Echidna's Diary♪ エキドナの日記

エキドナの幸せ♪結婚生活

本『ガール』奥田英朗著

2011-02-10 | 
Dr.伊良部の小説を書いてる奥田英朗著で、
口コミを見ると、好評だったし、買って今読んでる。

短編集で、まだ1作品しか読めてないけど、
働く女性の話しが主のよう。

その1作目!!

主人公と同世代という事と女性っていう視点からか、感情移入しやすく、すいすい読んでしまった。

30代で課長職につき、年上の男性を部下に持つ主人公の女性。

その部下に任せたプロジェクトの全体会議で、
参加各社からの現況報告。

同じ会社なのに、自分より年下で、女で、課長で、上司でっていう理由で、
恥をかかせようっていう発言や態度を繰り返すその年上の部下。

その2人の攻防戦、その後に課長がとった行動にはスッキリ!

レビューにも書いてあったけど、著者は男性なのに何で女性の心がここまで分かるのーー?

って、私もそう思った。

いやぁ~、ホントに愉快、爽快感たっぷりの本!

続きが楽しみ♪
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本『続・体脂肪計タニタの社員食堂』

2011-01-31 | 
本屋さんで、去年から話題になっていた『タニタの社員食堂』を初めて開いてみた。

第2弾が発売されていて、パラパラすると、
第1弾と比べてひかれるレシピが!

読者からの希望で、文字を大きくしてほしいとかで、
中身のデザインも見直したせいもあるかも知れへん。

第1弾を持ってないけど、第2弾を買う事にした。

早速作ってみた。

鶏肉のトマト煮込み。
すごい簡単!
そして、ものすごーくおいしかった。

タマネギとセロリのみじん切りとホールトマト缶と一緒に煮込む。

本には約20分煮込むって書いてあったけど、
40分くらい煮込んでた。

本来ニンニクも入れるところ、これにも入れずに作った。

それでもおいしく、ダンナ君にも好評!

次は何を作ろっかなぁ~♪
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本『もう迷わない生活』江角マキコ

2011-01-28 | 
5年前に発刊されていた本が、
今月文庫本として発売された。

あの『お姉さん』ぶりが好きで、憧れる。

パラパラめくると、カラー写真があったり、
レシピが書いてあったり、興味津々!

お肌の事からお家の内装、オススメの物まで、
幅広く包み隠す事なく書かれてあり、
『私もそうしよっ!』
と、また単純ですぐ影響されやすいため、実行したくなる。

憧れる人の真似はしたいよねぇ。
だって憧れてるんやもん!

レシピも簡単ヘルシーなものも多く載せられていて、
早速材料だけ買い揃えた。

そして、スキンケアの方法も参考にして、実行して2日目。

さて、どうかなぁ~。


オススメの歯ブラシもあり、ドラッグストアに2店行ったけど売ってなかった。
ネットで買うしかないかぁ~。

などなど、色んな物が載ってあり、『次は?次は!』と読み進み、
あっという間に読み終わった。

ほんの一握りの生活が見えただけやけど、
こういうふうに人生を歩んでいければなぁと、参考になった。

頼もしい本が1冊増えた。
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本『SPEC』

2011-01-21 | 
ノベライズ本、買っちゃいました。

テレビもおもしろかったし、時々飛ばしてた所もあったから、読みたかった。

結局、何がウソで何がホントか分かれへんかった。

瀬文と当麻のやり取りがおもしろい。

またDVD出たらレンタルしよっと!
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本『KAGEROU』

2010-12-24 | 
やっぱりこの本、買っちゃいました。


この小説を読んだ人の感想、
水嶋ヒロ君がこの内容を書いたきっかけを知りたくて、
ネットで検索。


読んだ人の感想は、
『重い内容かと思ったら、軽いコメディー』
『現実ばなれ』
『リアリティがない』

などが多かった。

そして、ヒロ君の
小説を書いたきっかけは
命の重さを知ってほしかった、から。



ほかの感想の中には、読みやすい、短時間で読めたとかも書いてあり、
これは私もそうやなぁと思った。

2日で読み終わったけど、丸2日ではなく、
たぶん3時間くらいで読み終わったはず。

感想は、
私にとってはものすごく身近な内容だった。


『リアリティがない』
って思われるのは仕方がないなぁって思った。


身近に『ドナー』『レシピエント』と呼ばれる人がいなければ、
そういう意見、感想が多いかも。

どれがリアルでどれがリアルじゃないのか、
当事者じゃないと伝わりにくいんかなぁと思った。


この本がすごい勢いで売れて、たくさんの人に読まれて、
いい事やなぁと思った。

2年前から書き始めたみたいで、
弟がいなくなったのも2年前。

偶然でも、何かを感じる。ナーンテ、何でもこじつけたくなる。

でも、まさかこういう内容とは思いも寄れへんかった。

大切な本がまた1冊増えた。
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本『マボロシの鳥』

2010-12-10 | 
太田光著。


爆笑問題の太田光が書いた小説。

これも前々から気になっていた。
買った決め手は、奇跡のストーリーって書いてあったから。

あの毒舌の太田が書く小説って、どういうのを書くんかなぁと思って、読みたくなった。

短編集。

どれも短編だから飽きがこないし、
当たり前やけど、その数ぶん全部話しが違う。

魔女、タイムカプセル、ネズミ、荊の姫、タイトルのマボロシの鳥等など。

『ネズミ』は自分の事を書いてる所もあるんやろうなぁって思った。

奇跡のストーリーって言っているけど、
ん?奇跡?ミラクル?

現実離れしている話しもあるけど、奇跡とは思えへん。

太田が書いたから『奇跡』なん?かなぁ。
違うよなぁ~。


残酷な話しもあるけど、
きっとこういう事は実際にもある事なんかなぁ、
と考えさせられたりした。

『鳥』が何かしらの形で登場する。
太田は『鳥』になりたいんかなぁって思った。

でもほかの人の感想で、
『鳥』を芸人に見立ててるのでは、
って書いているのを見て、はぁーなるほどねぇって思った。

深い話しもあり、一度読んでみるのもいいかも。


水嶋ヒロ君の本ももうすぐ発売。
これも売れそう。
私もきっと買っちゃうんやろうなぁ。。。
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本『かたみ歌』

2010-11-17 | 
朱川湊人著。

少し前に人気作家の作品を『世にも奇妙な物語』でしているのを見て、
私が知らなかったこの作家の作品が不思議でいい話しだった。

ドラマでは堀北真希ちゃん主演。

この人の本を読んでみたくて、この作品も入った『かたみ歌』を選んだ。

不思議な話しばかりの短編集。

少しゾワッとする話しの中にも、人の温かさが感じられる。

短編集やけど、出来事が起きるのはあるお寺周辺で、
謎めいた古本屋の主人が毎回登場し、
ラストではその謎解きもあり、長編とも言えるかも。

ある幼い兄弟の話しでは、目と鼻がない口だけの男の子が出て来て、
その子と対決するお兄ちゃん。

切ないんよねぇ。

他には死の予兆らしきものが見える人の話しも不思議で少しゾッとする。

ドラマでもあった『栞の恋』。胸にじーんとくる話しだった。

こういう不思議な話し好きやけど、この本は物悲しさが残る本だった。
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本『神様のカルテ2』

2010-11-11 | 
一気に読んじゃいました。

簡単な感想は…

『良かったー』

で、

また人に
『いい本』
とすすめたい1冊。

なんかこれだけだと簡単過ぎて、嘘っぽい?
ホンマにいい本だった。



ネタバレしている所もあるかも知れないので注意。
といっても感想ですが。



『1』よりも格別に内容が濃く、
重い内容の部分も病院内の話しだからもちろんあるし、
その中でもイチの発する言葉がぷぷっと笑える箇所は前と変わっていないし、
2はより一層、そんな所のメリハリがあった。


今回は、ハルとイチが一緒に見る風景、
ある夫婦が見た景色などなど、描写が美しい所と、
悲しい所が相対し、キレイな景色がより際立ってみえる


2にもまた別の老夫婦が登場する。

70年を寄り添った夫婦の話し。

涙が出た。

感動的で、素敵な夫婦で、私達もこんなふうに寄り添っていければなぁと思った。


お葬式の様子も少し描かれていて、
弟の時の事が思い出され、こっちの話しでも涙。

弟の友達たち、少し?ヤンチャな子達が、
きちんと喪服を着用して、って当然やけど、何人も連れ立って来てくれた。
小中学一緒だったし、1つしか離れてないから、
知った顔の子もいる。
大人になったなぁ、なんて思いながら見てた自分を思い出した。

そんな子達が、
みんな弟の顔を見て、お別れの挨拶をしてくれた。

お葬式の事はリアル過ぎるからこのブログには載せた事はないけど、
『2』を見て、考えが変わった。

でもお葬式はやっぱり悲しいし、これ以上は載せるのはやめとこっと。

『お別れ』は本当に悲しくて寂しいものだなぁと改めて実感。


読んでいる途中、

『何で人間っていう生き物がいるんやろう、
宇宙の他の星には同じような生き物がいないのに、
地球には色んな動物がいる。
でも何のために生きてるんやろう。
何で死ぬんやろう。
死んだらどうなるんやろう』

と、答えがない事をボーッと考えたり、
色んな事を感じた本だった。

大切な本がまた増えた。。
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本『神様のカルテ』

2010-11-05 | 
夏川草介著。

またこれも単行本になるのを待ってたけど、
一向に出る気配もなく、もうしびれを切らしてハードカバーのを買っちゃいました。

櫻井翔&宮崎あおいチャンで映画化決定し、
前々から話題の本だった。


主人公の病院の先生が、夏目漱石を尊敬し、その本ばかりを読んでいたから、
『我輩は猫である口調』

柔らかく聞こえる。

ストーリーも病院内の事情がわかりやすく描かれていて、
スッと入ってくる。

それと山岳写真家の奥さんをものすごく好いていて、
そこが癒される。

宮崎あおいチャンにピッタリ。

2人が住んでる家が、古いアパートで、
登場する住人達との仲も楽しい。

ゆっくり読める内容。

ある老夫婦の若い頃の話しが、感動して泣きそうになった。

あと、延命する事がエゴじゃないかっていう事や、
この本が2年前に出ていて読んでいたら、
何か変わってたかなぁとか、
考えさせられる所もあった。

またいい本に出会えた。
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本『ラッシュライフ』

2010-10-21 | 
伊坂幸太郎著。

この作家さんの名前は見かけていたけど、今回初めて買ってみた。

他の作品では、映画にもなった『重力ピエロ』がある。

感想は…初めての感覚の小説だった。

5つのストーリーがあり、それぞれに登場する人物が何らかの形で関係があり、
終盤にかけて、それがつながる。

こういうのを『群像劇』っていうみたい。
『あとがき』に解説があった。

最終的にそれをつなげて読み取るのは読者側で、
読んでいて、

『あー!ここにつながるんや!』
『この人の旦那さんだったんや!』

っていうような場面がいくつもあり、楽しかった。

5つのストーリーが順番順番に何度もやってくる中で、
1人の登場人物の話が安心感を持って、楽しく読めた。

それは、泥棒の黒澤。
プロの泥棒…だからこそなのか、そうじゃないからなのか、
泥棒に入った後、そこの家の人が、どうして狙われたのかとか、
先々に不安を感じないように、『今回狙ったのは偶然です。何の恨みもありません』等のようなメモを残していく。

それがおもしろいし、黒澤が話す内容や人格に好感を持てて、イイ。


この人の作品は、登場人物を他の作品にも登場させたりするみたいで、
他ではどんなふうに活躍してるのかを見たくなった。
特に『黒澤』が出ている『重力ピエロ』。

次はそれかなぁ~。
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