昨日、仕事を終えてラボに籠ってノンラジアルコーリニアの試作を繰り返してみた。
この実験は、『アンテナ研究会』のメンバーからの
「ノンラジアルコーリニアは製作例が少なく、面白いんじゃないか!」との一言で始まった。
上手くいけばハムフェアでマニュアルを配布しようかなと思っている。
ノンラジアルコーリニアの再現性が確認できると・・
①ラジアルがない分、調整部分はスタブのみとなり製作が簡単になる。
(ラジアル式のコーリニアは、ラジアルの位置がバンド毎にマチマチな面があって・・製作がかなり困難)
②ラジアル式よりも広帯域化が可能
が特徴となる。
さて、昨日のコーリニアを少し改造したのが今回のノンラジアルコーリニアだ。
フジクラの3.5D2Vの同軸を使った。カットサイズを試作基準の240mmにして製作した。(昨日のアンテナは、238mm)
昨日の6段コーリニアの上2段は、他のエレメントよりも5mm短くしてあった。
それを2mm程度まで近づけた。結果、下記のような特性となった。
SWR2.0以下の帯域幅は、28MHzを越えている。SWR1.5以下でも10MHz以上ある。
一体、この特性は何が影響して実現出来ているのか?
2段を短くしたせいか?エレメントの並びに依存するのか?6段でエレメントは3種類の長さがあるので、
色々組み合わせてみるか?今回は◎△◎◎△△の組み合わせだ。どうも◎△◎◎が広帯域に貢献してる
ように思えるが・・更に実験予定!!(◎240mm,△238mm)
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