同軸コリニアアンテナの実力を調べようと、某社製のGPを持ちだした。
比較は430MHz帯の下記の3タイプだ。
①市販アンテナは5/8λ 3段
②同軸コリニア10段
③同軸コリニア26段
各アンテナの電波をアンリツのハンディスペアナで絶対値を読むことにした。入力は狛江市から入感する安定して電波。
当日は風が強く、同軸コリニアのグラスポールはフラフラで比較実験には向かないが・・
最初に測ったのは
②10段コリニア。内部の耐入力に合わせて自動的にアッテネータがかかる。
読みは-94~-92dBm
①の市販アンテナの読みは-97~-95dBm
明らかに10段コリニアの方が利得が高い!
いよいよ、出来立てのホヤホヤアンテナ、
③26段同軸コリニアの計測だ。-91dBm~-88dBmだった。
ほぼ理論値通りの利得が出ているのが一応確認できた。
同軸10段(2.7m程度)は、市販の5mクラス、同軸26段(6.5m程度)は市販7mクラス以上の
性能が出ているかも!?
次は近い局、遠い局も含めて再度スペアナで計測しきっちり確認する予定だ。
スペアナで測定、素晴らしいですね。
昔の話ですが自作アンテナで運用すると決まってホームのスペアナで電界強度を測定してくれるJA1DEKのOMさんがレポートをくれたが、最近は出てこれらない。残念です。スペアナが欲しいがドイツ製の機械は500万円程するらしい。夢の世界です。
アンテナ仲間がスペアナを安く仕入れ持参していたので計測となりました。
最近は安いスペアナも出ていますので検討中です。アンテナの計測にはVNAとスペアナは必需品と改めて感じました。
新たな機材を手にいれたら場所も離れていますので計測しますよーー
楽しみにして下さい。