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関東UHFコンテストへ参加 2020年2月11日

2020年02月15日 09時41分22秒 | コンテスト

今回は数年ぶりにホームグラウンドの丹沢山系へ戻って関東UHFへ参加した。

当時とは設備も異なり色々な意味での比較が出来て有意義なものとなった。

【今回の投入機材】

出力】

今回は従来と一番異なったのは送信パワー(30W-50Wを使用)だが通常使用しているQRPと有意な差はなかった。

無駄に出力を上げる必要はなさそうだ。(マルチが多くなったのは今年の傾向か)

11時から13時に時間当たりの交信局数が減ったのだけどCW設備を持ってなかったので局数が稼げなかった

(Phone局数の10-15%程度を稼げる)

【バッテリー】

上記パワーで6時間のフル参加で手元のリチウム電池が8.3Vから7.8Vとなった。半分も使ってない。

30W送信でも12時間持つ計算になる。このバッテリーは必要ない(重さ4Kg)

これに変わるバッテリーもない?

DCDC電源

前回鎌倉で試したらコイルが焼損した!!DCDC電源の性能調査も行った。

そこで終盤は14:00~15:00に50W送信に切り替えた。入力は7.8Vで25A 出力は12.1V 10A?の連続運転テストだ。

気温も低いせいかDCDCは無事に完走した。

【アンテナ】

アンテナは同軸コリニア8段(若干ダウンチルト)を使用した。(3エレ?切れすぎるので未使用)

これでも弱い信号はアンテナの角度を地上側へ倒すと信号が上がる事が多い。やはりダウンチルトアンテナをメインアンテナとすべきだった。

【アンテナを相当地上側へ傾けてある→弱い信号はアンテナ角度を調整すると浮き上がる】

【ロケ】

丹沢前衛の尾根筋。今年は暖冬なのでこの場所を使えた。普通の年ならば机も雪に埋もれている。

昨年本コンテスト優勝の7N4AJE局の150m頭の上。木が無ければ完全に見えている。

この尾根筋にはJL1BWG局も陣取っており今回も1Wで300局超えだそうで・・・

この辺り本当に無駄な出力は必要なさそうだ

この尾根の南側が神奈川全域及び関東を見下ろせて死角が無くコンテストでは最高の場所だ。

但し4-10月はヒルの巣窟となっていて使えない!

【goods】

ハクキンカイロ

朝9時は氷点下2-3°の尾根筋で必須のものはカイロだ。ベンジンで発熱するこれは氷点下でも火傷しそうな温度。

専用の袋に入れて服のポケットに入れておくと服の中が暖かい!冬の山岳移動局専用。

【結果】

写真のように旧式の設備、8段同軸コリニア、Phoneのみでこの得点は申し訳ない感がする。

マルチの430MHzバンドだけで401局x173(430MHzバンドの優勝局をも超える?)を記録する局もある中では・・大した得点ではないか?

この地域ではQRPだろうがハイパワーだろうがこの付近の得点なので次回からは出力は落として参加する。

また更なる上位を目指してCWにも復活か?次回へ向けた課題も見えてきた。

【トラブル】

●QSO数が200局に近づいた時、入力レスポンスが異常に遅くなった。メモを取りながら入力したが2局/分ではメモ情報を入力できず。

12:30分頃から手書きに変えた。この時点で呼び回り作戦が破たんした。いつもこのタブレットPCでトラブルなかった。最後の110局は手書き!!

もっとCPUパワーのないPCで全市全郡を戦ったのにどうして?

●そんな中12:30以降のログ一部が消失したと思ったが手書きログの時間が12:30と書くべきところ13:30から始まっていた。手書きログに14:00が2回出てきてやっと気づいた。


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