今年は無線機キットの製作に時間を割いていて・・無線運用は島移動以外さっぱりだ。
しかし、計画している無線機の全てが完成すれば運用ばかりになる?
最近のキットはMPUを組み込んではいるがハンダ付けさえキッチリ出来ればオシロスコープなんて殆ど必要ない!と思っていた。
しかし全て上手く事が運ぶわけではなく場合によってはクロックやデータラインを確認する必要が出てきた。
(改造したり、接続を間違えたりしなければ、ほぼその必要がないが)
これまでは簡易的な1chの携帯オシロしかなかった。これでも十分に不具合を発見できたが・・最低でも2chないと信号タイミング等の確認が出来ないことに気づいた。
で考えた。データやタイミングを確認するならばロジアナかと。超低価格であれば
『HiLetgo 24MHz 8チャンネル USBロジックアナライザ』
なるものが750円でアマゾンで手に入る。自分でファームの入れ替え等も必要だが自作無線機に使われているクロックスピード、データを考えると十分であろう。
また、ストロベリーリナックスにはZEROPLUS社のLAP-C(16032)が14,000円で出ていて、悩みに悩んでショッピングカートへ入れてしまったほどだ。
しかしロジアナだけでは基本的なアナログ波形が確認できないし・・・
今回は原点に立ち返りオシロスコープを購入することにした。ロジアナはいずれ近いうちに750円ならば遊んでみるのも良いかと思っている。
今回購入したのは、OWONのデジタルストレージオシロSDS-1022だ。さずがにローエンドの機種だけあって外箱もカラー印刷のない普通の段ボール?だった。
機種名も書かれておらず・・・OWON JAPANのページにもラインナップされていない?
仕様は、
・帯域幅:20MHz
・サンプルレート:100MS/s
・垂平軸:5nS/DIV-100S/DIV
・垂直解像度:8bit
・チャンネル数:2
・ディスプレイ:7インチカラーLCD 800x480
・入力電圧:最大400V(PK-PK)
・記憶長:10k
・自動計測機能、FFT機能付き
・301x152c70mm 1.1Kg
ということでJUMA TRX2の周波数切り替え時にLPFが切り替わらない不具合の確認を行った。
データとシフトレジスタへのラッチ信号をSDS-1022で確認してみた。
周波数切り替えボタンを押すと写真の水色のバンドデータがちゃんと変化している。
それが終了するとラッチ信号を送ってレジスタがバンドを切り替える。(はず)
74HC595までのクロック及びデータ・ラッチシグナルは正常に届いているようで、LPFが切り替わらないのは595周辺の接続または595自体の不具合と考えた。
(一旦動作していたのに、どうして??)
あまり役に立たない使用感:〇良かった、×今一つ
〇重さが1.1kなので軽いけど安定感がない。
〇ツマミで直感的に操作出来るのは良い。
→USBオシロでは何をするにもプルダウンメニューで少し手間がかかる。
〇25,000円前後で購入できるので自作マニアには最適な機種か?
×プローブがSMDでは使えないので新たに購入する予定。
とまあ、仕事でも趣味でも初めてこんなオシロを扱ったので・・参考にならない感想でした。
もう少し使い込んでまたレビューをする。
もちろんプローブもね
しかもオシロ機能付き
取説ないのであんまいじってませんけどね。
使ってみますか?
このオシロ自分の持ってるSDS5032Eよりも軽いのがいいなぁ~
あと、矩形波の電源でも普通に動くので移動先でちょっと使うときとか結構便利だったりします。
ロジアナもありましたか?
ならばクロック⇔ラッチ、クロック⇔データなんて交互に計らなくてもyぴですね。
でICクリップが0.5mmのSOPで使えると完璧です。
実はTSOPに使えるICクリップは秋月で2600円/個してました!!
今度スペアナが終わったらロジアナ使わせてください!
オシロは軽いですが・・本当に簡単に倒れそうです。