出来上がったばかりの430MHzの『16段同軸コリニアアンテナ』と『7.6V→12.5Vの出力10AのDCDC』を試すために日高市へ移動運用を実施した。
場所は白銀平(しらがねだいら)展望台(195m)だ。東方向には筑波山、西には大山、富士山を望めアンテナテストの好適地だった。
[移動地のロケ、スカイツリーも見えているし新宿横浜、筑波山から大山まで一望出来る]
最初は144MHzSSB25Wで『DCDC』のテストを行う。SSBならば断続的な電力消費なのでDCDCに負荷をかけないだろうと考えた。
[AIS用同軸コリニアで144MHzを運用中]
アンテナは8段同軸コリニアだ。しかしこのアンテナ144MHz用に製作したものではない!
実はAIS受信及び国際VHF用に最適化し製作したものだ。これで送信出来るかな?と恐る恐るFT857のPTTボタンを押すと・・
リグのメーター読みはSWRはほぼ1程度だ??本当かなとPOWERメータに切り替えてみると所定の出力を示している?
バンド内を聞くとちゃんと聞こえている。で練馬局がS9で聞こえ思わずコールするとS9が返ってきた。AISアンテナでもそこそこ飛んでいっているようだ。
相手局の出力は10WでGP,こちらは25Wだった。
次は430MHz16段同軸コリニア、いよいよFMでDCDCの実験だ。出力20W。
リグの12.5V表示は送信してもほぼ変化がない。またDCDCは発熱が全く感じられない。
新規導入のリチウムイオンバッテリー(0.5kW)も電圧の低下を感じさせなかった。
16時過ぎまで約30局の方に交信頂き、GPや八木に切り替えて頂きながら運用を行った。
使用リグ:FT857DM
アンテナ:AIS用8段同軸コリニア、430MHz用16段同軸コリニア
電源:0.5kWリチウムバッテリー(65Ah,7.6V)
所感:流石に多くの埼玉、群馬局と交信が出来た。本日の最大距離は小田原局75kmだった。(丹沢山系越え)
実験に協力頂いた7K1CRZさん、ありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます