカーにとって嬉しくも無い一方的な思いです。
ちょっと身勝手ですかね。
ではこれで失礼します。
ごきげんよう、さようなら。