ありがとうって伝えたくって

「同軸コリニアアンテナ研究会」でgoogle検索するとHPをご覧いただけます。研究成果がまとめてあります。

大崎にて 12月25日

2014年12月27日 08時28分00秒 | 仲間

12月25日に第二回目の「コーリニアアンテナ研究会」を開催した。といっても、参加者は2名!

ん?単に二人で会っただけ!?しかし、内容は非常に濃いものとなった。

私が待ち合わせ場所を間違え45分遅刻したのにも関わらず、彼は待っていてくれた。それで、気を取り直して研究会の開始19:20~だ。

議題は、

1.コーリニア製作の測定器 2.セミリジッドのコーリニアの製作と性能

しかし、本日の研究会は、最初から荒れ模様。

[加工について]

私「VK5JSTの加工、カットーソーやドリルでは、使いにくかった!」

すると若い無線家は、

「いーーですか、アルミやプラスチックをカット、穴あけするときは、彫刻刀ですよ!!!」

「肩を使って、ガシガシと削るんですよ。こーですよ、こー。分かりましたか?」

私「はぁ?どうして彫刻刀???????」

「この指の傷は、小さい頃カッターナイフでカットしたんです。たどり着いたのは、彫刻刀」

「それから、液晶の固定は、ピンヘッダーにプラネジですよ!!同軸もパイプカッターですよね?」

私「そうそう」

[コーリニア]

若い無線家「それにしても、同軸コーリニアの整合部はいろいろありますが、どうしたら良いんでしょうね?」

「本当、みんなに質問されるけど、難しく考える必要はない。単なるダイポールアンテナのスタックだよ。」

「基本は1/2λxN段のエレメントで良いけど、UHFは垂直偏波だから中央給電をやりにくい。だから末端で給電する。そうなると1/2λの端は、ハイインピーダンス。なので1/4λの同軸を一旦入れてローインピーダンスに落としてマッチングだろう。」

「でスタブの調整が、同軸コーリニアのキモだ。UHFでこれを調整するには、スペアナいるなぁ。となるとGigaSTだね?」

若い無線家「私は、そこまでは・・・」

「そりゃまずいだろ!コーリニア出来ましたSWR1なので問題ありません!というわけには、いかないぞ。」

[セミリジッドコーリニア]

「セミリジッドを山岳移動で使うには、分割部分は、同軸で作るしかなさそうですね?」

「セミリジッドをニッパーでカットするときは、カチッと切れて気持ち良いね。」

「あとは、パイプカッターですよ。」

「今、430用を作ってますから、出来たら使ってみましょう!」

「それなら、少し高い場所から運用するか?たまには、430に出てみたら?」

「出てないわけではないですよ」

アクティブアンテナの話やら・・・コレ以上議事録を書ききれないのでここまで。来年は、ハムフェアでコーリニアアンテナのブースを出すか?

コーヒー一杯だけで3時間近く22時すぎまで、イートコーナーを占拠したが、閑散としていたのでかえって好都合だったか。

次の研究会は、いつ開催しようか?

[当日、彼から頂いた機材?]

アナライザー用のコイル、シリアルケーブル、BNCコネクター(コネクターからの足は、クリップで作られていた)


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