会議室外まで響きわたった東電しかる菅首相の声(読売新聞) - goo ニュース
「
2011年3月15日(火)10:21
「テレビで爆発が放映されているのに、官邸には1時間くらい連絡がなかった。一体、どうなっているんだ」
菅首相は15日早朝、東京・内幸町の東電本店に乗り込み、会議に急きょ出席。その場で同社の幹部や社員らに対し、福島第一原発事故への東電の対応について不満をぶつけた。
首相は、「(原発対応は)あなたたちしかいないでしょう。(原発からの)撤退などあり得ない。覚悟を決めてください。撤退したときは東電は100%潰れる」とまくし立てた。首相の叱責する声は、会議室の外まで響き渡った。
地震や原発事故対策で陣頭指揮に当たる首相の異例の東電早朝訪問と、激しい叱責に、政府内からも、「冷静な対応を国民に呼びかける首相が冷静になっていないのではないか」「現場が萎縮すれば逆効果だ」と疑問視する声が出ている。
」
この国の危機管理なんざ、所詮こんなもんか...。
激高した首相は「人間らしさ」が売りなのだから、選んだヤツ等の資質が疑われて然るべき話だが、残念ながら明らかにリーダーとしては不適格...とは言え、この程度の叱責に委縮する現場があるなら、そも原子力なんぞという危険物を扱う立場に立つべき人間達ではない。 その意味で、後段の首相発言は的を外していないものの、こんな内輪もめが漏れてくるようでは、まともな対応が進んでいるとは到底信じ難い...。
まぁ昨日淡々と話す官房長官に呈した苦言から考えれば、かなり自己矛盾してるけど...。
ただね、イラ立ちの度合いからすりゃ、首相の比じゃないと思うけどね、国民は...。
福島第一2号機で爆発音、圧力抑制室が損傷か(読売新聞) - goo ニュース
「
2011年3月15日(火)09:29
原子炉の冷却機能が低下している東京電力福島第一原子力発電所2号機で15日午前6時14分、大規模な衝撃音が起きた。
原子炉格納容器の一部で圧力抑制室(サプレッション・プール)の圧力が通常の3気圧から1気圧に下がっており、圧力抑制室の一部が損傷し、格納容器から外部に放射性物質が漏れだした可能性がある。東電が15日7時50分過ぎ、発表した。
第一原発の正門前では、爆発1時間半後の午前7時50分、毎時1941マイクロ・シーベルトの放射能を観測。さらにその40分後には8217マイクロ・シーベルトに急上昇した。この値は一般人が1年間に浴びる量の3・4倍に相当する。同原発周辺では、北東から毎秒1・5メートルの風が吹いているという。正門は2号機の風下に当たる。
爆発が起きたのは、格納容器の下部の圧力抑制室で、格納容器内の蒸気圧が高まった場合に、圧力を下げる機能を持つ。格納容器本体の圧力は7・3気圧で変化していない。
原子力安全・保安院によると、圧力抑制室には放射性物質の混じった蒸気と水が入っている。抑制室のある原子炉建屋の上部には、隣接する3号機で14日に起きた爆発で生じたすき間があるため、そこから放射性物質の混ざった蒸気が流れ出た懸念がある。
爆発直後、原発の敷地周辺の放射線量が毎時969・5マイクロ・シーベルトを記録、東電は何らかの異常事態が発生したとみて、爆発直後、原子炉への注水作業に関係のない作業員らを退避させた。
東電は14日夕から、2号機の燃料棒が一時、完全に露出した状態になり、その後、一時回復したが、爆発前の午前3時頃には、空だき状態になっていた。
爆発の後、原子炉の水位は改善傾向にあるが、依然として燃料棒は午前6時半現在、2・7メートル露出した状態になっている。
爆発事故を受け、政府と東電は総合本部を設置することを決めた。
」
さてさて、菅さんは何言うのかな?
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2011年3月15日(火)10:21
「テレビで爆発が放映されているのに、官邸には1時間くらい連絡がなかった。一体、どうなっているんだ」
菅首相は15日早朝、東京・内幸町の東電本店に乗り込み、会議に急きょ出席。その場で同社の幹部や社員らに対し、福島第一原発事故への東電の対応について不満をぶつけた。
首相は、「(原発対応は)あなたたちしかいないでしょう。(原発からの)撤退などあり得ない。覚悟を決めてください。撤退したときは東電は100%潰れる」とまくし立てた。首相の叱責する声は、会議室の外まで響き渡った。
地震や原発事故対策で陣頭指揮に当たる首相の異例の東電早朝訪問と、激しい叱責に、政府内からも、「冷静な対応を国民に呼びかける首相が冷静になっていないのではないか」「現場が萎縮すれば逆効果だ」と疑問視する声が出ている。
」
この国の危機管理なんざ、所詮こんなもんか...。
激高した首相は「人間らしさ」が売りなのだから、選んだヤツ等の資質が疑われて然るべき話だが、残念ながら明らかにリーダーとしては不適格...とは言え、この程度の叱責に委縮する現場があるなら、そも原子力なんぞという危険物を扱う立場に立つべき人間達ではない。 その意味で、後段の首相発言は的を外していないものの、こんな内輪もめが漏れてくるようでは、まともな対応が進んでいるとは到底信じ難い...。
まぁ昨日淡々と話す官房長官に呈した苦言から考えれば、かなり自己矛盾してるけど...。
ただね、イラ立ちの度合いからすりゃ、首相の比じゃないと思うけどね、国民は...。
福島第一2号機で爆発音、圧力抑制室が損傷か(読売新聞) - goo ニュース
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2011年3月15日(火)09:29
原子炉の冷却機能が低下している東京電力福島第一原子力発電所2号機で15日午前6時14分、大規模な衝撃音が起きた。
原子炉格納容器の一部で圧力抑制室(サプレッション・プール)の圧力が通常の3気圧から1気圧に下がっており、圧力抑制室の一部が損傷し、格納容器から外部に放射性物質が漏れだした可能性がある。東電が15日7時50分過ぎ、発表した。
第一原発の正門前では、爆発1時間半後の午前7時50分、毎時1941マイクロ・シーベルトの放射能を観測。さらにその40分後には8217マイクロ・シーベルトに急上昇した。この値は一般人が1年間に浴びる量の3・4倍に相当する。同原発周辺では、北東から毎秒1・5メートルの風が吹いているという。正門は2号機の風下に当たる。
爆発が起きたのは、格納容器の下部の圧力抑制室で、格納容器内の蒸気圧が高まった場合に、圧力を下げる機能を持つ。格納容器本体の圧力は7・3気圧で変化していない。
原子力安全・保安院によると、圧力抑制室には放射性物質の混じった蒸気と水が入っている。抑制室のある原子炉建屋の上部には、隣接する3号機で14日に起きた爆発で生じたすき間があるため、そこから放射性物質の混ざった蒸気が流れ出た懸念がある。
爆発直後、原発の敷地周辺の放射線量が毎時969・5マイクロ・シーベルトを記録、東電は何らかの異常事態が発生したとみて、爆発直後、原子炉への注水作業に関係のない作業員らを退避させた。
東電は14日夕から、2号機の燃料棒が一時、完全に露出した状態になり、その後、一時回復したが、爆発前の午前3時頃には、空だき状態になっていた。
爆発の後、原子炉の水位は改善傾向にあるが、依然として燃料棒は午前6時半現在、2・7メートル露出した状態になっている。
爆発事故を受け、政府と東電は総合本部を設置することを決めた。
」
さてさて、菅さんは何言うのかな?