deracine雑想誌

日々にあったこと詩でも書いていきます。

天竜川事故Ⅱ~ガイドとして~

2011-08-22 04:38:49 | 水商売
こんばんは、deracineです。

またまた、書きたいこと、書きたかったことは置き去りで・・・。天竜川の事故について書きます。

新米ガイドとして、ある会社と契約し昨年から川でお客さんの相手をさせてもらっています。
カヤック自体はかれこれ5年ほどです。といっても本格的にやり出したのは3年目かな?という状態です。

まあ、3年目には自分のボートを購入しているのでそこそこ漕いでいました。
私よりもスキルが高い方なんてのは沢山沢山います。
レスキュー・接客・etc、目下勉強中という部分が沢山あります。
まだまだ、理想のガイドまでには道のりは遠いです。

で、レスキューといってもロープ投げたりとかそんな基本的なことはもちろんできます。
ただ、よりシビアな環境になった場合にどうするか、お客さん以外でもし流されている人がいたら?
いろんなケースを考えています。

仮に生命を確保できたとしても、酸素を脳に伝えられなくなって3分で深刻な後遺症が出てしまいます。
ただ、お客さんであれば、ライフジャケットをきっちりしてもらっているので、外れたりしていなければ、かつ、流され方が大丈夫であれば、
まず大きな事故には繋がらない。常にきっちり装着できているかには目を光らせる必要はありますが。

あと、危険な場所も大体は把握しています。
もちろん、打ち身とかになるような場所は把握しきれず、私自身体中生傷だらけになってしまっていますが。
お客さんを見ているとどうしても自身のケアがおざなりになってしまいます

まあ、経験年数、技量がどの程度か、ということはさておいて、あくまでもプロなのです。
今日も、一人でツアーを行う程度には信頼されている模様です。

で、話を戻すと天竜川の事故です。

正直、最初に話を聞いたときに、船頭が行方不明になったという時点で転覆を想定していないということは想像に難くありませんでした。
今回事故の起こった天竜川を私は下ったことも、見たこともありませんので、流れがどうとかそういうことを言うつもりはありませんし、言えません。

ただ、初めから船頭が流されたということについてはものすごい疑問でした。
今回舟は3艘あり、真ん中の舟が転覆。

後続の船頭が通報、前後の舟で救助、といった流れだったようですが。

もしも、お客さんが少なくて一艘だけで進んでいたらどうだったのでしょうか?

船頭が流されているということは、もっと大きな事故に発展してしまっていたように思います。
そもそも、事故に気づくまでにどの程度の時間がかかったか。
レスキューを要請するまでにどれだけ時間がかかったか。

唯一の難所←知ってるじゃないですか。
ほかの場所がどれだけなだらかであろうと、その難所で流されてしまう場合の想定で動かないでどうするんですか?

船頭さんもお亡くなりになっているので、こういう発言は非常に心苦しいのですが、
運航会社にしても、船頭さんにしても、あまりに無責任です。

考え方は色々あるでしょうが、私は、引率者は引率される人すべてが亡くなったとしても生きて帰ってこなければいけないと思っています。
万全を期しても、どうしようもない事故ってのは自然相手である以上0にすることはできないと思います。
良い悪いは別にして、なぜその事故が起こったかを説明する責任があると思います。
以降、そんな事故が起こらなくするためにも。また、救助を要請するためにも、救助を行うためにも、絶対にガイドは自身の身を守らなければいけない。

二次災害になるような救助を行ってはいけない。

どんなお客さんでも、楽しませて、怪我ひとつすることなく、また何度も来たい、心の底から楽しんでもらえる、夢のような体験をしていただく。
もちろん、そういう満足度を向上させる部分は大事です。

でも、それ以前の部分のお話。

正直遊覧船の船頭の装備なんかは知りません。
ですが、おそらく遊覧船の運営する会社達の組合や協会みたいなものはあると思います。

死者がでた事故というだけではなく、その可能性の高い事故の情報収集、防ぐためにはなないが必要か?
船頭の装備や、危険回避。きっちりとやって同じ川でのサービスを提供するものとして、考えていただきたい。

また、当然我々もそんな事故が起こらないように常に危険に対してのアンテナを張り、事故が起こらないように気をつける。
楽しませるってことは必要ですが、それ以前の部分、気を引き締めなければいけないと思っています。

天竜川の遊覧船事故

2011-08-18 02:10:36 | 水商売
こんばんは、deracineです。

本来はほかに書きたいこともあったのですが、取りえず昨日発生した天竜川の事故について・・・。

現時点で1名が亡くなり、3名が行方不明・・・・。

正直にいえば、我々と遊覧船とはお客さんの感覚は違う。
我々のお客さんはキチンと装備も付けるし、アウトドアスポーツを楽しみに来ている。

それに比べて遊覧船はあくまでの観光ですよね。
だからこそ、いざということが起きないような配慮が当然必要なわけですし、いざ起こった時の対応も徹底されているしかるべき。
しかるに、ライフジャケットすら、きちんとつけていたという保証は何もない状態での事故。

観光であれば、綿の服なんかも来ている人はいたでしょう。

しかも船頭が流されている。
ほかの遊覧船にtレスキュー道具は?

やっぱり川の事故は見ていて気分が悪くなります。
また、自身の川での仕事中に、気を引き締めるポイントの一つとして頑張ります

不満!!!

2011-08-16 14:32:36 | 水商売
こんにちは、deracineです。

不満です!

リバーガイドなんて初めて二年目。

お客さんを飛びこみにつれていくこともあるのですが、私はカヤックでサポートしていることが多くて、私自身が飛びこみをするってことは少なかったのですが、
TLを務めたり、私の方が慣れている場合なんかは、結局私が飛んだりすることがありまして。

側宙や全宙なんかを色々と試したりしていましたが、手っ取り早く、かつ失敗しないかつ、助走なんかもできずにコントロールできるロンダートをしてみました。

結果・・・本来のロンダートの場合、スピードがつきすぎて、半分以上回転して、横から着水してしまいます。
正直半端なく痛い・・・。

で、昨日はあえて回転を殺してロンダート・・・というよりも側転して、ひねっておちるだけ・・・。加速せず、なんてしました。
目っ茶お客さんがおお!ってなってました。

個人的には大不満です。
でも、ロンダートのあとに側方の一回転を追加するほどの回転力を作るのは・・・。多分できないので、不満たらたら。
しかも、私が問題なくできるハンドスプリング等も地上で回転しきる形に出来上がっているので、次は顔面ぶつけるんだろうなあと思うと、正直難しい・・・。
なかなかに飛びこみは奥が深い。

いや、程度の低いことをやって、歓声が起きるという事態が、めっちゃ不満です・・・。

ハンドロール成功

2011-08-13 00:50:30 | カヤック
今晩は、deracineです。

さて、久しぶりにカヤックです。

ひっくり返った状態で起き上がる技術をロールと呼びます。

いままで、普通のロールバックデッキはなんとかでいるようになっていました。
で、今日、できるかな?でパドルを使わずにロールが出来るかを試して見ました。

結果は少しばたつくものの、概ね問題なしで成功できました。
さすがにパドルを離した状態での沈にストレスが・・・。ですがね。

まあ、今さらなカヤックスキルの成長ですが、ちょっとずつ成長していることがわかりました。
もっとやりたいことなども沢山ありますが少しずつ成長していけたらなぁと思います。

揺れる思い

2011-08-11 02:45:59 | 日々
こんばんは、deracineです。

あああ、タイトルはまさにZARD・・・。
いえ、冗談は置いておいて。

少し息切れしてきている気がします。
むぅ、さすがに突っ走りすぎているのかな?

休みなしで仕事に遊びに。
寸暇を惜しんでいると思う。
別の言い方をすれば死に急いでいる?
それは違う。

そんな死に方は求めていないから。
ただ、過ぎてしまった時を、ほんの少しずつでも取り戻そうとしているだけ。
ちょっと無茶なのは、自身を試している。鍛えた体を。限界をどこまで越えられる人間なのかを。
タフネスを、試している。

で、もう少し、後もう一歩苦しめるかなぁと思っています。
別に、あの子の為じゃなく、自分の為に。

苦しいのは、そんだけ好きだったからだもんなぁと思う。
初恋は7年程かかったし、そういう意味では5年で忘れられるなら、大いなる進歩かもしれない(笑)

なんにせよ、綺麗事を続けようとしたっておかしな話でしかなくて。
元恋人が自分を差し置いて幸せになっているってことが腹立たしい。
置いていかれたような気がして、さみしい。
どこかで、俺以上に君に合う人はいないと思っていた・・・。
そんな自惚れが、自分を苦しめているだけ。
あの子がどうかじゃなくって、所詮自身のことだけなんだよね。
そんなちんけでみじめな・馬鹿な男なのさ。

だからこうなっているだけ。

もう終わりにしちまえ、叫び声がこだまする。
大事にしておきたい、震える声が聞こえる。

描く未来も、夢も。お互いにもう知らないことだらけ。
君につもった時を。
俺に降り注いだ雨を・風を。

互いに知らないまま・・・。

君には伝えてあげない。
でも、どこかで伝わることを信じてる。

いいじゃねえか。
言葉はついででしかない。
どこかで、君は元気に幸せに過ごすでしょう。

俺もどこかで必死に生きる。
交わらないことは、変えない事実。

それでも、あの時が嘘じゃなければきっとなにかが通じているはず。
そんな詩。
いつか、君に届けばいい。
君の笑顔の一欠けら、引き出せるなら、それでいい。

・・・一応、詩の下書き兼吐露です(笑)
自分の深層を見つめてえぐってえぐって。
見える何かを言葉に変えて。

多分に色んな歌に影響されているなとは思いますが。
曲を作ることができない我が才の無さにやるせなさを思わなくないですが。
あくまで詩人なんだ。曲はいつか・・・。そう思って、今はまず紡ぐ言葉を選んでいる。