Calkitのキャリブレーションから販売されているボイスメモリー IAT-CQM6を手に入れて製作した。
山岳移動用にタカチのYM-100を使って組み込んでみたが、ギリギリ実装できた感じだった。
シルク印刷もなかったので、実装図と見比べながら部品を半田付けしていった。
間違えた実装は、なかった。しかし、落とし穴が二つあった。
- 各社のコネクタのピン配列だ。ひょっとすると?
- そしてレベル調整
ケースに組み込まずにスイッチを配線し動作を確認したが、ロジックはきっちり動いているようだった。
マイク出力側コネクタは、アドニスのマイクケーブルを流用するつもりで、アドニスと同じ配線にした。
「PTTきかない」
リグに繋いで、いよいよPTTを押してみたが、リグが送信状態にすらならない。
しかし、ボイスメモリーの送信ランプは点灯する。
接続は、下記だ。
マイク kenwood MC-453
↓A(マイクケーブル)
8pinコネクタ(in)B
ボイスメモリー内部配線
8pinコネクタ(out)C
↓D(マイクケーブル)
FT-817(in)
DをFT-817に繋いでみる。ん?これでもPTTが効かない。FT-817用としてアドニスケーブルを買ったのに。
思い切って、Dを真ん中からカットして一本ずつ繋いでみることにした。
Mic,Mic-gnd,PTT,PTT-gndの4本だけを繋いだら送信するようになった。
簡単に書いているが、ピン配置図の見方を間違えて逆接続でテストしてしまったが。
「音が汚い」
しかし、ボイスメモリーからの送信音はザアザアと強風の中で声を出している音だ。
どうして?PTTを押しハンドマイクから送信すると普通にクリアな音が聞こえた?
録音ICがおかしいのか??
仕方なくリグのマイクゲインを30から絞っていくと、5,6くらいでクリアな音に変わった。
ボイスメモリーの出力が過大なんだな。一方、ボイスメモリーのハンドマイクゲインは上げて両方の音声出力ゲインが揃ったようだ。
そういう事だったか。
「動作を始めたボイスメモリー。赤は、電源ランプ。緑は、送信ランプ」
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