久しぶりにHヘンテナの調整を実施した。実は、MMANAを使って設計したのだが残念ながら設計値通りでは思った周波数に共振しなかった。
設計したHヘンテナは、RefからD1の間隔が2.1m、RefとRad間は0.63mだ。
(Refは3m、Radは2.8m、D1は2.7m、7mm-8mm(1m)-7mmパイプの接続)
このアンテナの設計値、パターン及び利得は下図の通りで最大利得は50.4MHz付近で9.3dBiだ。
コンパクトサイズで高利得な設計だ。測定器があって目的周波数がはっきりしているから専用設計出来るのが自作の強み。
という事で放置していたアンテナの再調整を行った。目的は週末に近づいた全市全郡へ向けてだ。
まず、HヘンテナにUバランを取り付けて動作を確認してみた。
すると下記の図の通り62MHz付近で共振していた。
そこでコーリニアアンテナや430MHzのHヘンテナで使ってきたオープンスタブを使って同様に調整することにした。
6mのアンテナなのでスタブ長が長くなるのでは?と思ったが、25cmから始めて15cm程で調整が完了した。
利得を最大限にしたチューニングした割りにはSWR2以下の帯域幅も2.5MHzあるようだ。VU帯でショートスタブを使用したが調整はカットするだけで簡単で思ったよりも短い(2mでは5cm程度、430MHzでは1cm程度だった)、その上帯域幅もかなり広くなる。
これで全市全郡へ向けてマッシグラ!!と思ったが・・
土曜日の午後から雨では、山岳移動が出来ないなあ!
ま、アンテナ調整が完了したので良しとしよう。
MMANA使用方法のご説明、ありがとうございます。
実はHヘンテナの固有インピーダンスは、200Ω前後になります。
また、リアクタンス分を無くしインピーダンス整合を取るために同軸スタブを使いました。
同軸スタブは魔法の整合器に思えます。
そうなんです。地上が晴れていても山は・・
今回の山岳移動は中止にしました。
難波さんには、いろいろ機材を用意してもらったのですがねぇ。
でも、どこかで声を出す予定です。
夜9時くらいから出ますか? 430? 50MHZ?
雨の止む明日の午後から夜にかけて出る予定です。6mを予定しています。
雨の時間帯は、HFを予定しています。
明日雨が止めばどこかに出ます。
GL TEST
本当に10日10日の開催でなくなってから毎回のように雨です。
最近コンテスト参加は山岳移動が中心ですので、天候に左右されます。
明日は雨が止むようなので後半の数時間だけ6mで参加します!
私は設置場所で運用予定です。しかし運用スタイルはほとんどFDです。違うのは商用電源が使える位です。アンテナを設置し、各種機材を外に持ち出し、庭のテーブルでの運用です。雨だと機材にビニールかけて待機です。大雨なら機材を撤収。ほとんど移動運用の状態ですが設置場所なのでHF は200Wまで出せるのがみそです。
私は6mなら出られるので、明日は随時、聞いてみます。SSBですか、CWですか?