先日の横浜都筑区移動でビルの谷間公園で同軸コリニアの不思議な指向性をまたまた体験した。
更にJF1MHN局50段コリニアの威力を見せ付けられて、平地運用を目的とする超?多段コリニアに挑戦することにした。
とはいえ、50段では風の影響を受け易く設営も難しいかなと・・20段クラスにしようと作業を開始した。
既に半田付けの一部は完成している。しかし?こんな制作方法だったかって?
新型アンテナでは少しだけ手間がかかるので正しい方法だ。
実は部品が届いてないので作業はここで中断している。部品の到着予定は3月2日。
週末までには完成させる予定だ。週末天気に恵まれることを望む。
●同軸コリニアアンテナ
同軸コリニアアンテナをMMANAで解析したい。モデルはどう記述するのか?と質問を受けた。
回答は「同軸コリニアの解析は出来ない」だ。
正確に解析を行うならば、電磁解析シミュレータが必要となる。とはいえ同軸の物理特性やメッシュ切り等を行わねばならず個人レベルでは難しいかもしれない。
いや一番のネックは解析ツールの価格だろうな。
しかし、考え方を変えれば簡単だ。
- ワイヤーでコリニアアンテナを定義する
- 1/2λの1段バーチカルアンテナをMMANAのスタック機能を使う
他にも方法が考えられる。
では、8段のコリニアで1.のMMANAモデルを作成すると次のようになる。
解析の結果は、下図の通りだ。
次に2.の理想状態のコリニアではどうか?
1.(市販)と2.(同軸コリニア??)の結果を読み解いてみると・・・
この解析結果は、市販アンテナ(信号が強い)と同軸コリニア(全般的に信号が弱い)の聞こえ方の違いが説明できる。
ピタリと合わせれば、間違いなく同軸コリニアの方が強い?
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