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「同軸コリニアアンテナ研究会」でgoogle検索するとHPをご覧いただけます。研究成果がまとめてあります。

厚木市白山展望台移動運用 11月5日

2017年11月06日 11時56分42秒 | 山移動

今日は久々に厚木市の白山展望台(標高280m)へ10段コリニアを持って移動運用に出かけた。

眼下には関東平野を望み南西には伊豆大島、そして丹沢山系を背にするロケだ。

この場所は同軸コリニアアンテナの不思議な飛びを体感できる。

果たして今日は?どうだろう。天気は良いけど少し靄(もや)ってスカイツリーは見えず新宿のビル群も霞んでいた。

正面の横浜ランドマークはどうにか見えた。

アンテナは展望台からの眺望の妨げにならないよう左隅に設置。

12時過ぎからポカポカ陽気の展望台でCQ開始。伝搬実験と告げて交信した局にアンテナ形式と出力を確認する。

それを聞いていたある埼玉局がわざわざベランダにハンディ機とヘンテナを持ち出して応答頂いた。

【430MHz10段同軸コリニア】

そして頂いたレポートは、

『通常使用している27x2ではどこへ向けても信号が殆ど変わらなかった。

ヘンテナ(1ele)かつハンディでは富士山向けが一番強い。また音声が歪んでい聞こえる』とのことだった。

実はこの場所、丹沢主峰の直下で富士山は見えない。なので埼玉側からは丹沢主峰の反射と考えられる。

(埼玉からは富士山下側に丹沢山塊が見える)

また音声が歪んでいるとのレポートだったので、丹沢側反射と関東平野のビル反射&地表散乱のマルチパスで受信されていると考えられる。

そしてこの局は北側の山影に入っていると考えた。

他の埼玉局からも富士山向けが一番強いと言われたが・・実は丹沢反射だろう。

同軸コリニアでは山岳?高台移動を行い、

『鋭い指向性を利用してグランドウェーブ・山岳反射・ビル反射・地表散乱をうまく活用し』

不感地域を無くすことも面白さのひとつと言える。これは八木・ループ系とは全く異なる世界だ。

そしてこのような不思議な場所を探す楽しみも提供してくれる。

本日の最大到達距離140km(銚子局)

実験に協力いただいた皆様、ありがとうございました。


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